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このブログは【ただの映画好き】が
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聞いて‼️聞いて‼️
今日の鑑賞作品はこちら🍿
🎬 秒速5センチメートル
あらすじ
小学校の卒業と同時に
離ればなれになった
遠野貴樹と篠原明里。
二人だけの間に存在していた
特別な想いをよそに、
時だけが過ぎていった。
そんなある日、大雪の降るなか、
ついに貴樹は明里に
会いに行く・・・・・・。
貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、
その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、
そして彼らの魂の彷徨を
切り取った表題作「秒速5センチメートル」。
叙情的なビジュアルで綴られる
三本の連作短編アニメーション作品。
(Filmarksより)
予告
キャスト
主題歌 山崎まさよし / One more time,One more chance
はじめに 「松村北斗さんで実写化決定✨」
去年、新海ファンにとって
びっくりにするニュース📣がありました!
それがこちら!
【決定】新海誠監督の実写映画「秒速5センチメートル」主演はSixTONES松村北斗https://t.co/ZYU0f6ccq4
松村は22年公開の作品「すずめの戸締まり」で声優に抜てき。新海監督は「最も信頼する俳優」としており「松村くんに主演を務めてもらえることにも、人生の不思議さを感じます」と語った。 pic.twitter.com/JSgLbXSnqN
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 22, 2024
でも、自分的には
『夜明けのすべて』の演技を観て、
声や表情の使い分け?豊かさが多様で
彼が演じる自然体で繊細な「遠野貴樹」を
観てみたくなりました!

そこで、、、
今日は何年かぶりに
アニメ版「秒速5センチメートル」
を見返してみました。
秒速5センチメートルとは?🌸
「秒速5センチメートル」は、
新海誠監督による
2007年のアニメーション映画で、
3つの短編からなる
オムニバス形式の作品です。
🌸桜の花びらが落ちる速度である
「秒速5センチメートル」を
メタファーとして、
遠野貴樹という人物を軸に
「時間」と「距離」、そして
「人間関係の儚さや美しさ」
を描いています。
🍃新海誠監督の魅力✨
一流のアニメーション監督に
のぼりつめた、新海誠監督。
彼の圧倒的な感性で描かれた
緻密な美的センスが光ってます。
特に第一章の桜の花びらが
舞い落ちるシーンや、
水たまりにできる水紋。
電車に反射する太陽の光。
この辺は….「言の葉の庭」

二章での打ちあがるロケットは
「君の名は」の彗星。
サーフィンの波の描写
幻想的に輝く星空は
「すずめの戸締り」など….。

実在するありふれた日常の景色をもとに
監督が描く幻想的な光の使い方と
色彩のコントラストが絶妙で、
視覚的な体験だけで感情を揺さぶられる感覚があります。

これほどまでに映像美が
物語の一部として機能している
作品は公開の2007年頃には
珍しく、映像だけで
語る力が強いと感じます。
とにかく現実を超えた
詩的な世界に引き込まれます。

感想
①「桜花抄」に思うこと
②「コスモナウト」に思うこと
③「秒速5センチメートル」に思うこと
第一章「桜花抄」に思うこと
第一章は、貴樹が
東京から鹿児島へ
引っ越しすることが決まり、
先に、栃木へ
転校してしまった
幼馴染の篠原明里と
栃木で再会することを
目指して雪の中
旅する姿が描かれます。
【新宿→大宮→小山→岩舟】
自分が栃木県出身だから、
初めて高校生の時鑑賞し、
見覚えがある景色の連続に
驚いたこと思い出した💦
駅のつくり、ほんとそのまま…


ほぼほぼ自分が東京へ行くルート。(笑)
たしかに、自分も初めて
東京へ行くの不安だったな。
大人になれば、
そこまで遠くはないんだけどね…

はじめて知らない土地へ行く不安…
子どもの頃の純粋な想いや、
特別な人に抱く感情…
携帯やLINE等通信手段がない中での
距離と時間が引き起こす
焦りと切なさ
が溶けてなくなる雪とともに
見事に描かれています。

たった1日の出来事だけど、
明日からはまた離れ離れ…

2人にとって3月8日は
忘れられない大切な日
になっただろうな…
やりとりするシーンや
駅でのお弁当を食べるシーンは
自分の初恋のエピソードに
通ずるとこあって…
懐かしい気持ちになった。。

第二章「コスモナウト」に思うこと
第二章では、貴樹に恋心を抱く
クラスメイト・澄田花苗(すみだかなえ)の視点で鹿児島が舞台となります。
花苗の貴樹への片思い
彼女の健気さや諦めきれない
複雑な気持ちが痛々しくも
愛おしく映ります。
ここでは貴樹が
明里への想いを
まだ引きずっていることが
明らかになり、
彼の心が過去に
縛られている様子が
ほんと切ない。
˚‧º·(˚>ᯅ<)‧º·˚エーン

他にも、
鹿児島ってバイクで通学するの??
って素朴に思ったり
(;´・ω・)ウーン・・・
待ち伏せしてみたり、
一緒に歩いて帰る幸福感とか
高校時代の進路の悩みや
恋愛エピソードに共感!


ちなみに物語に
・「ヨーグルッペ」(90円)
・「デーリィコーヒー」という
飲み物が登場していました!!
高校時代って、部活帰り自分も
毎日決まって同じ飲み物飲んでたなー。笑
これ美味しいのかな?
すごく気になる。
また作中には、
社内のラジオやコンビニの店内BGMで
・みずさわゆうきさんの「あなたのための世界」
・LINDBERG「君のいちばんに・・・」
が登場します。
「飲み物」や「音楽」…
いくつ歳を重ねても
当時の記憶を呼び起こす
重要なアイテムを担ってます。
ちなみに、中学時代
自分と交換日記をしていた
女の子はこの歌が好きでした。
エモいですねー。照
第三章「秒速5センチメートル」に思うこと
第三章は、あれから時が経ち
大人になった貴樹と明里の
現在を描きます。
ここでは二人が
それぞれの人生を歩み、
すれ違いの果てに
別々の道を進んでいる
様子が描かれます。
特にラストシーンで、
踏切を挟んで
偶然すれ違う二人が、
お互いを見つめるも
そのまま通り過ぎてしまう場面は、
この映画のテーマを象徴する瞬間です。
BGMとして流れる
山崎まさよしさんの
「One more time, One more chance」
が、あちこちに
彼女の面影を探す
彼の心情と重なり…
映像がまた神✨がかっていいます。
私たちは1000回メールのやりとりをして
たぶん心は1センチぐらいしか近づけませんでした。
この先もずっと繋がっていたかったのに
どうすることもできなかった後悔…
辛すぎる….
il||li 〇η ガクッil||li
メール、情景、ニオイ、天気…
彼の打ちのめされた表情も重なり
「懐かしさ」と「切なさ」
「喪失感」「脱力感」「虚無感」
を一層引き立て、涙腺を刺激します。
๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐
人生の中で大切な人との
縁が時間や環境によって
薄れていく現実を
突きつけられて
辛かった
๛(-△-;)ハァー
さいごに
ハッピーエンドではないこの映画
。 新海誠監督は、現実の厳しさや
どうしようもない距離感を
そのまま描き、
観る者に解釈を委ねています。
・貴樹と明里が結ばれなかったこと
・花苗の想いが届かなかったこと
は悲しいけれど、
それでも生きていかなくちゃと
納得させられる部分がありました。
完璧な結末を求めるのではなく、
未完成な感情や記憶を抱えて
生きていく姿に共感です!!
(* ˘꒳˘)⁾⁾ウンウン

視覚的な美しさと

間違いなしです。

新海誠の感性がつまった
この映画をぜひ
実写版が公開する前に
ご堪能下さい!!

PS.アニメは63分。
これが実写映画では
2時間になるとのこと!
貴樹と明里。
どんな言葉と情景で
淡くほろ苦い
恋愛模様が
魅力あるキャスト陣で
どう描かれるのか…
栃木でも撮影されるのかな??
とにかく楽しみです!
₍₍(∩´ ᵕ `∩)⁾⁾ゎ‹ゎ‹
おわり

おわり
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