🎥映画

「クビ・・」大竹しのぶさんの左目にツーっと流れる涙に震えた… 映画「わたくしどもは。」感想

\この記事は5分くらいで読めます/

 

聞いて‼️聞いて‼️

今日の鑑賞作品はこちら🍿

 

🎬 わたくしどもは。

 

   

 

 

あらすじ

「生まれ変わったら、今度こそ、一緒になろうね」。
名前も、過去も覚えていない女(小松菜奈)の目が覚める。

舞台は佐渡島。
鉱山で清掃の仕事をするキイ(大竹しのぶ)は
施設内で倒れている彼女を発見し、
家へ連れて帰る。

女は、キイと暮らす少女たちにミドリと名付けられる。
キイは館長(田中泯)の許可を貰い、ミドリも清掃の職を得る。
ミドリは猫の気配に導かれ、構内で暮らす男、アオ(松田龍平)と出会う。

彼もまた、過去の記憶がないという。
言葉を重ねるうちに、ふたりは何かに導かれるように、
寺の山門で待ち合わせては時を過ごすようになる。

そんなある日、
アオとの親密さを漂わせるムラサキ(石橋静河)と遭遇し、
ミドリは心乱される。
(Filmarksより)

予告

キャスト

ミドリ役  小松菜奈
アオ役   松田龍平
キイ役   大竹しのぶ
向田透   片岡千之助
ムラサキ役 石橋静河
館長    田中泯
向田透の母 内田也哉子
爛れた男  森山開次
能楽師   辰巳満次郎
 
 

わたくしどもは。 完成披露試写会

感想

今日はなんだか不思議な映画を観ました。

神秘的というか、異世界というか、
非現実的というか・・・・

小鳥のさえずりが聞こえたり、
森の木々が風に揺れる音だったり、
洞窟を歩く音とか、、、
ぼーっとみてるだけで
すこし癒される??

ヒーリング効果がある感じがして、、

 

登場人物のバックボーンも
あまり描かれてなくて
空白が多くて、
この人は今何を思っているのかな?
考えちゃったり、
あまり感情の起伏がないというか
無表情で、台詞もどこか単調
朗読劇のような?映画なんだけど

小説を読んでる感覚になりました。

 

多分ひとによっては退屈な映画だなって
思う人もいるかもしれないな。。。

 

そうこう吸い込まれるように
画面をぼーっとみていたら・・

「こっちにきてはいけません。命を大切にしてください。」
映画 「わたくしどもは。」より

 

って台詞があって??

こっち?とは??

この物語は死後の世界を描いているの??

ってなって・・・

え、、

登場人物のみんな
死んだ人なの??
(´゚д゚`)

ってなって、そう考えると・・・
この不思議さが

なるほど。。と腑に落ちたし、、

小さい頃。天国と地獄の話とか、

人って死んだらどうなるんだろう??

って考えたことを思い出しました。

(結局誰も分からないんだけどね・・・)

 

その中で。。

印象に残ったのが

大竹しのぶさんの台詞

※ネタバレ※大竹さんの台詞

わたしのいったいどこが悪かったのか
具体的におっしゃってくださいませんか?

精一杯働いています。
お掃除という仕事にやりがいも感じています。

このはじめての場所に
やっと馴染んできたところなんです。

小川のせせらぎや鳥のさえずり
風が運んでくる潮のにおい
青い空に白い雲
ここの全てを気に入っています

家族みたいな 仲間も出来たんです。
いまとても幸せなんです。
なのにどうして・・・
どうして出ていかなければならないんですか?

私はやっぱり納得いきません
納得しろって言う方が無理な話じゃありませんか?

それに49日ってどういう事ですか?
今日が49日だからお勤めご苦労さんって
どういう意味なんですか?
それってクビ…
クビってことですよね。

世の中理不尽なこと
よく分かっています
分かっていますけど
それにしても理不尽すぎやしませんか?

私館長のおっしゃてることがさっぱりわかりません。
映画 「わたくしどもは。」より

この大竹さんの長台詞。。。

すごい悲壮感
つまっていて観いちゃった。。

「クビ」って台詞の部分で左目から

“ツーって”
まっすぐ涙流して・・・

もしかして、大竹さん演じるキイは

首を吊って亡くなった人なのかな?とか
自分が亡くなっていることを受け入れられて
ないのかなって想像してしまいました。

それでも、その数分後、、
ほんの少しちょっと笑った?
ような顔に自分は見えて
成仏できたのかな??とも。


大竹さん・・・
ドラマ「それでも、生きてゆく」で
我が娘を殺した犯人との対面シーンで
声を荒げて、取っ組み合いをしながら
怒りをぶつける演技が
ものすごくて、今でもトラウマ。

ハッピーな話ではないけど、
小さな希望を感じるし、
円盤も持ってるほど
好きな作品なので
是非そっちもみてほしいな。

普段はお茶目そうなのに、、、
ほんとにすごい女優さんだわ・・・。

それにしても
こういう映画って演じるの難しいよな。

小松菜奈さんも松田龍平さんもそうだけど

 
確かな演技力がないと、、

世界観、ぶち壊して

悪目立ちというか、
とっちらかっちゃうもんな。。。

ほんとすごい。。。

たまには、
こんな空白の多い
 
映画もいいな。

さて、そろそろお昼なので
この辺で締めよう。
 
 

最後に、、

この作品の舞台は、

新潟県の佐渡島。

日本にこんな神秘的な場所あるんだね。
日本に住んでいながら
知らないことっていっぱいあるな。
いつか行ってみたい!!

 

さど観光ナビのHPはこちら

 

では、

おわり 

ばいばい!

 

ちなみに・・・

小松奈々さんの好きな食べ物!
  \台湾の豆花/

ヘルシーで美味しそっ!

 

 

ランキング参加中! 
クリックして応援お願いします!

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

トップページへ

 

 

 

関連記事