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最近、個人的に映画の中で”カセットテープ”が登場する映画を目にすることが増えました。
カセットテープって曲を聴くうえでテープを巻き戻したり大変な作業もあるけど、昭和世代にとっては特にその作業させどこか懐かしさや温かみが感じられ時代を象徴する懐かしいアイテムの1つになっています。
今回のブログ記事では、そんなカセットテープが鍵を握る映画を色んなジャンルから10本紹介します!
よかったら最後まで観てください☆
🔑世代によったら超エモい!?“カセットテープ”📼が登場する邦おすすめ映画〜10選~

私をスキーに連れてって(1987年)

【あらすじ】
26歳の矢野文男は商社勤めのサラリーマン。仕事はイマイチだが、スキーの腕前はバツグン。そんな彼がスキー場で出会ったOL、池上優に一目惚れ。しかしオクテの彼は、想いを打ち明けられない。折しも、会社で開発したスキーウェアの発表会が、バレンタイン・デイに万座で開かれることに。この日、文男は優のために志賀のスキーツアーに出かけていたが、社内の陰謀によりウェアが万座に届いていないことが判明。頼みの綱は、文男と仲間たちが身につけていた6着のウェアのみ。志賀から万座へ、文男たちはスキーで難所越えに挑む…。(Filmarksより)
【予告】
Filmarks評価 | 3.5 |
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作品データ | 1987年 98分 |
監督 | |
出演 |
映画『私をスキーに連れてって』(1987年)は、ホイチョイ・プロダクションズの軽快なコメディとスキーブームの熱気が魅力。原田知世と三上博史の爽やかな恋愛模様、80年代のトレンディな雰囲気、ユーミンの主題歌が最高!雪山でのドタバタと友情も楽しく、冬のワクワク感満載。
スキー好きやレトロな青春映画ファンにオススメ!
【📼ポイント】
カセットテープが登場するのは、主人公・矢野純平らがスキー場で仲間たちと過ごすシーン。
車中でカセットテープを再生し、ユーミンの曲が流れることで、80年代の雰囲気と青春のノスタルジーが強調される。
スワロウテイル(1996年)

【あらすじ】
むかしむかし、“円”が世界で一番強かった頃、いつかのゴールドラッシュのようなその街を、移民たちは“円都(イェンタウン)”と呼んだ。でも日本人はこの名前を忌み嫌い、逆に移民たちを“円盗(イェンタウン)”と呼んで蔑んだ。ここは円の都、イェンタウン。円で夢が叶う、夢の都。・・・・・・そしてこれは、円を掘りにイェンタウンにやって来た、イェンタウンたちの物語り。(Filmarksより)
【予告】
Filmarks評価 | 4.0 |
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作品データ | 1996年 149分 |
監督 | |
出演 |
『スワロウテイル』(1996)は岩井俊二監督の傑作。
架空都市「円都」の無国籍な世界観、色彩豊かな映像美、CHARAの歌声が魅力。
移民たちの夢と挫折を描く群像劇で、アゲハの成長物語が心を打つ。
音楽とストーリーが融合し、切なくも希望を感じる作品。
【📼ポイント】
作中で、音楽やカセットテープがキャラクターの感情表現や時代の空気を象徴。
特に、主人公グリコ(Chara)が歌う「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」は、カセットテープを通じて仲間たちに共有され、物語の情感を高める。
カセットテープは、90年代のノスタルジーと音楽文化を体現するアイテムとして登場。
リンダ リンダ リンダ(2005年)

【あらすじ】
ぼくのおじさん』の山下敦弘が監督を務め、ペ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇などが出演。本番間近で韓国人留学生を引き入れ、高校の文化祭でTHE BLUE HEARTSを演奏しようと奮闘するガールズバンドの青春劇。(Filmarksより)
【予告】
Filmarks評価 | 3.7 |
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作品データ | 2005年 114分 |
監督 | |
出演 |
『リンダ リンダ リンダ』は、女子高生バンドの青春を描く傑作!
韓国人留学生ソンのたどたどしい歌声と、ブルーハーツのカバーに胸熱。
山下敦弘監督のリアルな空気感と、ペ・ドゥナらの自然な演技が魅力。
文化祭前の3日間の葛藤と絆、ノスタルジックな高校生活が心に響く。
【📼ポイント】
バンドの練習シーンで、カセットテープやラジカセが登場。
ブルーハーツの楽曲をカセットで聴きながら練習する場面は、2000年代初頭のレトロな雰囲気を醸し出す。
カセットテープは、音楽を通じて仲間が繋がる象徴として機能。
世界の中心で、愛をさけぶ(2004年)

【あらすじ】
片山恭一原作の200万部突破の奇跡の純愛小説を、未来を紡ぐ新たな感動作として、行定勲監督が映画化。十数年前。高校時代。恋人の死。そして、今―初恋の女性を失った青年が抱えてきた「喪失感」。そんな彼を愛した婚約者。二人の愛は未来に踏み出すことができるのか・・・。(Filmarksより)
Filmarks評価 | 3.5 |
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作品データ | 2004年 138分 |
監督 | 行定勲 |
出演 | 大沢たかお/柴咲コウ/森山未來/長澤まさみ/他 |
『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)は、切ない純愛ストーリーが魅力の映画。
白血病に冒された恋人・亜紀と朔太郎の青春と別れを描く。
行定勲監督の繊細な演出、柴咲コウと大沢たかおの心揺さぶる演技が光る。
美しい映像と感動的な音楽が涙を誘い、愛の深さを考えさせられる。
純粋で儚い恋物語を求める人にオススメ。
【📼ポイント】
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』でカセットテープが登場するのは、朔太郎とアキが互いの気持ちを伝え合うシーン。
アキが入院中に朔太郎に渡したカセットテープには、彼女の想いや病状を語る声が録音されており、物語の感動的なクライマックスで重要な役割を果たす。
サヨナラまでの30分(2020年)

メジャーデビューを目前に解散したバンド「ECHOLL」。
1年後のある日、突然見知らぬ大学生・颯太が現れ、メンバーのヤマケン、重田、森そしてカナに再結成を迫る。
――実は颯太の中身は、1年前に死んだボーカルのアキだった!
偶然拾ったアキのカセットテープを颯太が再生する30分だけ、2人は入れ替わり、1つの体を共有していく。
人づきあいが苦手な颯太と、「俺にこじ開けられない扉はない」が口癖のポジティブなアキ。
ひとりで音楽を作っていた颯太も、次第にアキや仲間と音楽を奏でる楽しさを知り打ち解けていくが、「ECHOLL」を去ったアキの恋人・カナだけは戻ってこない。
カナに再び音楽を始めてもらうため、最高の1曲を作り上げようとする2人。
一方カセットテープに異変がおき、アキと颯太の入れ替われる時間は短くなっていくー。(Filmarksより)
【予告】
Filmarks評価 | 3.8 |
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作品データ | 2020年 114分 |
監督 | 萩原健太郎 |
出演 | 新田真剣佑/北村匠海/葉山奨之/清原翔/久保田紗友/上杉柊平/牧瀬里穂/他 |
『サヨナラまでの30分』は、音楽と青春が織りなす感動の物語。死者の魂が30分間だけ他人の体を借りて生きる設定が斬新で、切なさと希望を描く。
北村匠海と新田真剣佑の熱演、バンド「ECHOLL」の音楽が心を掴む。
友情、恋愛、夢の大切さを描き、涙腺を刺激。
短い時間で深い感情を味わえる、音楽好き必見の感動作!
【📼ポイント】
映画『サヨナラまでの30分』でカセットテープは、颯太がアキの遺したテープを拾い、再生する30分間だけアキと入れ替わるキーアイテムとして登場。
物語の中心で、バンド再結成やカナとの関係修復を促し、テープの異変で入れ替わり時間が短くなる展開も。
青春と音楽を繋ぐ象徴。
弥生、三月-君を愛した30年-(2020年)

【あらすじ】
高校時代に親友(杉咲花)を病気で亡くした弥生(波瑠)と太郎(成田凌)。
その後、お互いの想いを秘めたまま別々の人生を歩んで行く弥生と太郎。
子供の頃に描いた夢に挑み、結婚相手を見付け子供が産まれ…。
しかし人生は順風満帆では無く、離婚を経験し、災害に巻き込まれ、配偶者を無くし、子供の頃に抱いていた夢は断たれてしまう。
そんな人生の起伏にいつも傍に居てくれて手を差し伸べてくれたのは“あなた”だった。
激動の30年。 「3月の31日間」だけを切り取った誰も観たことのないラブストーリー。 物語のラスト(3月31日)、人生の意味に涙する-。(Filmarksより)
【予告】
Filmarks評価 | 3.2 |
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作品データ | 2020年 109分 |
監督 | 遊川和彦 |
出演 | 波瑠/成田凌/杉咲花/岡田健史/他 |
『弥生、三月-君を愛した30年-』は、波瑠と成田凌の熱演が光る感動のラブストーリー。
30年間の3月だけを描く斬新な構成で、昭和から令和の時代を背景に運命に翻弄される男女の純愛を繊細に描く。
杉咲花の存在感ある演技と遊川和彦の脚本が心を打ち、切ないすれ違いと再会が涙を誘う。
美しい桜の映像と時代を超える愛のメッセージが余韻を残す名作。
【📼ポイント】
映画『弥生、三月-君を愛した30年-』でカセットテープが登場するのは、2020年3月のクライマックス。
サクラの父から渡されたテープを太郎が弥生に手渡し、彼女が聞くシーン。
サクラが残した2人への結婚祝いメッセージが収録されており、30年の想いを繋ぐ重要な場面。
グッド・ストライプス(2015年)

【あらすじ】
交際4年を経て倦怠期に陥り、別れを考えているカップル、真生と緑。 その矢先、緑の妊娠が発覚。 結婚することにした彼らだったが、生まれも育ちも違うために障害は多い。 それでも結婚の準備を進めるうちに、ふたりは互いの知らなかったルーツをたどることに……。 解説 独自の世界観で人気を博すモデル、菊池亜希子主演によるラブストーリー。(映画ナタリーより)
【予告】
Filmarks評価 | 3.7 |
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作品データ | 2015年 119分 |
監督 | 岨手由貴子 |
出演 |
『グッド・ストライプス』は、マンネリカップルのリアルな恋愛と成長を描く感動のラブストーリー。
菊池亜希子と中島歩の自然体な演技が魅力で、妊娠を機に変わる二人の絆に心打たれる。
日常の細やかな描写とユーモアが絶妙で、結婚のリアルを考えるきっかけに。
家族とのシーンも温かく、共感必至!
【📼ポイント】
映画『グッド・ストライプス』では、明確にカセットテープが強調されるシーンはないものの、菊池亜希子さん演じる緑が実家に帰省し、自分の部屋に入った時に、偶然手にします。
過去、学生時代の懐かしい思い出の品として1シーンだけ登場!
誰にでも、そういった想い出の品ってあると思います!!
罪の声(2020年)

【あらすじ】
翻弄される運命。救うべきもの。本当の“罪”とは―
いま明かされる、日本中を震撼させた未解決事件の真相!
35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。
食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪-。
大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。
一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。
「俺の声だ―」
それは、あの日本中を震撼させた未解決事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!
やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。 事件の深淵に潜む真実を追う新聞記者の阿久津と、脅迫テープに声を使用され、知らないうちに事件に関わってしまった俊也を含む3人の子供たち。
「正義」とは何か?「罪」とは何か? 昭和・平成が幕を閉じ新時代が始まろうとしている
今、35年の時を経て、それぞれの人生が激しく交錯し、衝撃の真相が明らかになる―
(Filmarksより)
【予告】
Filmarks評価 | 3.8 |
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作品データ | 2020年 142分 |
監督 | 土井裕泰 |
出演 |
映画『罪の声』は、昭和最大の未解決事件をモチーフにしたサスペンス。
緻密な脚本と小栗旬・星野源の迫真の演技が光る。
過去と現在の謎が交錯し、緊張感あふれる展開が観客を引き込む。
社会問題を背景に、家族や正義を深く掘り下げ、考えさせられる作品。
音楽と映像美も見事で、感情を揺さぶる。
サスペンス好きは必見!
【📼ポイント】
映画『罪の声』でカセットテープが登場する主なポイントは、曽根俊也(星野源)が父の遺品の中から古いカセットテープを見つけ、再生すると幼少期の自分の声が脅迫テープと同じだと気づく場面。
この発見が物語の核心となり、俊也の過去と事件の真相を追うきっかけとなる。
PERFECT DAYS(2023年)

【あらすじ】
東京・渋⾕でトイレ清掃員として働く平⼭(役所広司)は、静かに淡々とした⽇々を⽣きていた。同じ時間に⽬覚め、同じように⽀度をし、同じように働いた。その毎⽇は同じことの繰り返しに⾒えるかもしれないが、同じ⽇は1⽇としてなく、男は毎⽇を新しい⽇として⽣きていた。その⽣き⽅は美しくすらあった。男は⽊々を愛していた。⽊々がつくる⽊漏れ⽇に⽬を細めた。そんな男の⽇々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を⼩さく揺らした。(Filmarksより)
【予告】
Filmarks評価 | 4.1 |
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作品データ | 2023年 124分 |
監督 | |
出演 |
『PERFECT DAYS』は、ヴィム・ヴェンダース監督と役所広司の繊細なコラボが光る作品。
トイレ清掃員・平山の日常を淡々と描き、繰り返しの中に小さな幸せを見出す姿が心に響く。
木漏れ日やカセットテープの音楽が織りなす詩的な雰囲気、役所の表情豊かな演技が魅力。
カンヌ男優賞受賞の傑作!
【📼ポイント】
映画『PERFECT DAYS』でカセットテープは、主人公・平山が車で仕事に向かう際、音楽を聴くシーンで登場。
ルー・リードやパティ・スミスなどの70年代洋楽が流れ、平山の心情を反映。(選曲されている曲すべてが味があって好き!)
また、同僚タカシが平山のカセットをアヤに渡し、物語が展開。
後日、アヤがテープを返しに現れ、音楽を通じて感情が交錯する場面も。
ミンナのウタ(2023年)

【あらすじ】
人気ラジオ番組のパーソナリティを務める、GENERATIONSの小森隼。 収録前にラジオ局の倉庫で30年前に届いたまま、放置されていた「ミンナノウタ」と書かれた一本のカセットテープを発見する。 その後、収録中に不穏なノイズと共に「カセットテープ、届き…ま…した…?」 という声を耳にした彼は、数日後にライブを控える中、突然姿を消してしまう。 マネージャーの凛は、事態を早急且つ秘密裏に解決するため、元刑事の探偵・権田に捜査を依頼。 メンバー全員に聞き取り調査を進めるが、失踪した小森がラジオ収録の際に聞いた「女性の鼻歌のような、妙なメロディーが頭から離れない」と言っていたことが判る。 そして、リハーサル中に他のメンバーたちも “少女の霊”を見たと証言。 ライブ本番までのタイムリミットが迫る中、リーダーの白濱亜嵐、凛、権田は捜索に乗り出す。 やがて、少女の霊の正体は、“さな”という女子中学生だということが判明するが、彼女が奏でる“呪いのメロディー”による恐怖の連鎖が始まり・・・。 一体、彼らに何が起こっているのか? この先に待ち受ける、想像を絶する結末とは―――!?(Filmarksより)
【予告】
Filmarks評価 | 3.4 |
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作品データ | 2023年 102分 |
監督 | |
出演 |
『ミンナのウタ』は、清水崇監督のJホラーとGENERATIONSの魅力が融合!
不気味なカセットテープの呪いのメロディーが引き起こす恐怖と、メンバーの本人役出演によるリアルな絆が魅力。
音と映像の絶妙な演出、伏線回収の巧妙さでゾクッとくる体験を。
ファンもホラー好きも楽しめる102分!
【📼ポイント】
映画『ミンナのウタ』でカセットテープが登場する主なポイントは、GENERATIONSの小森隼がラジオ局の倉庫で「ミンナノウタ」と書かれた30年前のカセットテープを発見するシーン。
その後、収録中に不穏なノイズと共に「カセットテープ、届き…ま…した…?」という声を聞き、彼が失踪。
テープに込められた女子中学生・さなの呪いのメロディーが物語の核心となる。
いかがだったでしょうか?
気になった作品が見つかって💡
この機会に鑑賞していただけたら幸いです!!☺️
こんなラジカセで自分も声を録音して
ラジオDJみたいな遊びをしていた記憶があります。笑
実際では全然違くてびっくりしますよね(笑)

常に録音・録画できる機器が身近にあるけど
あの頃は、声を録音できる機械って、
それだけでワクワクしたな〜
今はもう加工や編集が当たり前だもんな=
時代の進歩ってほんとすごいわ!!笑

色々オススメの映画も紹介していきます!
それではまた!!

おわり
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🎤はっぴいえんど『風をあつめて』ぜひ聞いてください🎧
