\この記事は5分くらいで読めます/

【はじめに】

一気に肌寒くなり、すっかり秋らしくなってきましたね。
秋といえば美味しい食べ物も魅力的ですが、
今回は「芸術の秋」にぴったりな【音楽映画(邦画)】を
厳選してご紹介します!

先日の「合唱」特集に続き、青春のきらめきや切ない恋愛、
人生の岐路を描いた感動の名作から隠れた傑作まで、
音楽が心に響く作品を集めました。

秋の涼やかな風を感じながら、心を満たす映画時間を過ごしてみませんか?
【#音楽映画】【#邦画】【#芸術の秋】をテーマに
随時更新していきますので、ぜひ気軽に読んでみてくださいね🎶

🍁【目次】おすすめ音楽映画(邦画)18選

【目次ページ:読みたいページへジャンプ】

1ページ目(いまここ)
(1-9作品)
2ページ目へ
(10-18作品)
 

リンダリンダリンダ(2005年)

【あらすじ】

高校の文化祭を目前に、軽音楽部のガールズバンドがギタリストの怪我とボーカルの脱退で危機に瀕する。
残ったメンバー3人は、偶然出会った韓国人留学生ソンをボーカルに迎え、THE BLUE HEARTSの曲「リンダ リンダ」を演奏するため猛練習。
文化祭当日、4人の絆と青春の輝きがステージで炸裂する。

 

【予告】


【作品データ】

Filmarks評価3.6
作品データ2005年 114分
監督山下敦弘
出演ペ・ドゥナ 
前田亜季 
香椎由宇 
関根史織 
三村恭代 
湯川潮音 
山崎優子 
甲本雅 
松山ケンイチ 
小林且弥 他

 

高校生活最後の文化祭まであと3日。
突如結成された女子高生バンド「パーランマウム」が、
ザ・ブルーハーツの「リンダ リンダ」や「終わらない歌」を泥臭く、
でも一心不乱に演奏する姿には、誰しも胸がキュンと熱くなってしまいます。

韓国からの留学生役を演じるペ・ドゥナさんの、
ちょっとたどたどしくも真っ直ぐで感情豊かなボーカルが、
青春の初々しさと愛おしさをこれ以上ないほど際立たせていますよね。

さらに、元スマッシング・パンプキンズのジェームス・イハが手掛ける劇伴のノスタルジックな響きや、湯川潮音さんが歌う「風来坊」のやさしい歌声が、
文化祭前のあの独特な夕暮れ時の空気を切なく彩ります。

上手な演奏を超えた「今この瞬間しか鳴らせない音」の眩しさに、
観終わったあとは絶対にブルーハーツを大音量で聴きたくなる、
秋の夜長に甘みと熱さを届けてくれる名作です!

音楽(2019年)

 
 
 

【あらすじ】

岩井澤健治監督のアニメ映画『音楽』(2020年)は、大橋裕之の漫画が原作。
楽器未経験の不良学生・研二、太田、朝倉が、思いつきでバンド「古武術」を結成。
音楽を知らない彼らの純粋な衝動が、仲間や町を巻き込み、野外フェスへと発展。
7年かけ、4万枚の作画とロトスコープで描く、初期衝動のロック物語。

【予告】

【作品データ】

 
Filmarks評価 4.0
作品データ2019年 71分
監督岩井澤健治
出演坂本慎太郎 
駒井蓮 
前野朋哉 
芹澤興人 
平岩紙 
竹中直人 
岡村靖幸 他

 

岩井澤健治監督が7年以上もの歳月をかけて、
ほぼ個人作業のロトスコープアニメーションで完成させた伝説的傑作『音楽』!

楽器も触ったことがない不良高校生たちが、
ふとした思いつきでバンドを始め、「音」を鳴らした瞬間の衝撃と
カタルシスを描いたストーリー。
伴瀬朝彦さん、GRANDFUNK、澤部渡さん(スカート)が手掛ける劇伴が、
言葉以上に雄弁に彼らの衝動を物語ります。

ソウルとロックが融合したクールな冒頭曲や、
どこか甘酸っぱく情けないフォーク調の「君の横顔」、
そしてクライマックスのフェスで繰り広げられる
サイケデリックで圧倒的な演奏シーン!
まさに理屈じゃない「音楽の初期衝動」そのものが画面から溢れ出してきて、
観ているこちらの身体までビリビリとしびれてしまいます。

ラストに流れるドレスコーズの主題歌「ピーター・アイヴァース」の
多幸感も本当に素晴らしく、アヌシー国際アニメーション映画祭2020で
最優秀オリジナル音楽賞を受賞したのも納得のクオリティです。

言葉はいらない、ただ「音」と「映像」に身をゆだねて熱くなりたい秋の夜に、ぜひ観てほしい最高のロックアニメーションです!

 

さよならくちびる(2019年)

【あらすじ】

映画『さよなら、くちびる』は、インディーズバンド「ハルレオ」のリーダー・レオとメンバー・ハルが、音楽を通じて絆を深める物語。
マネージャーのシマと共に全国ツアーを続ける中、愛や別れ、夢と現実の間で揺れる二人の心情が描かれる。
音楽に人生を捧げた若者たちの情熱と葛藤が、切ないメロディと共に響き合う。

【予告】

【作品データ】

Filmarks評価 3.5
作品データ2019年 116分
監督塩田明彦
出演小松菜奈 
門脇麦 
成田凌 
篠山輝信 
松本まりか 
新谷ゆづみ
日髙麻鈴 
青柳尊哉 
松浦祐也 
篠原ゆき子 他

 

小松菜奈さんと門脇麦さんのW主演、そして成田凌さんが付き添うローディ(付き人)役として出演し、インディーズの解散ツアーを舞台に描いた甘く切ない青春音楽映画の名作『さよならくちびる』!

この作品の一番の魅力は、豪華すぎるアーティスト陣が楽曲提供を手掛け、それをハルレオ(小松菜奈&門脇麦)のふたりが実際に吹き替えなしで透明感あふれる生演奏とハーモニーを聴かせてくれる点です。

秦基博さんが作詞・作曲を手掛けた主題歌「さよならくちびる」の切なくも美しいメロディと、あいみょんさんが手掛けた挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」のリアルでエモーショナルな楽曲たちが、劇中の甘酸っぱく不器用な三角関係の感情をそのまま表現しています。

特に解散ツアーのラストステージで奏でられる「さよならくちびる」のシーンは、言葉にできない3人の複雑な想いが音楽に乗って交錯し、観ているこちらの胸を深く揺さぶる最高のクライマックス!

アコースティックギターの切ない音色が秋の涼しい空気感にも心地よくフィットする、静かな夜にじっくりと音と感情に浸りたくなる至高の一本です。

蜜蜂と遠雷(2019年)

【あらすじ】

映画『蜜蜂と遠雷』(2019年)は、恩田陸の同名小説を原作とした青春音楽ドラマ。
国際ピアノコンクールに挑む若きピアニストたちの情熱と葛藤を描く。
天才少年・風間塵、元神童・栄伝亜夜、努力家の明石高良、貴族出身のマサル。
それぞれの背景と音楽への思いが交錯し、競い合いながら成長していく。
音楽の美しさと厳しさを背景に、若者たちの人間ドラマが繰り広げられる。

【予告】

【作品データ】

Filmarks評価 3.7
作品データ2019年 118分
監督石川慶
出演松岡茉優 
松坂桃李 
森崎ウィン 
鈴鹿央士 
臼田あさ美 
ブルゾンちえみ
福島リラ 
眞島秀和
片桐はいり 
光石研 他

 

直木賞と本屋大賞をW受賞した恩田陸先生の傑作小説を豪華キャストで映画化した、ピアノコンクールを舞台に描く情熱と高揚感に満ちたクラシック音楽映画の傑作『蜜蜂と遠雷』!

若き4人の天才ピアニストたちが互いに刺激し合い、葛藤しながら自身の音楽を模索していく本作の最大の魅力は、豪華なピアニスト陣(河村尚子さん、福間洸太朗さん、金子三勇士さん、藤田真央さん)が実際に吹替演奏を担当した圧倒的なピアノの音色と迫力の演奏シーンです。

劇中に登場する課題曲、藤倉大さん作曲のオリジナル現代曲「春と修羅」では、奏者の個性がそのまま音となって表れ、それぞれの即興演奏(カデンツァ)の違いに鳥肌が立つほど引き込まれます。そしてクライマックス、元天才少女の亜夜(松岡茉優/演奏:河村尚子)が奏でるプロコフィエフの「ピアノ協奏曲第3番」はまさに圧巻!オーケストラと命を削るようにシンクロしていく情熱的でエモーショナルな演奏は、観る者の感情を強く揺さぶります。

バルトークやショパンなどの名曲とともに、言葉を超えて「音」で会話する天才たちの美しい競演。芸術の秋の夜長に、静かに耳を澄ませてその美しい音の波に呑み込まれたくなる至高の音楽映画です!

小さな恋のうた(2019年)

【あらすじ】

沖縄の小さな町を舞台に、音楽を通じて絆を深める若者たちの物語。
米軍基地近くに住む高校生たちがバンドを結成し、夢を追いながら友情や恋を育む。
ある日、米兵の少女と出会い、音楽で心を通わせるが、基地問題や別れが彼らを試す。
純粋な想いと音楽が織りなす青春群像劇。

 

【予告】

【作品データ】

Filmarks評価 3.7
作品データ2019年 123分
監督橋本光二郎
出演佐野勇斗 
森永悠希 
山田杏奈 
眞栄田郷敦 
鈴木仁 他

 

沖縄の美しい風景と、MONGOL800の名曲たちのパッションが画面いっぱいに弾ける、疾走感あふれる青春音楽映画の名作『小さな恋のうた』!

この作品の最大の魅力は、佐野勇斗さん、山田杏奈さん、眞栄田郷敦さんら瑞々しい若手キャスト陣が、徹底的な練習を経て挑んだ迫真の吹き替えなしバンド演奏です。

佐野勇斗さんの泥臭くまっすぐで情熱的なボーカルと、山田杏奈さんの澄み渡るピュアな歌声が重なり合う瞬間は思わず鳥肌もの!「小さな恋のうた」や「あなたに」といった誰もが知る名曲たちが、不器用ながらも大切な人へ想いを届けようとする彼らの感情的な演奏によって、さらに強く胸に響きます。

国境や言葉の壁を超えて音楽でつながっていく高校生たちの姿と、沖縄の心地よい風を感じさせる爽やかなメロディ。どこか甘酸っぱく、観終わったあとには大切な人に会いたくなるような熱いエネルギーをもらえる作品です!

 

スポンサーリンク




BECK(2010年)

【あらすじ】

映画『BECK』(2010年)は、平凡な高校生・田中幸雄(コユキ)が音楽を通じて成長する青春物語。
偶然ギタリスト竜介と出会い、彼のバンド「BECK」に加入。メンバーと共に音楽の魅力に目覚め、ライブや恋愛を通じて絆を深める。
やがて世界的フェス出演を目指し、困難を乗り越えながら夢を追う。音楽と友情が織りなす感動のストーリー。

【作品写真】

出典:映画.comより

【作品データ】

Filmarks評価 3.4
作品データ2010年 145分
監督堤幸彦
出演水嶋ヒロ 
佐藤健
桐谷健太
忽那汐里
中村蒼
向井理
カンニング竹山
倉内沙莉
水上剣
古川雄 他

 

ハロルド作石先生の大ヒット漫画を堤幸彦監督が実写映画化し、豪華すぎるキャストと音楽で話題を呼んだロック青春映画の最高峰『BECK』!

この作品の凄さはなんと言っても、オープニングを飾るレッド・ホット・チリ・ペッパーズの「Around The World」と、エンディングに寄り添うオアシスの「Don’t Look Back In Anger」という洋画レベルの大物W主題歌!重厚で刺激的なロックサウンドと切なく響く名曲が、バンドにかける若者たちの熱量と青春の疾走感を最高潮に盛り上げてくれます。

そして劇中バンド「BECK」の楽曲も見逃せません!千葉役の桐谷健太さんが全身全霊で放つ「EVOLUTION」のエモーショナルで激しいラップパフォーマンスは、観ているこちらのテンションを爆上げしてくれる名シーンです。

劇伴(サントラ)として差し込まれるスタイリッシュで味わい深いショートトラックの数々も、登場人物たちの葛藤や絆をドラマチックに演出。泥臭くてカッコいい、男たちのロック魂と青春がギュッと詰まった、観終わったあとにギターをかき鳴らしたくなるような熱い一作です!

ソラニン(2010年)

【あらすじ】

『ソラニン』は、OLの芽衣子と恋人でフリーターの種田が、夢と現実の間で葛藤する物語。
種田のバンド活動が芽を出し始めた矢先、彼は事故で死去。
芽衣子は悲しみを乗り越え、種田の遺した曲「ソラニン」を完成させ、仲間と共にライブで歌い上げる。
青春の苦悩と希望を描く感動作。

 

【予告】

【作品データ】

Filmarks評価 3.6
作品データ2010年 126分
監督三木孝浩
出演宮崎あおい 
高良健吾 
桐谷健太 
近藤洋一 
伊藤歩 
井浦新 
永山絢斗
岩田さゆり 
美保純 
財津和夫 他

 

浅野いにお先生の大人気漫画を三木孝浩監督が実写映画化し、今なお語り継がれる青春音楽映画の金字塔『ソラニン』!

この作品の心臓とも言える音楽を手掛けたのは、アジカンことASIAN KUNG-FU GENERATION。原作漫画に登場する歌詞に後藤正文さんがメロディをのせて書き下ろした主題歌「ソラニン」は、モラトリアムの渦中で揺れる芽衣子(宮﨑あおい)と種田(高良健吾)の不器用で切ない心情を見事なまでにすくい上げています。

メインテーマである「ソラニン」の切なくも未来へ一歩を踏み出すようなメロディはもちろん、メインテーマの原点ともいえる劇中曲「ムスタング」が醸し出す、青く鬱屈とした衝動とバンドの情熱もたまらなくエモーショナル!

何と言っても圧巻なのは、クライマックスのライブシーン。宮﨑あおいさんがかき鳴らすギターと、全身全霊の叫びのような歌声、そしてメンバーの迫力ある演奏が一体となり、観ているこちらの胸を強く締めつけ、深く大きな感動へと導いてくれます。

「何者にもなれない自分」への葛藤と、それでも生きていくことの愛おしさを教えてくれるストーリー。涼しい秋の風が吹く夜、ふと自分の青春や大切な人を思い出しながらじっくりと浸りたい、心に一生残り続ける名作です!

 

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年)

【あらすじ】


高校生の大島志乃は、吃音症で自分の名前をうまく言えないことに悩む。
ある日、音楽好きな同級生・菊地と出会い、彼女の歌声に魅了された菊地と共にバンドを組むことに。
音楽を通じて自分を表現し、友情を深めながら、志乃は少しずつ自分を受け入れ、言葉を超えた自己表現を見つける。

【予告】

【作品データ】

Filmarks評価 3.7
作品データ2017年 110分
監督湯浅弘章
出演南沙良 
蒔田彩珠 
萩原利久 他

 

押見修造先生の傑作実写化映画であり、上手く言葉を発することができない少女・志乃と、音楽好きだが歌音痴な少女・加代の不器用で瑞々しい交流を描いた青春映画の傑作『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』!

ふたりが結成したアコースティックギター&ボーカルコンビ「しのかよ」が奏でる音楽は、まさに言葉にならない感情そのもの。

特に語り草となっているのが、橋の上で志乃(南沙良)が叫ぶように歌い上げるThe Birthday(ミッシェル・ガン・エレファント)のカバーシーン!抑え込んできた感情が爆発する瞬間と、青春の衝動が完璧に融合し、観ているこちらの胸を強く強く締めつけます。

さらに劇中で登場する「翼をください」や「あの素晴しい愛をもう一度」といった名曲たちや、ふたりで作るオリジナル曲「魔法」が、甘酸っぱくも切ない90年代のノスタルジーな空気感をいっそう引き立てます。

上手く生きられない少女たちが音楽を通じて自分自身と向き合っていく姿は、静かな感動と前を向く勇気を与えてくれる、秋の夜長に一人でじっくり観たい心に刺さる一作です!

スポンサーリンク




日々ロック(2014年)

【あらすじ】


冴えない高校生・日々沼拓郎はロックバンド「ザ・ロックンロールブラザーズ」でロックスターを目指す。
演奏中に全裸になる癖がある彼は、上京後もライブハウスで奮闘するが認められず苦悩。
そんな中、トップアイドル・宇田川咲と出会い、彼女の依頼で曲作りに挑戦。
互いにないものを持つ二人の出会いが、拓郎の人生と音楽を変えていく。

【予告】

【作品データ】

Filmarks評価3.1
作品データ2014年 110分
監督入江悠
出演野村周平 
二階堂ふみ 
前野朋哉 
落合モトキ 
喜多陽子 
毬谷友子 
蛭子能収 
竹中直人 他

 

榎屋克優先生の伝説的ロック漫画を野村周平さん主演で実写映画化した、超強烈で熱量全開の音楽コメディ映画『日々ロック』!

この作品の音楽の核と言えるのが、主人公・日々沼拓郎率いるバンド「ザ・ロックンロールブラザーズ」が鳴らす「スーパースター」です!9mm Parabellum Bulletの滝善充さんが楽曲提供を手掛けたこのナンバーは、圧巻のスピード感と圧倒的なグルーブで、泥臭くも純粋なライブシーンの熱量を極限まで引き上げてくれます。

さらに、爆弾ジョニーによる主題歌「終わりなき午後の冒険者」が放つ青春パンクならではのまっすぐな疾走感や、トップアイドル・宇田川咲(二階堂ふみ)が歌うポップでキャッチーな「SUNRISE」の弾けるような輝きも最高に魅力的なアクセント!

ダサくても、不器用でも、ロックと音楽への愛だけで突き進む姿が愛おしく、観ているこちらの魂まで揺さぶられる熱い一作です。バカバカしくも最高にエモーショナルなライブ空間に、ぜひどっぷりと浸ってみてください!

 

 

1 2