🎥映画

チクッともしたけど、じんわり温かい気持ちになった。映画「ぼくのお日さま」感想

 

帰宅後、久しぶりに眠くなったので
お昼寝をしてしまった。
今日はもうダラダラ感想を書いていく。。

 

9月最終日。
とても素敵な映画をみた。

それがこちら、「ぼくのお日さま」
最近、あんまり気分が乗らなくて、人生に疲れ気味な毎日。
気分転換に電車に揺られ少し離れた映画館へ行って鑑賞してきました。

県内の映画館では、10月3日までしかやってないから滑り込みできてよかった。

この
①三人の笑顔のポスター
②池松壮亮さんが出演していること
③スケートのお話

ってだけで事前情報をあまり入れずに行ったのが
逆によかったのかな?

【予告】

【あらすじ】
田舎街のスケートリンクで   
3つの心がひとつになって ほどけてゆく――。             

吃音をもつホッケーが苦手な少年。
選手の夢を諦めたスケートのコーチ。
コーチに憧れるスケート少女。
雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、
淡くて切ない小さな恋たちの物語。
(YouTubeサイトより)

【主題歌】

 

 

【感想】

いやー。
もう何から語ればいいのか。

とにかく北海道の大自然といい
スケートリンク場の映像が美しい。

音楽も素晴らしい。俳優陣の演技が愛おしい。

なんか久しぶりに「あっ、全部好き。」って作品に出逢えた。

 

決して大事件が起きて何かが爆発したり、
誰かが死んだりするようなお話ではないのだけれど・・・
大画面で音響の整った環境で見たからこそなのかな?
静かなお話のはずなのに、なんかどのシーンも
臨場感があって、その温度感が伝わってきてよかった。

映画の中のシーンで三人が
リンク場でカップラーメンを食べるシーンが
あるんだけど、

実は自分も子供の頃。
家の近くにスケート場があって
学校の行事や冬になるとよく
親に連れて行ってもらったことを思い出したりして、

あの少し寒い。でも滑って少し暑い。
そんな澄み切った空間で食べる
カップラーメンって美味しかったなとか・・・
そんなくだらない過去の記憶まで頭を巡った。

”吃音”という難しい役どころを演じた越山敬達君。
あのなんとも言えない初恋?をした少年感。
スケートと出逢い、世界がきらめく感じは
映画・リトル・ダンサーの少年のよう。
あの絶妙な話し方とか表情とかほんとに素晴らしかった。
今後どんな青年になるか、楽しみだし、
この一瞬を映像に残してくれた監督にありがとうを言いたい。

主題歌もきっと彼の心のうちが表現されているんだろうけど、
この曲を聴くと、2人がペアダンスを練習している風景が
自然と思い出される。

そして、スケート場で輝く中西希亜良さん。
こんな子がいたらそれは目で追っちゃし、
誰もが恋しちゃうだろう。。。笑
スケートの実技のシーンは本当に美しかった。。
なんか映画『小さな恋のメロディ』感。。

そして、ここ最近。
海のはじまりなどで注目されてる池松壮亮さん。

彼、事務所退所してからの活躍がめまぐるしいけど
一体何が起きてるのだろう?(個人的な意見)

小学生の頃から応援をしているけど、
ここ最近の活躍はほんとにすごい。

今回はスケーターということで、
一から約半年間、練習したらしく。
ほんとに綺麗に滑っていて俳優ってほんとすごいなって思った。
ほんとに、その職業の人にしか見えなかった。

で、ちょっとここから作品のネタバレ?になるかもだけど

 

 

 

 

彼、この役。
おそらく同性愛者なのかな。。
「まっすぐに、人を愛せてる少年が羨ましい。」
みたいなセリフとか
彼氏?的な若葉竜也さんとのやりとりがあって・・・

その姿に中西希亜良さん演じるさくらが
ちょっと軽く拒否反応を起こして、
大会をすっぽかす。。

山田真歩さん演じるお母さんからも具体的な
断言される言葉は言われないけど、、

スケートは続けさせるけど、関わらないでくださいとか。。
切なすぎるだろ・・・涙

結局田舎街だから、、ずっとは居れず。。。
引っ越すハメに

 

何も知らないのはタクヤだけ(越山敬達)
あんなにスケートを始めてキラキラした毎日が始まったとのに・・・。
大人の都合で、、、残酷すぎる。

あのタクヤとのキャッチボールでの
「ごめんね」って台詞。

送球ミスに対することとタクヤは受け取ってるだろうけど、
ほんとは、スケートを取り上げる結果となってしまったことに
対することなんだろうなって思うと。。
切ないほんと。。。

タイトルの「ぼくのお日さま」

これって鑑賞する前までは、ストーリーとかなんも知らないから
単純に子ども二人にとって池松さんが太陽みたいな存在?
スケートを教えてくれてありがとう。
的な感じなんのかな?と勝手に思ったけど・・・

実際は、数年。数十年経って
この三人で過ごした日々自体のことを想い出した時に
感じる感情を表しているのかな???
(楽しかっただけではないし、少し苦かったりもして)

そうなると
「太陽」より「お日さま」って表現のがしっくりくるな。
雪が溶けるように、3人にとっていい想い出になる日がくるといいな。

劇場を出た後、
いつもは帰宅するんだけど

なんか後悔しそうだったから、
今回は久しぶりにパンフレット買った。。。
これからじっくり読み込んで、円盤でたら絶対買おう。。

 

正直、奥山大史監督の前作、
「僕はイエス様が嫌い」はハマらなくて。
けど、数年経ったら。「おっ!」ってなることもあるし
もう一度見直してみよう。。

 

どっちにしても、こんな素敵な作品を作ってくれた
奥山監督に感謝。(歳下ってのが驚き!)

今日はいい夢見れそうだ。

 

終わり

 

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