【5月】1日1本、心の栄養。映画で人生をカラフルに｜365日の映画カレンダー

地味で冴えない男が、自分を変えるために旅に出る。アイスランドやヒマラヤなど壮大なロケーションが心を揺さぶる。「勇気を出せば世界が変わる」と思える大人の冒険譚。

北海道・洞爺湖のカフェで静かに交わる人々の物語。パンと四季が人の心を癒していく。映像もセリフもあたたかく、日常に疲れた時に観たい心の栄養映画。

死を美しく見送る仕事に出会った男の再生の物語。忌避されがちな「死」を丁寧に描き、日本的な静けさと感動に包まれる。納棺という儀式が、心を揺さぶる。

マルチバース×家族愛×カンフー！情報過多な現代を象徴するような圧巻の映像と奇想天外な展開の中に、「今を生きる」ことの尊さが詰まった新感覚映画。

古代ローマ人が現代日本のお風呂文化に感動する、まさかの風呂コメディ。細かい文化ギャグと阿部寛の全力演技がクセになる。何も考えず笑いたい日にぴったり。

黒人ピアニストと粗野な白人運転手。立場の違う二人がアメリカ南部を旅しながら友情を育む。ユーモアと温かさに満ちた実話ベースの感動ロードムービー。

同じ一日を延々と繰り返す男が、運命の恋を見つけるタイムループ・ロマンス。ウィットに富んだ脚本とビル・マーレイの魅力で、観るたびに味わい深くなる。

シニアインターンとして再出発した男が、若き女性社長に影響を与える。世代や性別を超えた優しさとリスペクトに満ちた関係性が心に残る、爽やかハートフル映画。

リングで再起をかけるボクサーの姿を描く。荒れた人生から立ち直ろうとする父の愛と覚悟が、観る者の胸に刺さる。ジェイク・ギレンホールの鬼気迫る演技が光る。

お茶を通して日常の豊かさを見つめ直す静かな名作。四季の変化とともに成長していく姿が沁みる。樹木希林さんの含蓄ある言葉が心に残る、日本ならではの映画。

知的障がいを抱える父が娘を守ろうとする感動の法廷ドラマ。親子の絆とは何か、愛とは何かを深く問いかけてくる。ビートルズの音楽も印象的。

子どもを失った夫婦の喪失と再生を描いた静かなドラマ。深い悲しみの中でも光を見つけようとする姿が胸を打つ。心の機微を丁寧に映し出す演出が見事。

昭和初期の田舎を舞台に、自然と共に育った少年の成長を描く。森や動物との触れ合いが美しく、郷愁を誘う。いのちの循環と人との絆を感じさせてくれる邦画。

三人の勘違い俳優が本物のヒーローに!? シュールで軽快なギャグが詰まった西部劇コメディ。肩の力を抜いて笑える、レトロな愛すべきバカ映画。

炭鉱の町に希望をもたらしたフラダンスと少女たちの実話。踊りに賭けたエネルギーと逆境に負けない強さに胸が熱くなる。日本映画らしい真っ直ぐな感動作。

ある村にやってきた謎の女性が、料理で人々の心を解きほぐす。贅沢な晩餐がもたらす静かな奇跡に感動。料理映画の金字塔にして、人生の味わい深さを描く逸品。

“さかなクン”の半生を、のん主演でゆるやかに描いた実話ベースのファンタジー。好きなことを貫くことの尊さ、周囲の理解と愛が、温かく伝わってくる。

渡り鳥と一緒に旅をする少年と父。自然とのふれあいがリアルで壮大。実際に鳥と飛んで撮影された映像の美しさも見どころ。地球とつながっている実感をくれる。

顔に障がいを持つ少年が学校に通い始める日々を描く。いじめや偏見と向き合いながらも、人とのつながりを育む姿が感動的。全ての人にやさしさを教えてくれる一作。

圧倒的な映像美と音楽が、東京の風景をドラマチックに彩る。世界がどうなっても、君を選ぶ——そんな強くて儚い愛の物語が胸を打つ。

南極観測隊の食生活を描いた異色コメディ。厳しい環境でも、笑いと食事が心を満たしてくれる。堺雅人の飄々とした演技と、料理の美味しさに癒される。

天才少女を育てる叔父と、その成長に揺れる家族の物語。才能と幸せのバランス、親の愛情のあり方を繊細に描く。少女の愛らしさも魅力。

家族と自由を求めて、シベリアからインドまで歩いた脱走者たちの壮絶な旅。過酷な道のりと自然の脅威の中に、仲間との絆と人間の強さがにじむ。

ダメ刑事たちが潜入捜査でフライドチキン店を始めたら大繁盛!? テンポ良く笑わせて、ラストは意外と熱い。韓国コメディの勢いとセンスが光る傑作。

地球に生きる動物たちの一日を描いたドキュメンタリー。驚くほど美しい映像と、生命のたくましさが感動を呼ぶ。自然の神秘を存分に味わえる。

16歳で妊娠した少女が、自分の気持ちに向き合う姿をユーモアたっぷりに描く。斜に構えたセリフと音楽が絶妙で、思春期のリアルと愛おしさに触れられる映画。

余命わずかな青年が「大切なものを消す」選択を通して人生を見つめ直す。ファンタジックな設定の中に、家族や友情の大切さが詰まっている。静かに泣ける作品。

傷心の女性がイタリアで新しい人生を歩み始める。トスカーナの美しい風景と、人々との交流が心をほぐしてくれる。旅したくなるような癒し系映画。

天候を操る力を持つ少女と、東京に家出してきた少年の出会いが紡ぐ、美しくも切ない青春ファンタジー。圧倒的な映像美と音楽が、東京の風景をドラマチックに彩る。世界がどうなっても、君を選ぶ——そんな強くて儚い愛の物語が胸を打つ。雨の多い季節にこそ観たい、心に沁みる一作。

バレエとヒップホップ、二つの夢が交差する青春音楽映画。挫折と挑戦のリズムにのって、前向きなエネルギーが溢れる。音楽とダンスの爽快感も魅力。

韓国の思春期少女が抱える孤独や不安を繊細に描いた静かな傑作。社会のひずみに翻弄されながらも、揺れ動く心がリアルに迫ってくる。余韻の深い作品。