映画『ひゃくえむ』感想レビュー|すべてを100mに詰め込んで、極上の10秒を――。

\この記事は10分くらいで読めます/

この記事では映画
『ひゃくえむ。』の
あらすじ、評価、観どころを
ネタバレちょっとありで
まとめています。

ファーストビュー

#ひゃくえむ。
100メートルという…10秒にも満たない時間の中に色んな感情が詰まってて勝ちとか負けとかただのスポーツ映画じゃなかった。スタートラインに立ち、走り出す彼らの映像はちょっと暴力的で躍動感や緊張感も伝わって強く印象に残った。
1つのことを突きつめる難しさ…… pic.twitter.com/b0vTEaywxl
— けんいち〜映画好き〜 (@1g01a) January 10, 2026
結論
✔ こんな人におすすめ
・何かに夢中に打ち込んだ経験がある人
また挫折を経験したことがある人
✔ 見どころ
わずか10秒のレースに凝縮された、
狂気的な心理描写と疾走感が最大の見どころです。
✔ 注意点(合わない人)
爽やかな青春物語を求める人には不向きかも。
「敗北の地獄」とか精神を削られるような重さがあります。
キラキラしたスポーツ根性ものを期待すると驚くと思う。

基本情報
・公開年 2025年
・ジャンル アニメ・スポーツ
・上映時間 106分
・監督 岩井澤健治
・キャスト

あらすじ
⽣まれつき⾜が速く、 「友達」も「居場所」も⼿に⼊れてきたトガシと、⾟い現実を忘れるため、ただがむしゃらに⾛っていた転校⽣の⼩宮。 トガシは、そんな⼩宮に速く⾛る⽅法を教え、放課後 2 ⼈で練習を重ねる。 打ち込むものを⾒つけ、貪欲に記録を追うようになる⼩宮。 次第に 2 ⼈は 100m ⾛を通して、ライバルとも親友ともいえる関係になっていった。 数年後、天才ランナーとして名を馳せるも、勝ち続けなければいけない恐怖に怯えるトガシの前にトップランナーの⼀⼈となった⼩宮が現れるー。(Filmarksより)
映画評価表

感想
出典:映画.com
今日は映画『ひゃくえむ。』を観た。
本作は、100メートル走という、世界で最もシンプルで、
でも最も残酷な競技に人生を捧げた者たちの物語でした。
丁度去年世界陸上などもあったこともあり、、
あの舞台に立ちほんの10秒ほどの戦いの為に
あらゆる選手たちにどんな喜びと苦しさがあるのか…
少し追体験することができました。
軽い気持ちで【アニメ×スポーツ映画】だ!
なんて思ったら、、全然違っていて
面食らったww

暴力的とも言える、圧倒的な映像体験

出典:映画.com
まず圧倒されたのは、その映像の暴力性。
スタートラインに立つ彼らの姿からは、
観ているこちらが呼吸を忘れるほどの
緊張感が伝わってくるし、
弾けるように走り出す彼らの躍動感は、
けっして”美しい”とはいえない映像だった。
地面を蹴り、空気を切り裂き、肉体が悲鳴を上げる…。
その描写が「命を削って走っている」ことが
視覚から突き刺さってきて…
「速さ」のリアルさがエグかったし、
なんか心もってかれた。

【ネタバレ:】財津の言葉が突きつける「100メートルの正体」
この映画沢山名言あったけど、、
その中で自分が特にいいなと
思ったセリフだけここに記します。


出典:映画.com
「希望、失望、栄光、挫折、疲労、満足、焦燥、達成、そして喜怒哀楽。
すべてを100メートルに詰め込んで極上の10秒を味わってください」映画『ひゃくえむ。』財津
なんかこの台詞を聞いた瞬間、めっちゃ鳥肌が立った。
100メートルというわずか10秒にも満たない時間。
それって普通に過ごせば、一瞬で過ぎ去るものなのに…
この道を突き詰めようとする人たちにとっては、
人生のすべてを濃縮したものなんだなと。
勝ち負けという結果の裏側にある、
積み重ねてきた気の遠くなるような努力とか、
一瞬の栄光と、隣り合わせの絶望とか。
自分達じゃ一生かけてゆっくりと味わうはずのあらゆる感情を、
彼らはたった10秒の直線に詰め込んでて、、
だからその10秒はめっちゃ重くて「極上」なのだなって思った。

「突き詰める」という地獄の先に…
出典:映画.com
一つのことを突き詰めるってほんと辛い…。
才能の差に絶望したり、
周囲の期待に押し潰されたり、
それでも走ることをやめられないとか。。
怪我とかもあるけど、全部失ったら終わりだし。。
けど、その先に一握りしか得られない幸福があって
それはなににも変えがたい特別なもんなんだろうな…
なんか観終わってみると、
「お前の人生の10秒はどうだ?」って
問いかけられてるみたいに思えてきた。
(こういう世界がある、甘えんなみたいな。)

う~ん。
『ひゃくえむ。』は、
決して万人向けの「感動スポーツもの」ではないけど
何かに挫折したことがある人、
何かに没頭したことがある人には、
ハマる作品かも。
人生すべてを走ることに詰め込んだトガシの人生と、
それを映像化した、監督たちアニメーターの圧倒的な熱量を、
ぜひ五感すべてを使って浴びてほしいです。

舞台挨拶映像・主題歌映像
完成披露試写会映像
主題歌映像
この映画のおすすめ商品
\この記事のおすすめ商品はこちら/

おわり
ランキング参加中!
もしこの記事がよかったら
クリックして応援お願いします!
来てくれて
ありがとう‼





































