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目次
  1. はじめに
  2. 【北海道・東北】
    1. ❄️ 北海道:果てなき大地に刻まれた、開拓と再生の詩
    2. 🍎 青森県:情熱の「火」が灯る、林檎の郷と北の熱き人間模様
    3. 🌊 岩手県:琥珀の海と南部魂が紡ぐ、再会と再生の物語
    4. 🍃 宮城県:杜の都に吹く風と、光あふれる再生への希望
    5. 🌾 秋田県:青き空と白き雪、ひたむきに夢を追う乙女の純情
    6. 🍒 山形県:たゆまぬ努力と、雪国で育まれた不屈の「おしん」精神
    7. 🍑 福島県:響き渡る調べと、太陽に向かって咲く希望の物語
  3. 【関東】
    1. 🍓 栃木県:日光の山並みに抱かれ、伝統と夢を刻むひたむきな技
    2. 🌾 茨城県:青い海と黄金の稲穂、家族の絆がむすぶ故郷のメロディ
    3. 🐎 群馬県:からっ風を追い風に、未来へ駆け抜ける不屈の闘志
    4. 📻 埼玉県:小江戸の街に響く声、時を超えて繋がる家族の絆
    5. 🗼 東京都:夢と文化が交差する、日本の朝を創り続けた約束の地
    6. 🌊 千葉県:銚子の荒波と醤油の香り、愛を貫く純情の調べ
    7. 神奈川県:港に響く汽笛と、時代の風を駆け抜ける自由の翼
  4. 【中部・北陸】
    1. 🌾 新潟県:雪国に灯る情熱と、運命を切り拓く不屈の翼
    2. 🏔️ 長野県:雄大なアルプスに抱かれ、ひたむきに明日を照らす光
    3. 🍇 山梨県:富士を仰ぎ、想像力の翼で明日へ「花」を咲かせる
    4. 🏔️ 富山県:立山連峰の輝きに誓う、飽くなき探究心と勇気の結晶
    5. 🎨 石川県:加賀百万石の伝統をまとい、能登の潮風と夢を奏でる
    6. 🥢 福井県:不器用な情熱が「笑い」に変わる、日本一熱い箸渡し
    7. 🌿 岐阜県:清流のせせらぎに夢をのせ、青い空へと羽ばたく勇気
    8. 🎹 愛知県:八丁味噌の香りにのせて、心震わす情熱の旋律
    9. 🍵 静岡県:富士の麓で紡がれる、家族の絆と「あたりまえ」の幸せ
  5. 【近畿】
    1. 🏺滋賀県:琥珀色の信楽焼と、琵琶湖が育む情熱の炎
    2. 🦞三重県:伊勢の神風に吹かれ、愛と宿命を越えていく旅路
    3. ⛩️ 京都府:千年の伝統に吹く新しい風、凛として歩むヒロインの系譜
    4. 🦌 奈良県:古都の静寂に抱かれ、伝統を未来へ繋ぐ情熱の灯
    5. 兵庫県:異国情緒と伝統が溶け合い、何度でも立ち上がる不屈の港町
    6. 🍊 和歌山県:紀州の太陽と黒潮に抱かれ、真心で道を切り拓く
    7. 🐙 大阪府:笑いと涙のくいだおれ、商魂と人情が織りなす日本一の朝ドラ聖地
  6. 【中国】
    1. 🐫 鳥取県:砂丘に描く希望の虹と、水木しげるが愛した故郷
    2. 🍑 岡山県:晴れの国に響くジャズと、時代を拓く美の意志
    3. ⛩️ 島根県:縁結びの神様が見守る、再会と献身のメロディ
    4. 🍋 広島県:瀬戸内の風と情熱、明日を切り拓く不屈の輝き
    5. 🐡 山口県:維新の風吹く海辺から、明日へとはばたく不屈の心
  7. 【四国】
    1. 🍜 香川県:瀬戸内の穏やかな波光と、心躍るブギの調べ
    2. 🌊 徳島県:阿波の青き海と、心にシャッターを切る情熱の街
    3. 🍊 愛媛県:琥珀色の夕日と、時代を切り拓くひたむきな笑顔
    4. 🌿 高知県:土佐の風に吹かれて、自由と夢を愛でる情熱の軌跡
  8. 【九州・沖縄】
    1. 🍜 福岡県:情熱の火の国、未来へつなぐ「おむすび」の絆
    2. ♨️ 大分県:湯けむりに乗せて、心揺さぶる音色と爽やかな風
    3. 🏺 佐賀県:伝統の窯火と、時代を切り拓く不屈の志
    4. 長崎県:五島の風に舞いあがり、異国情緒の空を駆ける
    5. 🌋 熊本県:阿蘇の燃ゆる情熱と、肥後女子が紡ぐ不屈の絆
    6. 🌴 宮崎県:ひなたの光と、家族を癒やす希望の緑
    7. 🌋 鹿児島県:桜島の鼓動と、明日へとはばたく不屈の魂
    8. 🌺 沖縄県:美ら海の輝きと、命(ぬち)燃やす家族の絆
  9. 【おまけ】朝ドラの舞台を実際に訪ねる「格安聖地巡礼の旅」へ🔍
  10. まとめ 

はじめに

毎朝の食卓に彩りを与えてくれるNHK連続テレビ小説。
北は北海道から南は沖縄まで、日本各地が物語の舞台となり、
その土地ならではの文化や人々の暮らしが描かれてきました。

本記事では、47都道府県別に歴代の朝ドラ作品を徹底網羅!
各県を象徴するキャッチコピーや、
ドラマにまつわる「面白い小話・独自エピソード」を中心に、
名作の魅力をぎゅっと凝縮してご紹介します。
あなたの故郷が舞台となった一作を探してみませんか?

🗾【朝ドラ版】都道府県舞台リスト

日本全国、様々な土地が舞台になっている朝ドラ!
第1作「娘と私」の舞台地・東京からはじまり、
第80作「つばさ」の埼玉県で、
全国47都道府県を一巡したとのこと🌟
気になる都道府県をクリックしてみてね!

【北海道・東北】

❄️ 北海道:果てなき大地に刻まれた、開拓と再生の詩

北海道が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第7作
旅路

日色ともゑ
(1967年)
● 国鉄全面協力の「鉄道朝ドラ」

函館・小樽などを舞台に、鉄道員の妻の半生を描きました。当時の国鉄が全面協力し、蒸気機関車の迫力ある映像が人気を博し、最高視聴率56.1%を記録しました。

第13作
北の家族

高橋洋子
(1973年)
● 函館の異国情緒と大ヒット

函館の坂道や教会を背景に描かれた家族の物語。平均視聴率46.1%、最高51.8%を記録し、舞台となった函館元町付近は観光客が急増する社会現象となりました。

第32作
ロマンス

榎木孝明
(1984年)
● 男性主人公の開拓ロマン

珍しい男性主人公の作品。明治時代の北海道・上川地方を舞台に、映画作りに情熱を燃やす青年を描き、開拓期の厳しい自然と夢が交錯する意欲作でした。

第38作
チョッちゃん

古村比呂
(1987年)
● 黒柳徹子さんの母がモデル

舞台は滝川市・岩見沢市。エッセイスト・黒柳朝さんの半生を描き、明るく前向きなキャラクターが愛され、最高視聴率46.7%を叩き出しました。

第46作
君の名は

鈴木京香
(1991年)
● 美幌峠の「忘れじの碑」

伝説のラジオドラマを朝ドラ化。美幌峠での再会シーンが有名で、現地には今も石碑が残されています。1年間の長期放送という異例のスケールで描かれました。

第60作
すずらん
遠野なぎこ
(1999年)
● 架空の駅「明日萌」が誕生

沼田町の恵比島駅を「明日萌駅」として撮影。ロケセットが観光名所となり、放送後にはSLが実際に運行されるほどの盛り上がりを見せました。

第91作
マッサン

玉山鉄二
(2014年)
● 十勝をスコットランドに

余市町が主な舞台ですが、第1話のスコットランドの風景は実は十勝牧場などで撮影されました。朝ドラ初の外国人ヒロイン起用が大きな話題を呼びました。

第100作
なつぞら
広瀬すず
(2019年)
● 十勝の酪農家をリアルに再現

記念すべき100作目。新得町や帯広市に本格的な牧場のセットが組まれました。アニメーション制作と北海道開拓の歴史を融合させた壮大な物語です。

第107作
舞いあがれ!
福原遥
(2022年)
● 帯広空港での過酷な訓練

航空大学校帯広分校でロケが行われ、ヒロインが実際に機体に乗り込んで撮影。広大な空を舞台に、パイロットを目指す若者たちの熱い夏が描かれました。

🍎 青森県:情熱の「火」が灯る、林檎の郷と北の熱き人間模様

青森県が舞台の朝ドラ

【青森県ゆかりの歴代朝ドラ作品・詳細エピソード】

作品 / 主演特徴・エピソード
第6作
おはなはん

樫山文枝
(1966年)
● 水道使用量の伝説

放送終了直後に水道の使用量が急増し、水位が激減したという伝説を持つ最高視聴率56.4%の超人気作。弘前での生活も描かれました。

第11作
繭子ひとり

山口果林
(1971年)
● 八戸から母を求めて

八戸の高校を卒業した繭子が上京し、母を捜す物語。やっと再会した母には別の家庭があるという切なくリアルな結末が話題に。

第6作
私の青空

田畑智子
(2000年)
● 大間のシングルマザー

大間町が舞台。朝ドラ初の茶髪ヒロインとして、等身大のシングルマザーを熱演。人気すぎて異例の続編も制作されました。

🌊 岩手県:琥珀の海と南部魂が紡ぐ、再会と再生の物語

岩手県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第76作
どんど晴れ
比嘉愛未
(2007年)
● 盛岡の名門旅館での奮闘劇

横浜育ちのヒロインが、盛岡の老舗旅館「加賀美屋」の若女将を目指す物語。盛岡冷麺や一本桜といった岩手の魅力が満載で、比嘉愛未さんの出世作となりました。

第88作
あまちゃん
能年玲奈 
(2013年)
● 「じぇじぇじぇ」が流行語に

久慈市周辺を舞台とした「北三陸」の物語。社会現象を巻き起こし、劇中の言葉「じぇじぇじぇ」は流行語大賞を受賞。震災からの復興と、三陸鉄道の再生を描いた不朽の名作です。

🍃 宮城県:杜の都に吹く風と、光あふれる再生への希望

宮城県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第11作
繭子ひとり
山口果林
(1971年)
● 仙台の「家政婦さん」ブーム

青森から上京したヒロインが、仙台の教授宅で家政婦として働く姿が描かれました。平均視聴率47%を記録し、当時の日本に家政婦さんへの親しみと尊敬を広めるきっかけとなりました。

第36作
はね駒
斉藤由貴
(1986年)
● おてんば娘、記者への道

明治時代の仙台を舞台に、女性記者の先駆けを描きました。最高視聴率49.7%を記録。渡辺謙さん演じる夫との絆や、ヒロイン「おりん」のバイタリティが日本中を元気づけました。

第70作
天花
藤澤恵麻
(2004年)
● 杜の都の保育士物語

仙台の豊かな自然の中で育ったヒロインが、保育士を目指す物語。劇中では仙台七夕まつりも登場。地元・宮城の風景を丁寧に映し出し、温かいエールを届けました。

第104作
おかえりモネ
清原果耶
(2021年)
● 気仙沼・登米から繋ぐ未来

気仙沼の島で育ち、登米で過ごしたヒロインが気象予報士を目指す物語。震災と向き合いながら、「空の先」にある再生を信じる姿が多くの視聴者の心に深く響きました。

 

🌾 秋田県:青き空と白き雪、ひたむきに夢を追う乙女の純情

秋田県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第17作
雲のじゅうたん
浅茅陽子
(1976年)
● 日本初の女性パイロットへの夢

大正時代の秋田市周辺を舞台に、空を飛ぶ夢を追うヒロインを描きました。平均視聴率40.1%を記録し、放送当時はヒロインの髪型「ヘップバーンカット」が大流行する社会現象を巻き起こしました。

第27作
まんさくの花
中村明美
(1981年)
● 横手市の「かまくら」が舞台

冬の横手市を舞台に、看護師を目指すヒロインの成長を描きました。実際に地元の中学生をエキストラとして起用したり、美しい雪景色の中での撮影が行われたりと、秋田の叙情的な風景が話題となりました。

🍒 山形県:たゆまぬ努力と、雪国で育まれた不屈の「おしん」精神

山形県が舞台の朝ドラ

作品 / 主演特徴・エピソード
第19作
いちばん星
高瀬春奈/五大路子 (1977年)
● 日本初の流行歌手・佐藤千夜子

天童市出身で「東京行進曲」などを歌った伝説の歌手がモデル。明治から昭和を駆け抜けた彼女の情熱的な半生が、山形の美しい風景と共に綴られました。

第31作
おしん
小林綾子/田中裕子 (1983年)
● 視聴率62.9%!伝説の国民的ドラマ

最上川の上流で生まれた少女が、貧しさに耐え懸命に生きる姿は日本中を涙させました。特に銀山温泉や酒田市の撮影地は今も「おしんの聖地」として世界中からファンが訪れます。

🍑 福島県:響き渡る調べと、太陽に向かって咲く希望の物語

福島県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第36作
はね駒
斉藤由貴
(1986年)
● 相馬の「おてんば娘」が記者に

福島県相馬市が舞台。明治時代、封建的な家庭環境にありながらも「新聞記者になりたい」という夢を追い、凛として生きるヒロインの姿が、最高視聴率49.7%を記録する大ヒットとなりました。

第54作
ひまわり
松嶋菜々子
(1996年)
● 福島での弁護士修習

松嶋菜々子さんの出世作。バブル崩壊後の東京と福島県が舞台。司法試験に合格したヒロインが、福島での司法修習を通して人々の心に寄り添う弁護士へと成長していく姿を瑞々しく描きました。

第102作
エール
窪田正孝
(2020年)
● 古関裕而さんのメロディが響く

福島市出身の作曲家・古関裕而さんがモデル。戦前・戦中・戦後と、音楽で人々を励まし続けた夫婦の愛の物語。劇中で流れる「栄冠は君に輝く」などの名曲は、改めて福島の誇りとして注目されました。




【関東】

🍓 栃木県:日光の山並みに抱かれ、伝統と夢を刻むひたむきな技

栃木県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第58作
天うらら
須藤理彩
(1998年)
● 日光の大工を目指す「うらら」

日光の社寺修理に携わる大工を志すヒロインの物語。伝統的な「木」の文化と向き合い、男社会の中で一人前を目指す姿が描かれました。日光東照宮などでのロケも行われ、栃木の歴史の深さを全国に伝えました。

🌾 茨城県:青い海と黄金の稲穂、家族の絆がむすぶ故郷のメロディ

茨城県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第14作
鳩子の海
藤田美保子
(1974年)
● 茨城の海岸線から始まる物語

山口県から始まった物語は、ヒロイン・鳩子が茨城県の久慈浜へと移り住むことで大きく展開します。戦中・戦後の混乱期を健気に生き抜く姿が、当時の視聴者の涙を誘いました。

第96作
ひよっこ
有村架純
(2017年)
● 奥茨城村の温かな大家族

高度経済成長期、架空の「奥茨城村」から上京した谷田部みね子の成長物語。茨城弁の温かい響きや、家族を想うひたむきな姿が人気を博し、続編も制作されるほど愛されました。

🐎 群馬県:からっ風を追い風に、未来へ駆け抜ける不屈の闘志

群馬県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第72作
ファイト
本仮屋ユイカ
(2005年)
● 高崎の地で「心の再起」を誓う

高崎市を舞台に、不登校や家庭の危機に直面したヒロインが、競走馬「サイゴウジョンコ」との出会いを通じて再生していく物語。群馬の広大な牧場風景と、力強く生きる馬の姿が視聴者に深い感動を与えました。

📻 埼玉県:小江戸の街に響く声、時を超えて繋がる家族の絆

埼玉県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第80作
つばさ
多部未華子
(2009年)
● 川越の老舗和菓子屋とラジオ

川越市の老舗和菓子屋「甘玉堂」を舞台に、自由奔放な母に代わって家を守るヒロインが、コミュニティ放送のパーソナリティとして成長していく物語。蔵造りの街並みが画面を彩り、地元の魅力を全国に発信しました。

🗼 東京都:夢と文化が交差する、日本の朝を創り続けた約束の地

東京都が舞台の朝ドラ(1〜30作)
作品 / 主演特徴・エピソード
第1作
娘と私
北沢彪
(1961年)
● 朝ドラの産声、山の手の家族風景

東京の山の手を舞台に、私立大学教授の父が娘の成長を慈しむ物語。ここから日本の朝の15分が始まりました。

第2作
あしたの風
渡辺富美子
(1962年)
● 小豆島から東京へ、自立への旅路

瀬戸内の島から上京したヒロインが、戦後の東京で懸命に働き、家族を支えながら自分の道を見つける一代記です。

第3作
あかつき
佐分利信
(1963年)
● 武蔵野の緑に包まれた学園ドラマ

まだ自然が色濃く残る武蔵野の大学を舞台に、学長一家の日常をユーモアたっぷりに描写。放送時間が15分に固定された記念碑的作品。

第4作
うず潮
林美智子
(1964年)
● 文学を志し、尾道から憧れの東京へ

作家・林芙美子の自伝をモデルにした物語。尾道から東京へ出て、貧しさと戦いながらペン一本で生きる覚悟が胸を打ちます。

第6作
おはなはん
樫山文枝
(1966年)
● 水道橋の空、不屈の笑顔は社会現象に

東京・水道橋で二人の子供を育て上げたヒロイン。放送時間になると街から人が消えると言われるほどの爆発的人気を誇りました。

第7作
旅路
日藤孝男
(1967年)
● 鉄道の要所・東京の駅を支えた誇り

国鉄職員の半生を描く、珍しい男性主人公の物語。東京の駅の喧騒の中で、日本の鉄道を支える「男の美学」が光ります。

第8作
あしたこそ
藤田弓子
(1968年)
● 下町に吹く、女性自立の新しい風

東京の下町で働きながら、古い家族観に捉われず自分の幸せを追求するヒロイン。高度経済成長期の東京の活気も描かれます。

第9作
信子とおばあちゃん
大谷直子
(1969年)
● 佐賀から上京、厳しい祖母との絆

東京で暮らし始めたヒロインと、伝統を重んじる厳しい祖母との心の交流。東京という大都会で「自分の根っこ」を見つける物語。

第10作

南田洋子
(1970年)
● 京都から東京、戦中・戦後を生き抜く

京都の旧家から東京へ移り、夫の帰りを待ちながら一家を守るヒロイン。どんな時代でも、東京の空に虹を見失わない強さを描きました。

第11作
繭子ひとり
山口果林
(1971年)
● 青森から上京、孤独と向き合う自立

就職のために東京へやってきたヒロイン。都会の冷たさに揉まれながらも、自分の居場所を必死に切り拓いていく姿に共感が集まりました。

第12作
藍より青く
真木洋子
(1972年)
● 熊本から東京、三人の子を育てる戦後

戦争で夫を失った悲しみを胸に、東京で逞しく子供たちを育て上げる母親の愛。戦後の復興していく東京の風景も見どころ。

第13作
北の家族
高橋洋子
(1973年)
● 函館と東京を繋ぐ、家族の絆

離ればなれになった家族が、函館と東京という二つの場所でそれぞれの生活を送りながら、再会を願う感動のホームドラマ。

第14作
鳩子の海
藤田美保子
(1974年)
● 記憶をなくした少女、東京への放浪

山口で拾われた戦災孤児の少女が、やがて東京へ。失われた過去を探しながら、都会の荒波を生き抜く波乱万丈の物語。

第15作
水色の時
大竹しのぶ
(1975年)
● 信州から東京、医師を志す清廉な青春

松本の清流のように純粋なヒロインが、東京の医大へ。自立した女性医師を目指し、葛藤しながらも成長していく瑞々しい傑作。

第17作
雲のじゅうたん
浅茅陽子
(1976年)
● 秋田から東京の空へ、女性飛行士の夢

空を飛ぶことに憧れたヒロインが、東京の飛行訓練所で奮闘。偏見を跳ね飛ばし、雲を突き抜けていく爽快なドラマです。

第18作
火の国に
鈴鹿景子
(1976年)
● 熊本から東京、造園に懸ける情熱

自然豊かな熊本から、伝統ある東京の庭園界へ。女性造園師として、土を愛し木を育てる職人の誇りを描きました。

第20作
風見鶏
新井春美
(1977年)
● 長崎から東京・神戸、パンが繋ぐ愛

ドイツ人パン職人と結婚したヒロイン。東京、そして神戸へと拠点を移しながら、異国の味を日本に広めた夫婦の記録。

第21作
おていちゃん
友里千賀子
(1978年)
● 浅草の賑わい、芝居に生きる下町っ子

沢村貞子の自伝的物語。浅草の芝居茶屋に生まれ、家族との絆や恋を経験しながら女優への道を歩み出す、情緒溢れる一作。

第23作
マー姉ちゃん
熊谷真実
(1979年)
● 世田谷発、サザエさん一家の明るい日常

長谷川町子の姉・毬子をモデルに、女ばかりの賑やかな家庭を描く。昭和の東京の、温かくもたくましい暮らしが魅力。

第25作
なっちゃんの写真館
星野知子
(1980年)
● 徳島から東京へ、ファインダー越しの世界

女性写真家として自立していくヒロイン。東京という変化の激しい街を、静かな情熱で切り取っていく姿が印象的です。

第27作
本日も晴天なり
原日出子
(1981年)
● 人形町の下町情緒と、放送局の誇り

放送局の技術者として働き、戦時下の情報伝達を支えた女性。江戸っ子の粋と、プロとしての厳しさが描かれました。

第29作
ハイカラさん
手塚理美
(1982年)
● 横浜から東京へ、ホテル経営という新境地

明治の文明開化の中、いち早くホテルビジネスに目をつけた女性。東京の社交界で、凛として生きるハイカラな美しさが際立ちます。

第31作
おしん
田中裕子
(1983年)
● 山形から銀座へ、髪結い修行が運命を変える

東京・銀座での奉公時代。厳しい修行を耐え抜き、都会の流行と商売の基礎を学んだことが、後の成功への鍵となりました。

東京都が舞台の朝ドラ(31〜60作目)
作品 / 主演特徴・エピソード
第34作
澪つくし
沢口靖子
(1985年)
● 銚子から東京、愛を貫く不屈の情熱

伝統ある醤油屋と網元の対立の中で、東京へ逃れ愛を貫こうとする二人。大正・昭和初期の東京の重厚な風景が物語を彩ります。

第38作
チョッちゃん
古村比呂
(1987年)
● 自由が丘。黒柳徹子の母が歩んだ自由な人生

黒柳徹子さんの母・朝さんの半生。型破りなバイオリニストの夫を支え、東京でモダンかつ明るい家庭を築く姿に元気をもらえます。

第40作
ノンちゃんの夢
藤田朋子
(1988年)
● 高知から東京。出版界で描く自立の夢

雑誌記者を目指し東京へ。まだ男性中心だったマスコミ業界で、自分の言葉を届けようと奮闘するヒロインが多くの女性の共感を呼びました。

第42作
青春家族
いしだあゆみ・清水美砂
(1989年)
● 東京の母娘、同時進行の「青春」

阿佐ヶ谷を舞台に、母と娘がそれぞれの夢や恋に向き合うダブルヒロイン形式。都市部における家族のあり方を軽快に問うた異色作。

第44作
凛凛と
田中実
(1990年)
● 深川。テレビ開発に人生を賭けた男のロマン

日本でのテレビ放送実現を目指し、下町の職人気質で技術を磨き上げた男の物語。世界初の技術が東京で生まれた瞬間を熱く描きます。

第46作
君の名は
鈴木京香
(1991年)
● 数寄屋橋。空襲下で出会った運命の約束

「真知子巻き」でも有名な伝説作の再映像化。戦後復興する東京の象徴としての数寄屋橋が、切ない愛の舞台として記憶に刻まれます。

第48作
ひらり
石田ひかり
(1992年)
● 両国。相撲と恋に揺れる、下町っ子の元気印

大相撲の世界に憧れるヒロイン。両国の下町ならではの気風と、伝統的な価値観の中で自分らしく生きようとする姿が爽快。

第50作
かりん
細川直美
(1993年)
● 信州から東京。味噌が紡ぐ新しい家族の形

伝統の味噌蔵を背景に、東京での生活を通じて改めて家族の絆を見つめ直す。落ち着いたトーンの中に、確かな芯の強さを感じる物語。

第54作
ひまわり
松嶋菜々子
(1996年)
● 谷中。OLから司法試験へ、人生の再出発

東京の下町・谷中を舞台に、司法浪人を経て弁護士を目指す。現代的な悩みを抱えつつ、ひまわりのように上を向くヒロイン像が話題に。

第56作
あぐり
田中美里
(1997年)
● 市ヶ谷。自由な夫を支え、美容界に光を灯す

実在の美容師・吉行あぐりさんの半生。市ヶ谷の美容室を拠点に、戦中・戦後の困難を「美しさ」への情熱で乗り越えた感動作。

第58作
天うらら
須藤理彩
(1998年)
● 東京の工務店。女性大工が築く、木の温もり

男社会の大工の世界に飛び込んだヒロイン。東京の街を造るというプライドと、技術を磨き上げる職人魂が、清々しく描かれました。

第60作
すずらん
遠野凪子
(1999年)
● 停車場から始まった、上野・東京の再会

北海道の明日萌駅から、母を追って上野駅へ。東京という場所が、運命の糸を再び結び合わせる場所として叙情的に描かれています。

東京都が舞台の朝ドラ(61〜90作目)
作品 / 主演特徴・エピソード
第62作
私の青空
田畑智子
(2000年)
● 築地。魚河岸の活気と母の強さ

青森から築地へ。シングルマザーとして息子を育てながら、魚河岸の人々に支えられ逞しく生きるヒロインが、新しい家族の形を提示しました。

第64作
ちゅらさん
国仲涼子
(2001年)
● 仲野・アパート「一風館」。東京のゆいまーる

沖縄から東京へ出て看護師に。個性豊かな住人が集うアパートでの交流は、都会の中の温かな共同体として多くのファンを魅了しました。

第68作
こころ
中越典子
(2003年)
● 浅草。うなぎ屋から見える職人の粋

伝統ある浅草のうなぎ屋を舞台に、客室乗務員から家業を継ぐ道を選んだヒロイン。下町の人情と祭りの熱気が画面いっぱいに広がります。

第70作
天花
藤澤恵麻
(2004年)
● 仙台から東京。保育士が繋ぐ未来への種

東京での保育実習を通じ、都会で暮らす親子の悩みに寄り添うヒロイン。子供たちの笑顔を守るために奮闘する、優しい成長の物語。

第72作
ファイト
本仮屋ユイカ
(2005年)
● 群馬から東京。馬と共に駆け抜ける再生

不登校という困難を乗り越え、東京で馬と関わる仕事を目指す。自分自身の心を取り戻していく再生のプロセスが丁寧に描かれました。

第74作
純情きらり
宮﨑あおい
(2006年)
● 岡崎から東京。戦火に消えないジャズの魂

音楽への情熱を胸に上京。戦争によって自由が奪われる東京で、それでもピアノを弾き続けるヒロインの強さが胸を打ちます。

第78作

榮倉奈々
(2008年)
● 月島。ダンスと里親、現代の家族像

もんじゃ焼きの香りが漂う月島を舞台に、ヒップホップダンスに情熱を注ぎながら里子の世話をする、等身大の東京ライフ。

第82作
ゲゲゲの女房
松下奈緒
(2010年)
● 調布。どん底の貧乏が支えた漫画の夢

島根から調布へ。漫画家・水木しげるを支え、極貧生活をユーモアで乗り越えていく夫婦の絆。調布の街が第二の故郷になる過程が感動的。

第84作
おひさま
井上真央
(2011年)
● 安曇野から東京。師範学校で磨いた信念

信州で育ったヒロインが、東京の師範学校で教育の心を学ぶ。戦争の暗い影の中でも周囲を明るく照らし続ける姿を描きました。

第86作
梅ちゃん先生
堀北真希
(2012年)
● 蒲田。焼け野原から地域医療の灯を

戦後の東京・蒲田で「町医者」として生きる道を選んだヒロイン。復興していく街の人々の活気と、命の重みを伝えます。

第88作
あまちゃん
能年玲奈
(2013年)
● 岩手から東京・アメ横。アイドルの光と影

「じぇじぇじぇ!」旋風。北三陸から上野へ、GMT47の一員として芸能界に挑む。クドカンが描く東京のスピード感が圧巻。

第90作
花子とアン
吉高由里子
(2014年)
● 甲府から麻布。言葉で明日を切り拓く

山梨から麻布の女学校へ。翻訳家・村岡花子の激動の半生。大正の華やかな東京と、戦争という試練を「言葉」で乗り越えます。

東京都が舞台の朝ドラ(91作目〜最新・確定情報)
作品 / 主演特徴・エピソード
第92作
まれ
土屋太鳳
(2015年)
● 横浜・東京。パティシエとしての矜持

能登から横浜、そして東京の名門店へ。世界一のパティシエを目指し、厳しい修業の中で自分の味を見つけ出す成長物語。

第94作
とと姉ちゃん
高畑充希
(2016年)
● 深川。戦後の女性を支えた雑誌創刊

亡き父に代わり家族を支えるヒロインが、東京で出版社を立ち上げる。女性の暮らしを豊かにする「暮しの手帖」誕生の軌跡。

第96作
ひよっこ
有村架純
(2017年)
● 向島・赤坂。集団就職と都会の温もり

茨城から集団就職で上京。高度経済成長期の熱気の中、赤坂の洋食屋「すずふり亭」を拠点に広がる温かな人間模様。

第98作
半分、青い。
永野芽郁
(2018年)
● 吉祥寺。漫画家への夢と挫折、そして発明

バブル期の東京へ。漫画家としての挫折を味わいながらも、失敗を恐れず新たな夢(発明)を追い続ける斬新なヒロイン像。

第100作
なつぞら
広瀬すず
(2019年)
● 新宿。日本アニメの黎明期を駆ける

北海道から新宿へ。戦後アニメーションという未知の世界に飛び込み、仲間と共に新しい表現に挑んだクリエイターの記録。

第102作
エール
窪田正孝
(2020年)
● 世田谷。心に響く日本のメロディ

福島から世田谷へ。数々の名曲を世に送り出した作曲家・古関裕而氏をモデルに、音楽で人々を元気づけた夫婦の生涯。

第104作
おかえりモネ
清原果耶
(2021年)
● 港区。空の未来を読む気象予報士

気仙沼から東京の気象会社へ。目に見えない天気の変化を通じて、人々の安全を守るために知恵を絞る現代のヒロイン。

第106作
ちむどんどん
黒島結菜
(2022年)
● 銀座・鶴見。料理で繋ぐ故郷の心

沖縄から上京し銀座のレストランへ。修業を通じて、自分の中に流れる沖縄料理の素晴らしさを再発見し、自立する物語。

第108作
らんまん
神木隆之介
(2023年)
● 根津・東大。植物を愛し抜いた爛漫の人生

高知から東京へ。日本植物学の父・牧野富太郎氏をモデルに、貧しさに負けず図鑑作りという夢を追い続けた夫婦の愛の物語。

第110作
虎に翼
伊藤沙莉
(2024年)
● 御茶ノ水。日本初の女性弁護士の咆哮

「はて?」と問い続け、理不尽な社会の壁を突き破る。日本初の女性弁護士・三淵嘉子氏をモデルにした魂のリーガルドラマ。

第112作
あんぱん
今田美桜
(2025年)
● 東京。アンパンマンに込めた勇気と愛

やなせたかし夫妻がモデル。何のために生きるのかを問い続け、東京で「愛と勇気」を形にした夫婦の波乱万丈な物語。

第113作
ばけばけ
髙石あかり
(2025年)
● 東京。異国と結ばれた「怪談」の縁

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・節子をモデルに、変わりゆく東京の中で、日本の美しさや物語の力を信じた夫婦の姿。

 

🌊 千葉県:銚子の荒波と醤油の香り、愛を貫く純情の調べ

千葉県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第34作
澪つくし
沢口靖子
(1985年)
● 銚子の醤油屋を舞台にした純愛劇

大正末期から戦後にかけての銚子市が舞台。老舗醤油問屋の娘と漁師の網元の長男という、対立する家柄同士の許されぬ恋を描き、最高視聴率55.3%を記録する社会現象となりました。

 

神奈川県:港に響く汽笛と、時代の風を駆け抜ける自由の翼

神奈川県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第5作
たまゆら
笠智衆
(1965年)
● 川端康成が書き下ろした名作

宮崎から始まり、神奈川県藤沢市などが舞台に。定年後の夫婦の姿を静かに描き、当時の熟年層から絶大な支持を得ました。

第13作
北の家族
高橋洋子
(1973年)
● 横浜に辿り着く家族の再生

函館から横浜へと居を移しながら、崩壊寸前の家族が絆を取り戻していく物語。横浜の港が家族の「希望」として描かれました。

第29作
ハイカラさん
手塚理美
(1982年)
● 横浜のホテル・開拓物語

文明開化の横浜で、ホテル業に情熱を注ぐヒロイン。モダンな港町・横浜の魅力を全国に知らしめた人気作です。

第76作
どんど晴れ
比嘉愛未
(2007年)
● 横浜から盛岡へ。パティシエの決意

横浜のケーキ屋の娘が、盛岡の旅館の若女将を目指す物語。横浜の自由な気風と岩手の伝統が対照的に描かれました。

第92作
まれ
土屋太鳳
(2015年)
● 横浜・元町でパティシエ修業

能登から横浜へ。洗練されたスイーツの激戦区で、一人前の職人を目指し奮闘するヒロインが描かれました。

第106作
ちむどんどん
黒島結菜
(2022年)
● 横浜・鶴見の「リトル沖縄」

沖縄出身者が多く暮らす横浜市鶴見区が舞台。地元の絆に支えられながら、料理人として成長する姿が描かれました。

第110作
虎に翼
伊藤沙莉
(2024年)
● 横浜家庭裁判所での挑戦

戦後の横浜で、女性裁判官として家庭裁判所の設立に奔走。法の力で弱い立場の人々を守る姿が感動を呼びました。




 

【中部・北陸】

🌾 新潟県:雪国に灯る情熱と、運命を切り拓く不屈の翼

新潟県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第46作
君の名は
鈴木京香
(1991年)
● 佐渡の荒波に誓う、忘れえぬ愛の軌跡

三重、東京、そして新潟の佐渡島が重要な舞台となりました。戦後の混乱の中ですれ違う真知子と春樹。佐渡の厳しい自然と美しい風景が、二人の切ない運命をより一層際立たせました。

第68作
こころ
中越典子
(2003年)
● 山古志の空に舞う、伝統の闘牛と家族の絆

浅草と新潟県山古志村(現・長岡市)が舞台。中越典子さん演じるヒロインが、伝統の「牛の角突き」を守る人々との交流を通じ、本当の家族の形を見出していく心温まる物語です。

第110作
虎に翼
伊藤沙莉
(2024年)
● 三条の地で挑む、司法の光と新たな一歩

日本初の女性弁護士・裁判官をモデルにした最新作。物語後半、ヒロイン・寅子が家庭裁判所の設立に奔走する舞台として三条市が登場。雪深い地で法に携わる人々の苦悩と希望が描かれました。

🏔️ 長野県:雄大なアルプスに抱かれ、ひたむきに明日を照らす光

長野県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第15作
水色の時
大竹しのぶ
(1975年)
● 松本の城下町、看護師を目指す純粋な魂

長野県松本市が舞台。大竹しのぶさんの出世作であり、医者を目指す父と衝突しながらも、自らの道を切り拓くヒロインの瑞々しい成長を描きました。

第50作
かりん
細川直美
(1993年)
● 諏訪の味噌蔵、伝統と情熱が織りなす発酵の物語

長野県諏訪市が舞台。戦後の混乱期、諏訪湖畔の味噌蔵を舞台に、新しい時代の味噌造りに挑むヒロインの姿が、信州の凛とした空気と共に描かれました。

第84作
おひさま
井上真央
(2011年)
● 安曇野の蕎麦畑、太陽のように周りを照らす笑顔

長野県安曇野市・松本市が舞台。激動の時代、母の遺言通り「太陽のように笑って生きる」ことを誓ったヒロインが、教師として、そして妻として懸命に生きる姿を描きました。

🍇 山梨県:富士を仰ぎ、想像力の翼で明日へ「花」を咲かせる

山梨県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第56作
あぐり
田中美里
(1997年)
● 甲府の女学校時代、自由への渇望

美容家の吉行あぐりさんの半生を描いた物語。山梨(甲府)は、あぐりが女学校時代を過ごした場所として描かれました。厳格な教育の中でも、後の自由奔放な生き方の片鱗を見せる重要な時代が描かれています。

第90作
花子とアン
吉高由里子
(2014年)
● 「赤毛のアン」の翻訳者、甲府から世界へ

山梨県甲州(甲府)が物語の原点。貧しい小作農家に生まれたはな(花子)が、想像力の翼を広げて翻訳家への道を歩む姿を描きました。甲州弁の「てっ!」が流行語となりました。

🏔️ 富山県:立山連峰の輝きに誓う、飽くなき探究心と勇気の結晶

富山県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第44作
凛凛と
田中実
(1990年)
● テレビの父、その情熱の原点は富山にあり

テレビ放送の先駆者・高柳健次郎氏をモデルにした物語。富山県滑川市などが舞台の一つとなりました。まだ見ぬ「映る箱」に夢を馳せ、立山連峰を仰ぎながら研究に没頭した若き日の情熱が鮮やかに描かれています。

🎨 石川県:加賀百万石の伝統をまとい、能登の潮風と夢を奏でる

石川県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第13作
北の家族
高橋洋子
(1973年)
● 金沢の街並みと、若者の揺れる心

金沢を舞台に、運河のほとりで暮らす一家の絆と、ヒロインの瑞々しい成長を描いた作品です。城下町ならではの情緒豊かな風景の中で、ギターを手に未来を夢見る姿が印象的でした。

第92作
まれ
土屋太鳳
(2015年)
● 能登の塩と、パティシエを目指す甘い夢

能登地方(輪島市など)が主な舞台。世界一のパティシエを目指すヒロインが、厳しい自然の中で伝統を守る人々に支えられながら成長する物語です。輪島の朝市や塩田の風景が鮮やかに映し出されました。

🥢 福井県:不器用な情熱が「笑い」に変わる、日本一熱い箸渡し

福井県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第77作
ちりとてちん
貫地谷しほり
(2007年)
● 落語と塗り箸、伝統が繋ぐ親子の絆

福井県小浜市が舞台。自分に自信が持てないネガティブなヒロインが、上方落語の世界に飛び込み、成長していく姿を描きました。小浜の伝統工芸「若狭塗り箸」が物語の重要な鍵となり、職人の矜持と家族の情愛が視聴者の涙を誘いました。

🌿 岐阜県:清流のせせらぎに夢をのせ、青い空へと羽ばたく勇気

岐阜県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第66作
さくら
高野志穂
(2002年)
● 飛騨高山、異文化が織りなす心の交流

ハワイ生まれのヒロインが、岐阜県・飛騨高山の中学校に英語教師として赴任。日本の伝統文化に戸惑いながらも、城下町の温かな人々と心を通わせていく国際色豊かな物語です。

第98作
半分、青い。
永野芽郁
(2018年)
● 東濃の商店街、失敗を恐れぬ発明の翼

岐阜県東濃地方が舞台。片耳の失聴を乗り越え、ユニークな感性で七転び八起きしながら「発明」にたどり着くヒロイン・鈴愛の物語。懐かしい昭和の商店街の風景が話題となりました。

🎹 愛知県:八丁味噌の香りにのせて、心震わす情熱の旋律

愛知県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第74作
純情きらり
宮﨑あおい
(2006年)
● 岡崎の空に響く、ジャズと乙女の夢

愛知県岡崎市が舞台。戦前・戦中・戦後の激動期、ジャズピアニストを目指すヒロインが、音楽への情熱と愛を貫く物語です。味噌蔵の風景や、音楽を禁じられた時代の苦悩が鮮やかに描かれました。

第102作
エール
窪田正孝
(2020年)
● 豊橋の風に吹かれ、夫婦で歩む音楽の道

ヒロインの故郷として愛知県豊橋市が登場。作曲家・古関裕而氏の妻がモデルで、豊橋の美しい海岸や伝統の「手筒花火」が物語を彩りました。夫婦が音楽を通じて互いを支え合う姿が感動を呼びました。

🍵 静岡県:富士の麓で紡がれる、家族の絆と「あたりまえ」の幸せ

静岡県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第29作
ハイカラさん
手塚理美
(1982年)
● 横浜から静岡へ、時代の先を歩む女性

明治時代、新しい価値観を持って生きる女性の姿を描いた作品。静岡の風景が、ヒロインの真っ直ぐな生き方を引き立てる美しい舞台として登場しました。

第42作
青春家族
いしだあゆみ・清水美砂
(1989年)
● 伊豆の自然に包まれた、母娘の再出発

静岡県下田市などが舞台。東京から伊豆へ移り住んだ母娘を中心に、現代的な家族の葛藤と再生を描きました。いしだあゆみさんと清水美砂さんのW主演も話題に。

第46作
君の名は
鈴木京香
(1991年)
● 修善寺の雨に溶ける、忘れえぬ約束

全国各地が舞台となる本作で、静岡の修善寺も重要な場所として登場します。風情ある温泉街の景色が、真知子と春樹のすれ違う恋の切なさをより一層深めました。

第94作
とと姉ちゃん
高畑充希
(2016年)
● 遠州・浜松、豊かな水と繊維が育んだ家族愛

ヒロインの幼少期から多感な時期を過ごした舞台が浜松市。遠州鉄道や中田島砂丘など、地元の風景がふんだんに登場し、亡き父に代わり家族を守る「とと」としての自覚を育みました。




【近畿】

🏺滋賀県:琥珀色の信楽焼と、琵琶湖が育む情熱の炎

滋賀県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第24作
鮎のうた
山咲千里
(1979年)
● 琵琶湖のほとり、商家に生きる誇り

滋賀県長浜市などが舞台。大正・昭和の激動期を背景に、商家の家風を守りながら、琵琶湖の鮎のようにしなやかに生き抜くヒロインの姿が描かれました。

第39作
はっさい先生
若村麻由美
(1987年)
● 近江八幡から大阪へ、熱血教師の奮闘記

滋賀県近江八幡市が舞台の一つ。おてんばで情熱的なヒロインが、教師として生徒たちと向き合う日々。近江商人の精神が息づく街並みが物語に深みを与えています。

第101作
スカーレット
戸田恵梨香
(2019年)
● 信楽の土に挑む、女性陶芸家の情熱

滋賀県甲賀市信楽町が舞台。陶芸の世界に飛び込み、独自の色彩「スカーレット(緋色)」を追い求めたヒロインの、波乱万丈ながらも輝かしい半生を描きました。

 

🦞三重県:伊勢の神風に吹かれ、愛と宿命を越えていく旅路

三重県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第7作
旅路
日藤孝子
(1967年)
● 鉄道員一家の絆と、伊勢・亀山の風景

三重県亀山市などが舞台の一つ。国鉄職員の夫を支える妻の半生を描きました。鉄道の町として栄えた亀山の情緒と、伊勢神宮への参拝客で賑わう三重の活気が物語を彩りました。

第31作
おしん
田中裕子
(1983年)
● 伊勢の露天商から始まる、再起の物語

山形、佐賀を経て、おしんが商売の才覚を現すのが伊勢(伊勢市)です。魚の行商から始まり、困難を乗り越えて店を構えるまでの「商売人おしん」の原点がここにあります。

第46作
君の名は
鈴木京香
(1991年)
● 志摩の真珠、運命に翻弄される愛

三重県志摩市が物語の重要な舞台。真珠養殖に携わる人々や、美しい英虞湾(あごわん)の景色を背景に、すれ違う男女の切ない愛の軌跡が描かれました。

 

⛩️ 京都府:千年の伝統に吹く新しい風、凛として歩むヒロインの系譜

京都府が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第5作
たまゆら
笠智衆
(1965年)
● 文豪・川端康成が描いた家族の肖像

宮崎から京都へ移り住む家族の姿を静謐な映像美で綴った、朝ドラ初期の金字塔。古都の四季と家族の絆が、ノーベル賞作家の筆致で鮮やかに描かれました。

第10作

南田洋子
(1970年)
● 激動の昭和、京の暖簾を守り抜く

戦中から戦後の動乱期、京都の旧家を舞台に、夫を待ち続けながら家を守るヒロインの生涯。京都女性の芯の強さと、時代に翻弄されない凛とした美しさが胸を打ちます。

第22作
わたしは海
相原友子
(1978年)
● 瀬戸内から京都へ、愛を求めた旅路

広島の島で育ったヒロインが、憧れの京都へと向かう波乱万丈の物語。戦後の復興期、自分の居場所を必死に切り拓いていく姿に、多くの視聴者がエールを送りました。

第37作
都の風
加納みゆき
(1986年)
● 呉服商三姉妹、伝統と革新の狭間で

明治末期から昭和へ。京都の呉服問屋を舞台に、変化する時代の中でそれぞれの「幸せ」を追求した三姉妹の物語。絢爛豪華な着物文化の裏側にある、商人の矜持が描かれます。

第45作
京、ふたり
畠田理恵
(1990年)
● 錦市場の活気と、漬物屋の母娘バトル

京都の台所・錦市場に近い老舗の漬物屋が舞台。伝統を重んじる母と、現代的な感覚で改革を目指す娘の衝突と和解を、ユーモアたっぷりに映し出しました。

第49作
ええにょぼ
戸田菜穂
(1993年)
● 丹後・伊根の舟屋から吹く爽やかな風

日本海に面した美しい漁師町・伊根と舞鶴が舞台。研修医として奮闘するヒロインの成長物語。タイトルの「ええにょぼ」とは、地元の言葉で「良い奥さん、美人」を意味します。

第61作
あすか
竹内結子
(1999年)
● 和菓子の世界に咲いた、一輪の情熱

奈良・明日香村から京都へ。女人禁制の伝統が残る和職人の世界に飛び込んだヒロイン・あすかが、感性と努力で「一生もん」の菓子を追求する姿は、多くの感動を呼びました。

作品 / 主演特徴・エピソード
第63作
オードリー
岡本綾
(2000年)
● 映画の都・太秦、活動屋たちの熱き夢

京都・太秦の撮影所で育ったヒロインが、女優から映画監督を目指す波乱の半生。堺雅人さん、佐々木蔵之介さんの出世作としても有名で、映画への愛が凝縮された作品です。

第65作
ほんまもん
池脇千鶴
(2001年)
● 料理の真髄、京の料亭で学ぶ「心」

和歌山から京都の老舗料亭へ。精進料理や京料理の修行を通じて、単なる技術ではなく「命をいただく」ことの尊さを学ぶ物語。池脇さんのひたむきな演技が光りました。

第79作
だんだん
三倉茉奈・佳奈
(2008年)
● 祇園の夜に響く、双子のハーモニー

島根・出雲と京都・祇園が舞台。運命的に再会した双子の姉妹が、舞妓と路上ミュージシャンという異なる道を歩みながら、絆を深めていく音楽ドラマ。劇中歌も話題になりました。

第93作
あさが来た
波瑠
(2015年)
● 京都の令嬢、大阪で「実業の母」へ

ヒロイン・あさの生家は京都の豪商・今井家。おっとりとした京言葉とは裏腹に、相撲好きで好奇心旺盛な少女時代が、後の大実業家としての礎を築きました。

第97作
わろてんか
葵わかな
(2017年)
● 笑いを商売に。京都の薬種問屋の娘

京都の老舗薬種問屋に生まれたヒロインが、笑いを愛する夫と共に大阪へ渡り、寄席経営に乗り出す物語。厳格な父との対立と、笑いに懸ける情熱が描かれました。

第105作
カムカムエヴリバディ
川栄李奈
(2021年)
● 100年の物語、最後は京都で結実する

三世代の最後を飾るヒロイン・ひなたの舞台は京都。太秦映画村を背景に、ラジオ英語講座とあんこと時代劇が交錯し、壮大な家族の秘密が解き明かされるラストは圧巻でした。

🦌 奈良県:古都の静寂に抱かれ、伝統を未来へ繋ぐ情熱の灯

奈良県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第5作
たまゆら
笠智衆
(1965年)
● 川端康成が書き下ろした、晩年の静かな旅路

奈良市や宮崎県が舞台。定年退職した男性が自らの人生を振り返る旅を描いた、初期朝ドラの名作です。巨匠・川端康成氏が執筆したことでも知られ、奈良の落ち着いた風景が物語に深みを与えています。

第37作
都の風
加納みゆき
(1986年)
● 奈良の商いと、姉妹の生き様

奈良市が主な舞台の一つ。老舗商家に生まれた姉妹が、激動の昭和をそれぞれの信念で生き抜く姿を描きました。古都ならではの商家のしきたりや、家族の絆が丁寧に映し出されています。

第61作
あすか
竹内結子
(1999年)
● 明日香村の土、京都の和菓子

奈良県明日香村から物語が始まります。女性和菓子職人を目指すヒロイン・あすかの成長物語。竹内結子さんの瑞々しい演技と、明日香村の悠久の自然がマッチした不朽の人気作です。

兵庫県:異国情緒と伝統が溶け合い、何度でも立ち上がる不屈の港町

兵庫県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第20作
風見鶏
新井春美
(1977年)
● 神戸北野、パン職人と歩んだ異国の薫り

明治から昭和、神戸・北野を舞台に、ドイツ人パン職人と結婚したヒロインが、パン文化を広めながら強く生きる姿を描きました。神戸の異人館ブームの火付け役となった記念碑的作品です。

第26作
虹を織る
紺野美沙子
(1980年)
● 憧れの宝塚歌劇団、夢を追う乙女の情熱

山口県萩から宝塚へ。ヒロインが憧れの「タカラジェンヌ」を目指し、厳しい修業に励む青春物語。華やかな舞台の裏側にある努力と情熱が、宝塚の街を背景に鮮やかに描かれました。

第41作
純ちゃんの応援歌
山口智子
(1988年)
● 西宮・甲子園、夢を支える「応援」の力

和歌山から西宮へ。高校野球の聖地・甲子園球場のそばで旅館を営み、球児たちを温かく支えるヒロインの半生を描きました。山口智子さんのデビュー作としても知られる感動作です。

第49作
ええにょぼ
戸田菜穂
(1993年)
● 丹後・伊根の舟屋、絆を繋ぐ女医の奮闘

京都府伊根町から、兵庫県豊岡市(城崎温泉)などが舞台。研修医として奮闘するヒロインが、地域の健康と笑顔を守りながら、自らも成長していく姿を描きました。

第57作
甘辛しゃん
佐藤夕美子
(1997年)
● 灘の酒、震災を越えて繋ぐ職人の魂

神戸・灘の酒蔵を舞台に、震災の苦難を乗り越えて伝統の酒造りを守り抜く人々の絆を描きました。灘五郷の誇りと、復興へと向かう神戸の力強い意志が込められています。

第71作
わかば
原田夏希
(2004年)
● 緑豊かな明日へ、造園家を目指す一途な心

宮崎から神戸へ。震災で亡くした父の面影を追い、造園家として神戸の街に緑を蘇らせようとするヒロインの成長物語。植物の力で人の心を癒やす姿が共感を呼びました。

第95作
べっぴんさん
芳根京子
(1916年)
● 神戸の洋裁、子供への愛を紡ぐ「逸品」

戦後の神戸。子供服専門店「ファミリア」の創業者をモデルに、愛する娘のために始めた服作りが、やがて日本中の母子を笑顔にしていく奇跡の物語を描きました。

第111作
おむすび
橋本環奈
(2024年)
● 平成のギャル、食の力で日本を元気に

福岡・神戸が舞台。震災の記憶を抱えながら、平成のギャル文化を謳歌したヒロインが、栄養士として「食」を通じ人の心を結んでいく、パワフルな現代劇です。

🍊 和歌山県:紀州の太陽と黒潮に抱かれ、真心で道を切り拓く

和歌山県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第20作
風見鶏
新井春美
(1977年)
● 異国のパン文化、始まりは和歌山の地から

神戸・北野のイメージが強い本作ですが、物語の始まりは和歌山。ヒロインのまつがドイツ人パン職人と出会い、新しい文化へと足を踏み出す勇気の物語は、紀州の穏やかな風景から始まりました。

第41作
純ちゃんの応援歌
山口智子
(1988年)
● 美山村の自然に育まれた、明るい応援の心

和歌山県美山村(現・日高川町)が舞台。豊かな自然の中で家族を支え、やがて甲子園の側で球児たちを応援する道を選ぶヒロイン・純子の、太陽のような笑顔が日本中を明るくしました。

第65作
ほんまもん
池脇千鶴
(2001年)
● 熊野古道の神気と、至高の料理への探求

和歌山県中辺路町(現・田辺市)が舞台。料理人を目指すヒロインが、熊野の豊かな食材と出会い、「ほんまもん(本物)」の味を追い求めて成長していく瑞々しい物語です。

🐙 大阪府:笑いと涙のくいだおれ、商魂と人情が織りなす日本一の朝ドラ聖地

大阪府が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第16作
おはようさん
諸口あきら
(1975年)
● 大阪の朝を彩った、記念すべき「BK制作」第1弾

大阪放送局が初めて単独制作した記念すべき作品。高度経済成長期の大阪を舞台に、明るく生きる女性の姿が共感を呼びました。

第24作
鮎のうた
山咲千里
(1979年)
● 船場の商家で育まれる、純真な愛の形

大阪・船場の商家を舞台に、激動の昭和を生き抜くヒロインの成長物語。清流を泳ぐ鮎のような、しなやかで力強い生命力を描きました。

第30作
よーいドン
藤吉久美子
(1982年)
● 観光バスガイドが案内する、戦後の大阪

戦後、観光バスのガイドとして奮闘するヒロイン。大阪の復興と、人々の笑顔を取り戻そうとする情熱が明るいタッチで描かれました。

第33作
心はいつもラムネ色
新藤栄作
(1984年)
● 笑いの殿堂・漫才作家の青春グラフティ

実在の漫才作家をモデルに、大阪の「笑い」の裏側にある苦悩と情熱を描いた野心作。男性ヒロイン(主人公)としても話題を呼びました。

第35作
いちばん太鼓
岡野進一郎
(1985年)
● 旅芸人の一座が届ける、心に響く音色

大衆演劇の世界を舞台に、血の繋がらない家族の絆を描いた人情ドラマ。大阪らしい「賑やかさと切なさ」が同居する名作です。

第37作
都の風
加納みゆき
(1986年)
● 京都から大阪へ、商いの魂を受け継ぐ

京都の呉服商三姉妹の物語ですが、大阪の活気ある商売の世界も色濃く描かれました。伝統と変化の間で揺れる女性の自立を綴ります。

第39作
はっさい先生
若村麻由美
(1987年)
● お転婆娘が教師に!「はっさい」の心意気

「はっさい(生意気)」と呼ばれたヒロインが、大阪の下町で教師として奮闘。若村麻由美さんの弾けるような演技が、大阪の元気を象徴しました。

第41作
純ちゃんの応援歌
山口智子
(1988年)
● 甲子園の熱気と共に、夢を追いかけて

和歌山から大阪へ。高校野球の聖地・甲子園球場にほど近い場所で、食堂を営みながら弟や球児たちを支えるヒロイン。山口智子さんのデビュー作です。

第43作
和っこの金メダル
渡辺梓
(1989年)
● バレーボールに懸けた、青春の回転レシーブ

「東洋の魔女」に憧れ、大阪の実業団チームで金メダルを目指すヒロインのスポ根物語。高度成長期の大阪のエネルギーをスポーツを通して描きました。

作品 / 主演特徴・エピソード
第47作
おんなは度胸
泉ピン子・藤山直美
(1992年)
● 大阪・有馬の温泉宿、嫁姑バトル炸裂

大阪から有馬温泉へ。強烈な個性の泉ピン子さんと藤山直美さんが繰り広げる嫁姑の攻防は、これぞ大阪制作!という圧巻のエンターテインメント。

第51作
ぴあの
純名里沙
(1994年)
● 音楽の都・大阪で奏でる、四姉妹の旋律

童話作家を目指しながらピアノを愛するヒロインの物語。宝塚歌劇団出身の純名里沙さんの澄んだ歌声が、大阪の朝に響き渡りました。

第52作
春よ、こい
安田成美・中田喜子
(1994年)
● 脚本家・橋田壽賀子の自伝的物語

東京制作ですが、戦時中の疎開先や家族のルーツとして大阪が重要な舞台に。厳しい時代を生き抜く、強い女性の意志を描き出しました。

第53作
走らんか!
三国一夫
(1995年)
● 下町・空堀商店街の、走る!青春

舞台は福岡・博多ですが、制作のBK(大阪局)らしい「人情味」と「活気」が全編に溢れた異色作。等身大の若者の悩みと成長を熱く描きました。

第55作
ふたりっ子
岩崎ひろみ・菊池麻衣子
(1996年)
● 通天閣の下、将棋と恋に生きた双子

大阪・阿倍野と新世界が舞台。対照的な性格の双子姉妹が、それぞれの幸せを見つけるまでの物語。野田浩司のオーラや「通天閣の歌姫」など、大阪アイコンが満載。

第59作
やんちゃくれ
小西美帆
(1998年)
● 造船の町・大正で、夢の翼を広げる

大阪・大正区の造船所を舞台に、持ち前の「やんちゃ」さで壁を乗り越えていくヒロイン。運送業や出版業など、次々と新しいことに挑戦する姿が爽快でした。

第65作
ほんまもん
池脇千鶴
(2001年)
● 料理の真髄は「心」。大阪の料亭で修行

京都での料亭修行が中心ですが、物語の拠点は大阪。池脇さんの素朴ながら芯の強い演技が、大阪の厳しい修行の世界に光を当てました。

第67作
まんてん
宮地真緒
(2002年)
● 屋久島から宇宙へ!大阪の気象予報士

屋久島で育ったヒロインが大阪で気象予報士を目指し、さらには宇宙へ。壮大なスケールながら、大阪の下町の温かさが物語を支えていました。

第69作
てるてる家族
石原さとみ
(2003年)
● 池田市発、ミュージカル仕立ての四姉妹

大阪・池田市の製パン店が舞台。戦後の復興期、夢に向かって走る家族の姿を軽快な歌と踊りで描きました。インスタントラーメン誕生の秘話も織り交ぜられています。

作品 / 主演特徴・エピソード
第73作
風のハルカ
村川絵梨
(2005年)
● 湯布院から大阪へ。旅行代理店で奮闘

大分・由布院の自然の中で育ったヒロインが、大阪の都会で旅行プランナーとして成長していく姿を描きました。都会と田舎の絆がテーマです。

第75作
芋たこなんきん
藤山直美
(2006年)
● 作家・田辺聖子をモデルにした「大人」の朝ドラ

大阪の戦中・戦後を生き抜いた作家と、風変わりな夫との深い愛情物語。藤山直美さんの卓越した演技力が、大阪の文化とユーモアを体現しました。

第77作
ちりとてちん
貫地谷しほり
(2007年)
● 落語の聖地・大阪。笑って泣ける究極の人情劇

福井・小浜から大阪へ。自信のないヒロインが上方落語の世界に飛び込み、師匠や仲間と絆を深める姿は、今なお「朝ドラ史上最高」の声が上がるほどの名作。

第83作
てっぱん
瀧本美織
(2010年)
● 尾道のお好み焼きが、大阪で繋ぐ家族の絆

広島・尾道から大阪へ。お節介な祖母とぶつかり合いながら、お好み焼きを通してバラバラだった家族の心を通わせていく、熱々で美味しい物語。

第85作
カーネーション
尾野真千子
(2011年)
● 岸和田のだんじり魂で、ファッション界を独走

デザイナー・コシノ三姉妹の母をモデルにした、強烈で美しい一代記。大阪・岸和田の荒々しさと繊細なドレス作りが見事に融合した傑作。

第87作
純と愛
夏菜
(2012年)
● 大阪のホテルで奮闘。型破りな愛の物語

沖縄から大阪の大型ホテルへ。魔法を信じるヒロインが、厳しい現実に直面しながらも自分たちの「理想の場所」を追い求める、衝撃的でエネルギッシュな一作。

第89作
ごちそうさん

(2013年)
● 東京の食いしん坊が、大阪の「始末」を学ぶ

東京の洋食屋の娘が、大阪の旧家に嫁ぐ。文化の違いに戸惑いながらも、料理への愛で家族を支え、戦争を乗り越えていく「食べることは生きること」を象徴する作品。

第91作
マッサン
玉山鉄二・シャーロット
(2014年)
● 大阪・住吉から始まった、国産ウイスキーの夢

スコットランド人の妻を連れ、大阪の地で理想のウイスキー造りに邁進した夫婦の物語。異文化の衝突と、それを超える深い愛が日本中を熱狂させました。

第93作
あさが来た
波瑠
(2015年)
● 「びっくりぽん!」幕末から明治、大阪経済を創る

京都の豪商から大阪の両替商へ嫁いだあさ。炭鉱経営や銀行設立、女子大創設など、不可能を可能にしていく姿は、まさに大阪の「商魂」そのもの。

作品 / 主演特徴・エピソード
第95作
べっぴんさん
芳根京子
(2016年)
● 神戸から大阪の百貨店へ。子供服への愛情

戦後の何もない中で、子供たちのために「本当に良いもの(べっぴん)」を作ろうとした母親たちの物語。大阪のデパートを舞台にした成功譚も描かれました。

第97作
わろてんか
葵わかな
(2017年)
● 吉本興業をモデルに、大阪を「笑いの都」に

京都の薬種問屋から、笑いを愛する夫と大阪へ。小さな寄席から始まり、日本最大のエンターテインメント企業を築き上げるまでの、愛と笑いの奮闘記。

第99作
まんぷく
安藤サクラ
(2018年)
● 池田市で誕生!世界を変えた魔法のラーメン

「インスタントラーメン」を生み出した安藤百福夫妻をモデルに、何度失敗しても立ち上がる不屈の大阪魂を描きました。安藤サクラさんのチャーミングな魅力が爆発。

第101作
スカーレット
戸田恵梨香
(2019年)
● 大阪から信楽へ。情熱の火を絶やさない

滋賀がメインですが、幼少期の大阪での暮らしや、女中として働く修行の日々がヒロインの強靭な精神を育みました。働く女性のリアルな姿に迫りました。

第103作
おちょやん
杉咲花
(2020年)
● 道頓堀の芝居茶屋から、喜劇の女王へ

松竹新喜劇の看板女優・浪花千栄子をモデルに、極貧の子供時代から一歩ずつ夢を掴んでいくヒロインの生涯。杉咲花さんの魂を揺さぶる関西弁の熱演が圧巻。

第105作
カムカムエヴリバディ
上白石萌音・深津絵里・川栄李奈
(2021年)
● 大阪・道頓堀のジャズ。二代目るいの物語

岡山の安子からバトンを受け、大阪・道頓堀でジャズと出会い、自分の人生を切り拓いていく二代目・るい。100年の物語を繋ぐ、最も切なく美しい大阪編です。

第107作
舞いあがれ!
福原遥
(2022年)
● 東大阪の「町工場の誇り」が、空を飛ぶ

ものづくりの町・東大阪。航空学校での夢、そして父の遺した工場を支えながら、再び空を見上げるまでの物語。大阪の製造業を支える技術と人情を丁寧に描きました。

第109作
ブギウギ
趣里
(2023年)
● 道頓堀のUSKから、日本を照らす歌の女王へ

香川から大阪・道頓堀の銭湯へ。OSKをモデルにした歌劇団で才能を開花させ、戦後の日本を明るく照らした「ブギの女王」の熱狂的な半生。圧巻のパフォーマンスに日本中が踊りました。

第111作
おむすび
橋本環奈
(2024年)
● 福岡、そして神戸から大阪へ。栄養士の夢

ギャルから栄養士へ。阪神淡路大震災の経験を胸に、大阪で学び、人々を支える「食」の道を目指すヒロイン。現代大阪のリアルな息遣いを描く最新作。




【中国】

🐫 鳥取県:砂丘に描く希望の虹と、水木しげるが愛した故郷

鳥取県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第10作

南田洋子
(1970年)
● 激動の昭和を生き抜く、家族の絆

鳥取市などが舞台。戦前・戦中・戦後と、時代の荒波に揉まれながらも、大家族を支え「虹」のように明るく希望を捨てずに生きたヒロインの半生を描きました。

第33作
心はいつもラムネ色 新藤栄作
(1984年)
● 境港から大阪へ、笑いと夢の旅路

鳥取県境港市が舞台の一つ。戦後の上方漫才の黄金時代を背景に、脚本家を目指す主人公たちの青春を描きました。境港ののんびりした風景と、大阪の活気の対比が印象的です。

第82作
ゲゲゲの女房
松下奈緒
(2010年)
● 漫画家の夫を支え抜いた、安来と境港

鳥取県境港市出身の漫画家・水木しげるさんの夫人、武良布枝さんの自伝が原作。極貧生活を明るく乗り越える「見えないもの」を信じる夫婦の姿が、社会現象を巻き起こしました。

🍑 岡山県:晴れの国に響くジャズと、時代を拓く美の意志

岡山県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第56作
あぐり
田中美里
(1997年)
● 岡山から東京へ、美容師の道を切り拓く

岡山市が舞台の一つ。実在の美容師・吉行あぐりさんをモデルに、自由奔放な夫を支えながら、自らも美のプロフェッショナルとして自立していくヒロインの半生が描かれました。

第105作
カムカムエヴリバディ
上白石萌音
(2021年)
● ラジオ英語講座と、100年の物語の始まり

岡山市の商店街から始まる親子3代の物語。初代ヒロイン・安子が、戦火の中でラジオ英語講座を糧に生き抜く姿と、甘いあんこの香りが漂う和菓子屋の日常が切なくも美しく描かれました。

⛩️ 島根県:縁結びの神様が見守る、再会と献身のメロディ

島根県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第79作
だんだん
三倉茉奈・佳奈
(2008年)
● 松江と京都、離れた双子が紡ぐ「縁」

島根県松江市が主な舞台の一つ。宍道湖のほとりで育ったヒロインと、京都の舞妓となった双子の姉妹が運命的に再会し、歌を通じて心を繋いでいく物語です。タイトルの「だんだん」は出雲弁で「ありがとう」を意味します。

第82作
ゲゲゲの女房
松下奈緒
(2010年)
● 安来の商家から、漫画家の妻へ

鳥取県境港だけでなく、ヒロインの出身地である島根県安来(やすぎ)市も重要な舞台。豊かな自然と家族の絆に育まれたヒロインが、夫・しげるを支える強さの源泉が安来の日々の中に描かれました。

🍋 広島県:瀬戸内の風と情熱、明日を切り拓く不屈の輝き

広島県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第4作
うず潮
林美智子
(1964年)
● 尾道の坂道から始まった、放浪記の魂

広島県尾道市が舞台。作家・林芙美子の半生をモデルに、貧しさに負けず、たくましく生き抜く女性の姿を描きました。尾道の美しい風景を全国に知らしめた記念碑的作品です。

第11作
繭子ひとり
山口果林
(1971年)
● 故郷を胸に、都会の孤独と向き合う

広島と東京が舞台。母を求めて上京したヒロイン・繭子が、厳しい現実の中で自立していく成長物語。広島の家族への想いが、孤独な彼女を支える力として描かれました。

第22作
わたしは海
相楽晴子
(1988年)
● 戦中・戦後の広島を生き抜く「海」の如き強さ

広島県呉市や江田島が舞台。戦争で傷ついた少女が、広島の再生と共にたくましく成長し、自分の道を切り拓いていく姿を、瀬戸内の豊かな自然と共に活写しました。

第83作
てっぱん
瀧本美織
(2010年)
● お好み焼きがつなぐ、尾道と大阪の絆

尾道市が舞台の一つ。自分が養女だと知ったヒロインが、血の繋がらない祖母と共に、お好み焼き(尾道焼き)を通じて家族の絆を再生させていく、賑やかで温かな物語です。

第91作
マッサン
玉山鉄二
(2014年)
● 竹原の酒蔵から始まった、ウイスキーの夢

広島県竹原市がヒロイン夫婦の出発点。ニッカウヰスキー創業者をモデルに、国際結婚の壁を越え、本場に負けないウイスキー造りに魂を燃やす夫婦の愛と冒険の物語です。

🐡 山口県:維新の風吹く海辺から、明日へとはばたく不屈の心

山口県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第14作
鳩子の海
斎藤こず恵 / 藤田美保子
(1974年)
● 瀬戸内の波音と、記憶を辿る少女の祈り

山口県上関町などが舞台。戦中の混乱で記憶を失った少女・鳩子が、瀬戸内の温かな人々に支えられながら成長する物語です。子役時代の斎藤こず恵さんの熱演が日本中を涙させ、驚異的な視聴率を記録しました。

第26作
虹を織る
紺野美沙子
(1980年)
● 萩の城下町から、宝塚の華やかな舞台へ

山口県萩市が舞台。歴史情緒あふれる萩で育ったヒロインが、憧れの宝塚歌劇団を目指して奮闘する青春物語です。萩の美しい町並みと、華やかなレビューの世界の対比が鮮やかに描かれました。

第43作
和っこの金メダル
渡辺梓
(1989年)
● バレーボールにかけた、防府の青春

山口県防府市が舞台。実在の女子バレーボール選手をモデルに、厳しい特訓に耐えながらオリンピックという大きな夢を追いかける姿を描きました。スポ根要素あふれる爽快な感動作です。

【四国】

🍜 香川県:瀬戸内の穏やかな波光と、心躍るブギの調べ

香川県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第2作
あしたの風
渡辺富美子
(1962年)
● 小豆島の豊かな自然と家族の絆

朝ドラ黎明期の名作。小豆島を舞台に、戦中・戦後の困難な時代を懸命に生きる一家の姿を描きました。瀬戸内海の美しい風景が、白黒画面を通しても人々の心に深く刻まれました。

第109作
ブギウギ
趣里
(2023年)
● 「ブギの女王」のルーツ、東かがわ

戦後の大スター・笠置シづ子さんがモデル。ヒロインの出生の秘密に関わる重要な地として、東かがわ市が登場。引田の古い街並みや美しい手袋産業の歴史が物語を彩りました。

🌊 徳島県:阿波の青き海と、心にシャッターを切る情熱の街

徳島県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第25作
なっちゃんの写真館 星野知子
(1980年)
● 徳島の女性写真家・草分けの物語

徳島市を舞台に、明治・大正・昭和を駆け抜けた女性写真家の生涯を描きました。戦火を乗り越え、レンズを通して人々の喜びや悲しみを見つめ続けたヒロインの凛とした姿が、当時の視聴者に深い感銘を与えました。

第81作
ウェルかめ
倉科カナ
(2009年)
● 美波町のウミガメと編集者の夢

徳島県美波町が舞台。ウミガメが産卵に訪れる美しい海岸を背景に、ローカル雑誌の編集者を目指すヒロインの奮闘を描きました。阿波弁の心地よい響きと、四国の豊かな自然が画面いっぱいに広がった作品です。

🍊 愛媛県:琥珀色の夕日と、時代を切り拓くひたむきな笑顔

愛媛県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第6作
おはなはん
樫山文枝
(1966年)
● 朝ドラ人気を不動にした伝説のヒロイン

愛媛県大洲市が舞台。明治・大正・昭和を明るく元気に生き抜く「おはなはん」の姿が日本中の心を掴み、放送時間には「街から女の人が消える」と言われるほどの社会現象を巻き起こしました。

第13作
北の家族
高橋洋子
(1973年)
● 別府・金沢を経て松山へ

金沢や函館と並び、愛媛県松山市が重要な舞台となりました。家族の絆をテーマに、松山の穏やかな風土の中で再生していく人々の心の機微が繊細に描かれた名作です。

🌿 高知県:土佐の風に吹かれて、自由と夢を愛でる情熱の軌跡

高知県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第40作
ノンちゃんの夢
藤田朋子
(1988年)
● 激動の時代、土佐から東京へ

高知県宿毛市が舞台の一つ。戦中・戦後の混乱期に、雑誌編集者の夢を追いかけたヒロインの成長物語です。高知の豊かな自然と、困難に負けない土佐女性の強さが印象的に描かれました。

第108作
らんまん
神木隆之介
(2023年)
● 天才植物学者の情熱と故郷・佐川

高知県出身の植物学者・牧野富太郎さんがモデル。佐川町の古い町並みや横倉山の多様な植物が画面を彩り、愛する植物のために一生を捧げた「植物の愛し子」の物語が大きな感動を呼びました。

第112作
あんぱん
今田美桜
(2025年)
● アンパンマン生みの親と、その妻の物語

高知県出身のやなせたかしさんと、その妻・小松暢(のぶ)さんがモデル。何があっても前を向き、愛と勇気を届け続けた夫婦の絆を描く最新作として、高知全域から熱い視線が注がれています。




【九州・沖縄】

🍜 福岡県:情熱の火の国、未来へつなぐ「おむすび」の絆

福岡県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第12作
藍より青く
真木洋子
(1972年)
● 牛深と大牟田、戦火を生き抜く愛

熊本の牛深から福岡県大牟田市へ。戦争で夫を亡くしながらも、義母と共に逞しく生きるヒロインの姿が、当時の日本中に感動の嵐を巻き起こしました。

第22作
わたしは海
相原友子
(1978年)
● 広島から門司、玄界灘を見つめて

広島から北九州・門司へ。激動の時代、玄界灘の荒波のように力強く、しなやかに生き抜いた女性の半生を描いた感動作です。

第23作
マー姉ちゃん
熊谷真実
(1979年)
● 長谷川町子さんのルーツ・福岡

『サザエさん』の作者一家を描いた物語。福岡・百道の海岸を散歩中にキャラクターのヒントを得たというエピソードは、今も地元で大切に語り継がれています。

第35作
いちばん太鼓
岡野進一郎
(1985年)
● 筑豊から響く、大衆演劇の鼓動

福岡・筑豊を舞台に、旅役者の一座で育った青年の奮闘記。九州男児らしい熱さと、家族の絆を太鼓の音に乗せて描き出しました。

第53作
走らんか!
三国一夫
(1995年)
● 博多祇園山笠、男たちの情熱

博多の伝統行事「山笠」を軸に、老舗和菓子屋の息子の青春を描きました。博多っ子の心意気と、エネルギッシュな街の空気が画面から溢れ出しました。

第93作
あさが来た
波瑠
(2015年)
● 飯塚の炭鉱、女性興行主の挑戦

実業家・広岡浅子さんがモデル。福岡・飯塚の炭鉱を舞台に、男社会の中で泥だらけになりながらも信頼を勝ち得ていくシーンは、圧巻の迫力でした。

第111作
おむすび
橋本環奈
(2024年)
● 糸島の恵みと平成ギャル文化

自然豊かな糸島で育ったヒロインが、栄養士として人の心と体を結んでいく物語。福岡ならではの食文化と、地元愛あふれるパワフルな展開が話題です。

第112作
あんぱん
今田美桜
(2025年)
● 高知と福岡、結ばれる愛の物語

福岡県出身の今田美桜さんがヒロイン。アンパンマンの生みの親・やなせたかしさんと、その妻・暢(のぶ)さんの激動の人生を描く、待望の最新作です。

♨️ 大分県:湯けむりに乗せて、心揺さぶる音色と爽やかな風

大分県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第51作
ぴあの
純名里沙
(1994年)
● 別府・音楽への夢と家族の物語

大分県別府市が舞台。4人姉妹の末っ子・ぴあのが、亡き父の遺したピアノと共に音楽家を目指す物語です。別府の湯けむりと、美しいピアノの旋律が重なり合う、心温まる作品でした。

第73作
風のハルカ
村川絵梨
(2005年)
● 由布院の空を舞う、パラグライダー

大分県由布院が舞台。離婚した父と暮らしながら、旅行会社で働くヒロイン・ハルカの奮闘を描きました。由布岳の雄大な景色の中をパラグライダーで飛ぶシーンは、まさに「風」を感じさせる爽快さでした。

🏺 佐賀県:伝統の窯火と、時代を切り拓く不屈の志

佐賀県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第9作
信子とおばあちゃん 大谷直子
(1969年)
● 有田の窯元に生きる、祖母と孫の絆

佐賀県有田町が舞台。伝統ある有田焼の窯元を背景に、厳格な祖母と、新しい時代を生きようとする孫娘・信子の心の交流を描きました。美しい磁器の数々と、職人の誇りが物語に深みを与えました。

第31作
おしん
田中裕子
(1983年)
● 佐賀・鹿島の厳しい大地と試練

世界的な大ヒット作。山形から夫の故郷・佐賀県鹿島市へと移り住んだおしんを待っていたのは、過酷な開墾生活と厳しい嫁姑問題でした。この佐賀編は、おしんの人生における最大の試練の地として描かれました。

長崎県:五島の風に舞いあがり、異国情緒の空を駆ける

長崎県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第69作
てるてる家族
石原さとみ
(2003年)
● 佐世保のパン屋から始まる、夢のワルツ

大阪と長崎県佐世保市が舞台。4人の娘たちがそれぞれの夢を追いかける姿をミュージカル仕立てで描きました。長崎の明るい光と、家族の賑やかな歌声が、元気を届けてくれた名作です。

第107作
舞いあがれ!
福原遥
(2022年)
● 五島列島の広い空と、ばらもん凧

長崎県五島列島が舞台。引っ込み思案だったヒロインが、島の力強い自然と温かな人々に触れ、空への夢を抱き成長していきます。島に伝わる「ばらもん凧」が、空高く舞う姿は圧巻でした。

🌋 熊本県:阿蘇の燃ゆる情熱と、肥後女子が紡ぐ不屈の絆

熊本県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第12作
藍より青く
真木洋子
(1972年)
● 牛深の海から始まる、究極の夫婦愛

天草・牛深が舞台の一つ。戦中・戦後の混乱の中で、夫を信じ、待ち続けるヒロインの献身的な愛が描かれました。牛深の美しい海と、人々の温かさが「朝ドラの原点」とも呼べる感動を呼びました。

第18作
火の国に
鈴鹿景子
(1976年)
● 阿蘇の麓、造園師を目指す女性の夢

熊本市や阿蘇地方が舞台。当時の女性としては珍しかった「造園師」を目指すヒロインの奮闘を描きました。阿蘇の雄大な景観をバックに、夢を追いかける姿が多くの若者に勇気を与えました。

第63作
オードリー
岡本綾
(2000年)
● 産炭地・荒尾と映画の世界

京都の映画撮影所が主な舞台ですが、物語の重要な背景として福岡との県境に位置する荒尾市も登場。万田坑などの近代化産業遺産の風景が、ヒロインたちの歴史的な歩みを彩りました。

🌴 宮崎県:ひなたの光と、家族を癒やす希望の緑

宮崎県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第5作
たまゆら
笠智衆
(1965年)
● 川端康成が書き下ろした、宮崎の旅路

宮崎市や日南海岸が舞台。定年を迎えた主人公が、宮崎への旅を通して人生を見つめ直す物語です。ノーベル賞作家・川端康成が初めてテレビドラマを執筆したことで大きな話題となりました。

第71作
わかば
原田夏希
(2004年)
● 日南の緑と共に、家族を繋ぐ樹木医

宮崎県日南市が舞台。阪神・淡路大震災をきっかけに父を亡くしたヒロインが、母の故郷・宮崎で樹木医を目指します。飫肥(おび)の美しい町並みと、力強い緑が心を癒やす感動作です。

🌋 鹿児島県:桜島の鼓動と、明日へとはばたく不屈の魂

鹿児島県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第6作
おはなはん
樫山文枝
(1966年)
● 明治・大正・昭和を駆け抜けた、永遠のヒロイン

愛媛と鹿児島県が舞台。軍人の夫と共に鹿児島で過ごした日々を含め、激動の時代を明るく前向きに生き抜く姿は、日本中に「おはなはん」旋風を巻き起こしました。

第23作
マー姉ちゃん
熊谷真実
(1979年)
● 磯野家のルーツ、鹿児島での賑やかな日常

福岡と鹿児島県が舞台。『サザエさん』の作者・長谷川町子さんの姉がモデル。一家で鹿児島に住んでいた時代の瑞々しいエピソードや、個性豊かな家族の絆がユーモラスに描かれました。

第67作
まんてん
宮地真緒
(2002年)
● 屋久島の深い森から、宇宙を目指して

長崎県五島ではなく、こちらは鹿児島県屋久島が舞台。世界自然遺産の豊かな森で育ったヒロインが、気象予報士を経て宇宙飛行士という壮大な夢に挑戦する、勇気あふれる物語です。

🌺 沖縄県:美ら海の輝きと、命(ぬち)燃やす家族の絆

沖縄県が舞台の朝ドラ
作品 / 主演特徴・エピソード
第64作
ちゅらさん
国仲涼子
(2001年)
● 小浜島の青い海、おばぁの知恵袋

沖縄県小浜島が舞台の一つ。ヒロイン・恵里が看護師を目指し、東京と沖縄を繋ぐ温かな家族の物語です。「なんくるないさ」という言葉と共に、日本中に沖縄ブームを巻き起こしました。

第87作
純と愛
夏菜
(2012年)
● 宮古島のホテル再建、愛を信じる物語

沖縄県宮古島が舞台。大阪から故郷の島へ戻り、ホテルの再生に奮闘するヒロイン・純。情熱的で真っ直ぐな生き方と、家族の複雑な絆をリアルかつエネルギッシュに描き出しました。

第106作
ちむどんどん
黒島結菜
(2022年)
● やんばるの風、沖縄料理に込めた想い

沖縄本島北部の「やんばる」が舞台。沖縄の本土復帰50年を記念し、美味しい沖縄料理に夢をかけた4兄妹の絆を描きました。劇中に登場する郷土料理の数々が話題を呼びました。

 



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まとめ 

47都道府県の朝ドラを振り返ると、
それぞれの土地が持つ固有の歴史や、
時代を切り拓いてきたヒロインたちの力強い歩みが見えてきます。

作品を知ることは、その土地の精神を知ること。
今回ご紹介した各県のエピソードや特徴を通じて、
かつて夢中になった名シーンを思い出し、
日本の各地域が持つ魅力を再発見していただければ幸いです。
次はどの街の物語を振り返るか、
ぜひ本記事をガイドブックとしてお楽しみください。

おわり

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