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はじめに

山々に囲まれ、豊かな温泉が湧き出る群馬県。
実は、映画ファンにとっては「聖地の宝庫」であることをご存知でしょうか?

県を挙げたロケ誘致が盛んで、数々の名作やヒット作の舞台となってきました。 どこか懐かしい商店街、 手に汗握る峠道、 そして情緒あふれる温泉街。
スクリーンの中で輝く群馬の景色は、 時に激しく、時に優しく、
私たちの旅情をかき立てます。

今回は、群馬県が舞台となった映画の中から、
絶対に観てほしい名作を厳選して41作品ご紹介します。
映画を観終わる頃には、 あなたもきっと群馬の街を歩きたくなるはずです。

群馬の空気を感じる!メインの11作品

リンダ リンダ リンダ

【一言でいうと?】
文化祭直前、韓国人留学生と女子高生たちが結成したバンドの瑞々しすぎる青春劇。
元・群馬県立藤岡女子高校をメインロケ地として撮影されました。
校舎の廊下、放課後の音楽室、そしてどこまでも広がる群馬の空。
何気ない風景が、THE BLUE HEARTSのメロディに乗ってキラキラと輝き出します。

【ここが群馬県ポイント!】
廃校になった高校をまるごと使って撮影されており、地元のエキストラも多数出演。
藤岡市の穏やかな空気感が、映画全体の優しくも熱い温度感を作り出しています。

【こんな時に観てほしい】
「あの頃」の熱量を思い出したい時。
文化祭前の、あの独特な高揚感に浸りたい夜におすすめです。




青の帰り道

【一言でいうと?】
地元に残る者、都会へ出る者。7人の若者たちの10年間を追った、痛いほどリアルな群像劇。

前橋市高崎市を中心に撮影が行われました。
赤城山を望む景色や、地元のアーケード商店街、何気ないバイパス沿いの風景。
群馬で育った人なら思わず溜息が漏れるほど「本物」の群馬が映し出されています。

【ここが群馬県ポイント!】
物語の核となる「前橋公園」や「中央前橋駅」周辺が、若者たちの希望と挫折の象徴として描かれます。
地元を愛しながらも、どこか窮屈に感じる繊細な距離感が絶妙です。

【こんな時に観てほしい】
人生の岐路に立っている時。
故郷の友人と、久しぶりに連絡を取りたくなった時に。




クライマーズ・ハイ

出典:Filmarks映画

【一言でいうと?】
1985年の日航機墜落事故。極限状態の中で命と向き合った、地元新聞記者たちの熱き闘い。

群馬県を拠点とする「上毛新聞」がモデル。
物語の舞台となる御巣鷹山(上野村)の峻険な自然と、事件に揺れる高崎市内の緊迫感が、圧倒的なリアリティで迫ってきます。

【ここが群馬県ポイント!】
地元紙だからこそ抱える葛藤、さらに群馬の険しい山岳地帯が持つエネルギーが、言葉の壁を越えて伝わってきます。
群馬の報道の歴史に深く刻まれた一作です。

【こんな時に観てほしい】
仕事への情熱を再燃させたい時。
重厚な人間ドラマをじっくりと味わいたい時に。




クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険

【一言でいうと?】
しんちゃん一家が群馬の謎のテーマパークで大暴れ!大人も泣けるファンタジー・アクション。

「群馬にヘンダーランドという遊園地がある」という設定から始まる本作。
今や群馬県民のアイデンティティの一つとも言えるほど、県内での知名度が非常に高い伝説のアニメ映画です。

【ここが群馬県ポイント!】
桐生市にある「桐生が岡遊園地」や「群馬サイクルスポーツセンター」など、どこか懐かしい群馬のレジャー施設を彷彿とさせるシュールで楽しい世界観が魅力です。

【こんな時に観てほしい】
思いっきり笑って、最後は家族の絆にホロリとしたい時。
日常の疲れを吹っ飛ばしたい時に。

【凍らしておいしいシャーベット♪】
 

そして父になる

【一言でいうと?】
6年間育てた息子は、取り違えられた他人の子だった。

血か、時間か、究極の選択を問う。
リリー・フランキーさん演じる一家が営む「斎木電気店」は、高崎市内に実在する店舗で撮影されました。
都心の洗練された暮らしと対照的に、高崎の街並みが「温かな生活の営み」として描かれています。

【ここが群馬県ポイント!】
高崎駅周辺や地元の商店街が、家族が少しずつ心を通わせていく舞台に。
群馬の日常風景が、ぎこちない二つの家族を優しく包み込んでいます。

【こんな時に観てほしい】
「家族とは何か」を静かに考えたい夜に。大切な人を抱きしめたくなる作品です。




高崎グラフィティ。

【一言でいうと?】
高校卒業から数日。何者でもない5人の男女が、未来へ一歩踏み出すまでの青春グラフィティ。

タイトル通り、全編高崎ロケ!
高崎駅のペデストリアンデッキや、おなじみの街並みが登場します。
「映像のまち・高崎」の公募から生まれた、まさに高崎による、高崎のための映画です。

 🌟高崎フィルム・コミッション公式サイト

【ここが群馬県ポイント!】
「ここじゃないどこか」へ行きたいけれど、この街も嫌いじゃない。
そんな地方都市特有の空気感が、高崎の風景を通じて鮮烈に映し出されています。

【こんな時に観てほしい】
新しい生活が始まる前。
少しの不安と期待を抱えている時期にぴったりです。

包帯クラブ

出典: Filmarks映画

【一言でいうと?】
心に傷を負った場所に「包帯」を巻いて手当する。少年少女の繊細な心の交流を描く。

天童荒太の小説を堤幸彦監督が映画化。
高崎市の街を一望できる「観音山」や、街中の階段、橋などが印象的に使われ、街全体が「癒やしの舞台」となっています。

【ここが群馬県ポイント!】
高崎白衣大観音に見守られるような街の風景が、傷ついた若者たちの心を癒していく過程とリンクしています。
聖地巡礼で訪れるファンも多い作品です。

【こんな時に観てほしい】

心が少し疲れてしまった時。
誰かの優しさに触れて、自分を許してあげたい時に。




頭文字[イニシャル]D THE MOVIE

出典:Filmarks映画

【一言でいうと?】
伝説のハチロクが峠を舞う!群馬の山々を舞台にした、世界的人気カーバトルの実写版。

舞台となる「秋名山」は、榛名山がモデル。
伊香保温泉の石段街や、うねるような峠道でのドリフトシーンは圧巻の一言。
群馬の「峠文化」を世界に知らしめた金字塔です。

【ここが群馬県ポイント!】
榛名湖へと続くダウンヒルコースは、今や世界中からファンが訪れる聖地。渋
川市周辺の空気感も含め、車好きにはたまらない群馬の魅力が凝縮されています。

【こんな時に観てほしい】
アドレナリンを出したい時!
スカッと爽快な気分で、ドライブに出かけたくなる作品です。

 



お前はまだグンマを知らない

【一言でいうと?】
謎多き「グンマ」の実態を暴く!?ぶっ飛びすぎた郷土愛に溢れる爆笑コメディ。

群馬県民特有の「上毛かるた」への異常な情熱や、独自の文化を徹底的に(愛を持って)いじるエンタメ作。
前橋市を中心に、県内各所でロケが行われました。

【ここが群馬県ポイント!】
「空っ風」「起立・注目・礼」など、県外の人が知らない群馬あるあるが満載。
観終わる頃には、あなたも立派なグンマ通になっているはずです。

【こんな時に観てほしい】
理屈抜きで笑いたい時!
群馬県をもっと深く知りたい時の入門編として。

【マンガ全巻はこちら!】
 

見える子ちゃん

【一言でいうと?】
ヤバい奴らが見えてしまう女子高生の、恐怖と日常が入り混じる新感覚ホラー。

2025年公開の実写版は、群馬県前橋市や高崎市などでロケを敢行。
日常の風景に潜む「違和感」が、群馬のリアルな街並みによってさらに際立ちます。

【ここが群馬県ポイント!】
見慣れた前橋の商店街や住宅街が、映画の魔法で少し不気味な異界へと姿を変えます。
地元の人が見れば「あそこだ!」となるスポットがホラーの舞台になるスリルが味わえます。

【こんな時に観てほしい】
ヒヤッとする刺激が欲しい時。
日常の景色が少し違って見える感覚を楽しみたい時に。

心拍数急上昇!?笑って震えて、油断大敵!|映画「見える子ちゃん」感想映画「見える子ちゃん」のを感想です。...

世界は僕らに気づかない

【一言でいうと?】
群馬県太田市を舞台に、フィリピン人の母を持つ少年が「自分の居場所」と「愛」を探す魂の物語。

多様な文化が交差する太田市のリアルな日常を背景に、葛藤しながらも力強く生きる親子を描きます。
トランスジェンダーである飯塚花笑監督が、自身の経験を投影して撮り上げた、美しくも切ない人間ドラマです。

【ここが群馬県ポイント!】
多くの外国籍住民が暮らす太田市の風景。
フィリピンパブや市内の細い路地、そしてひなびた街並みが、物語に圧倒的な説得力と「今の日本」の姿を与えています。

【こんな時に観てほしい】
自分自身のアイデンティティを見つめ直したい時。
誰かの深い愛情に気づき、そっと背中を押されたい夜に。

📌併せてチェックしたい!群馬県ゆかりの作品リスト

■心揺さぶる人間ドラマ・名作

🌟眠る男
群馬県が全国で初めて自治体として製作。
山村の静謐な自然と、そこで生きる人々の営みを美しく描いた芸術的一作。

🌟ここに泉あり
戦後の荒廃した時代、群馬交響楽団の創立メンバーたちが音楽で人々に希望を届けようと奮闘する感動の実話。

🌟傲慢と善良


マッチングアプリから始まる現代の愛の形を、高崎市などのリアルな街並みを背景に鋭く描くミステリードラマ。

🌟アキレスと亀
北野武監督作。不遇な画家とその妻の半生。
執念ともいえる創作活動の舞台に群馬の風景が重なります。

🌟わが恋せし乙女
木下惠介監督の初期の名作。
農村の牧場を舞台に、血の繋がらない兄妹の淡く切ない恋模様を情緒豊かに描く。

🌟カルメン故郷に帰る
日本初の長編カラー映画。
北軽井沢を舞台に、東京から帰郷したストリッパーが巻き起こす騒動を描いた喜劇。

🌟妻の心
成瀬巳喜男監督作。
高崎の旧家を舞台に、新しい時代の中で喫茶店を開こうと奮闘する女性の心の機微を描く。

🌟襤褸の旗
足尾銅山鉱毒事件に立ち向かった田中正造の闘いを描く。
群馬・栃木にまたがる歴史の重みを伝える一作。




■瑞々しい青春・等身大の群馬

🌟群青色の、とおり道
太田市を舞台に、夢を追って上京した青年が10年ぶりに帰郷し、家族や仲間と向き合う姿を温かく映し出す。

🌟かまち
17歳で早逝した天才少年・山田かまち。彼が駆け抜けた高崎の街並みと、溢れ出す感性が胸を打つ青春映画。

🌟セブンティーン・モータース
渋川市の女子高生たちが、亡き父の残したハーレーを修理する過程で成長していく、爽快なバイク青春物語。

🌟ばかもの
前橋市を舞台に、19歳から29歳までの10年間にわたる男女の愛と、変わり果てた再会を描く切ないドラマ。

🌟からっぽ
スーパーフリーターの女性と画家の青年の共同生活。
若者の閉塞感と微かな希望を群馬の景色の中に描く。

🌟別に、友達とかじゃない
桐生市の曇天の下、卒業式を終えた女子高生たちが本音をぶつけ合う、ヒリヒリとした痛みを伴う青春劇。

🌟惡の華
桐生市がモデル・ロケ地。
閉塞感漂う街を舞台に、少年少女の混迷した内面を描く鮮烈な青春ダークサイド。

🌟無限ファンデーション


全編即興演劇で話題。
高崎市の街並みを背景に、女子高生たちの複雑な関係性を瑞々しく切り取った作品。




■唯一無二の個性派・エンタメ

🌟ジャージの二人
北軽井沢の別荘で、ジャージ姿の父と息子が過ごす何気ない夏休み。
堺雅人の独特な空気感が心地よい。

🌟おかめきけ〜群馬発!上毛かるた奮闘記〜
群馬県民のアイデンティティ「上毛かるた」に情熱を燃やす人々を追った、ご当地愛炸裂の奮闘記。

🌟SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム~
前橋や高崎の「こんにゃく屋」を舞台に、かつてラッパーを夢見た女性たちが再集結する熱いヒップホップ映画。

🌟お盆の弟
売れない映画監督が渋川市の合宿所へ。
ダメな大人たちの可笑しくも愛おしい日常をモノクロ映像で綴る。

🌟バナナシュート裁判
高崎市の高校生3人が、夢に生きる風来坊の男と出会い、その生き方に感化されていく一風変わった青春作。

🌟翔んで埼玉
埼玉県をディスるようでいて、実は「グンマ」の秘境扱いも強烈。
エンタメとして群馬の個性が爆発。

🌟ラーメン食いてぇ!

高崎市がロケ地。
絶望の淵にいた人々が、一杯のラーメンを通じて再生していく姿を熱く描く。

【ご当地ラーメン🍜♪】
 

■時代劇・アクション・ミステリー

🌟人間の証明
霧積温泉が重要な鍵となる昭和の名作ミステリー。
親子の情愛と過去の悲劇が、群馬の険しい自然に刻まれる。

🌟浮雲
伊香保温泉を舞台に、成瀬巳喜男監督が描く男女の腐れ縁。
戦後の混沌とした空気感と温泉街の情緒が融合する。

🌟名月佐太郎笠
妙義山麓などを舞台に、義理と人情に生きる旅鴉・佐太郎の活躍を描いた長谷川一夫主演の傑作時代劇。

🌟堕ちる
桐生市で暮らす実直な織物職人の男が、地下アイドルにのめり込んでいく狂気と再生を描いた衝撃作。

🌟JKエレジー

厳しい家庭環境に抗いながら、自分を信じて生き抜こうとする女子高生の姿をパワフルに描いた青春活劇。

🌟国定忠治
赤城山を本拠とした伝説の侠客。
群馬の歴史的ヒーローともいえる彼の波乱万丈な人生を描いた時代劇。

🌟風来坊探偵 赤い谷の惨劇
千葉真一主演。
赤岩岳を舞台に、観光開発の陰謀に立ち向かう探偵の活躍を描くアクション作。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
群馬県を舞台にした映画40作品をご紹介しました。
青春の痛みを描いた物語から、 手に汗握るカーバトル、
そして歴史に刻まれた重厚なドラマまで…。

群馬県という土地が持つ 多面的な魅力が、
映画というフィルターを通すことで より鮮明に浮かび上がってきます。

ただの風景として見ていた景色も、 物語を知ることで特別な場所に変わる。
それが映画の魔法です。
次に群馬を訪れる時は、 ぜひお気に入りの作品のシーンを
思い浮かべながら歩いてみてください。
それでは最後まで読んでくれてありがとうございました!!

おわり

 

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