🎥映画

想い出のアルバム開きませんか? 映画 「少女は卒業しない」 感想

 

\この記事は5分くらいで読めます/

 

聞いて‼️聞いて‼️

今日の鑑賞作品はこちら🍿

 

🎬 少女は卒業しない🌸

 

あらすじ

廃校が決まり、校舎の取り壊しを目前に
控えたとある地方高校、“最後の卒業式”までの 2 日間。
別れの匂いに満ちた校舎で、
世界のすべてだった“恋”に
さよならを告げようとする 4 人の少女たち。
抗うことのできない別れを受け入れ、
それぞれが秘めた想いを形にする。
ある少女は進路の違いで離れ離れになる彼氏に。
ある少女は中学から片思いの同級生に。
ある少女は密かに想いを寄せる先生に。
しかし、卒業生代表の答辞を担当するまなみは、
どうしても伝えられない彼への“想い”を抱えていたー。
(YouTubeより)

予告

 

 
 
 
 

少女は卒業しない 特別上映会

 

主題歌 みゆな – 夢でも【Lyric Video 映画ver.】

 
 
 
 
 
目次
  1. 感想

感想

物語は卒業式を迎える4人の
女子高校生の2日間を描いているんだけど、
物語が全然とっちらかってなくて

なんか言葉変だな。。焦(^^;

うまくまとまってて観やすかった。

なんていうか 
学生時代のアルバムを開いたら
思い出した卒業式の出来事!
みたいな映画。

 

きっと誰しも
卒業式じゃなくても
なんか断片的に覚えている
懐かしい記憶ってあると思う。

 

で、、話を変えて

この作品を監督したのは中川駿監督。
実は同い年。
ってことは、僕とおなじ時期に
高校生だったわけで...
なんかそれだけで親近感。

こういった作品を
世に生み出せるなんて
ただただ尊敬する。

直近の作品で
「カランコエの花」っていう作品があるんだけど
学生たちの日常、そして、心情を上手く切り取るから、
今回の作品もまちがいないなって思った!

 

 

 

でもって、原作が朝井リョウさん。
朝井さんが原作の学園ものだと、
やっぱり「桐島、部活辞めるってよ。」の印象が
強くて、桐島が部活を辞めるという事実に
次々と翻弄される同級生達の姿をそれぞれの視点で
描く展開が個人的にすごく新鮮さがあって
今回どんなストーリーなのかワクワクしてた!

 

 

いや~今回鑑賞して、
ますます中川駿監督のファンになったわ。
誰もが何度か経験する「卒業」。

卒業ってある意味、
区切り。

当時は全然そんなこと思わなかったけど
3年とか期限が決まっているからこそ
かけがえのないもの。
ってあとあと思うのかもしれない。

それにしてもこの作品。
地域も時代も学校も全然何一つ
自分の生まれ育った場所と
一致していないのに

心の中に眠っていた
あの頃の懐かしい記憶が
ブワーっと蘇ってきて、
エモかったり、切なかったり、
いろんな感情がわいきて、
不思議だったし、とても貴重な時間だった。

 

ダラダラ書くとまとまらないから
4人それぞれのエピソードについて
感じたことをここから書いていきます!

進路の違いで彼と離れ離れになる由貴

たしかにあったな~
進学で地元を離れる組と地元に残る組。
夢は応援したいけど、
卒業を機に別れるカップル。
やっぱり遠距離って難しいよね。

そんな由貴を演じる小野莉奈さん。
「アルプススタンドのはしの方」以来かな。

⚾︎ブログを始める熱量をくれた『アルプススタンドのはしの方』⚾︎⚾︎個人的2020年観て良かった映画⚾︎ブログを始める熱量をくれた『アルプススタンドのはしの方』の感想です...

 

予告にも使われている自転車で叫ぶシーン。

「卒業なんてなかったらさ~ず~っと楽しいのにね。」

あの声のうわぞる感じが一見、
NGそうにみえて自然体で個人的に好きです。

よそよしく電話したり、一緒に登校したり、
絶妙な2人の距離感と結末が良かったです。

彼氏役の宇佐卓真さんの演技も初々しくって良かった!
今後の活躍に注目したい☆

中学からの同級生に片思いをする杏子

この2人のエピソードが実は一番ピュアかも。

片思いされる同級生役の
佐藤緋美さんは「#ハンド全力」以来かな?

なんだかパッと見、
髪もイケてないし
高校デビュー出来てない感じ??

モデルで活躍する姿を知ってるからこそ
俳優さんってほんとすごいなって思う。。

で、杏子はこの子に片思いしてるの??

って思ってたけど、
最後の展開にまんまと持ってかれたわ(笑)

由貴を演じる小宮山莉渚さんはこの作品で
初めて知ったんだけど。。。
由貴は初恋なのかな?
ひとつの恋に決着をつけようとする
心情の演技がめっちゃいい。

自分しか知らない彼の魅力。
独占しときたい気持ちめっちゃ分かるわ。
ただ1つ言えるのは、由貴の男を見る目は間違いない。

密かに先生に想いを寄せる詩織

まず先生役の藤原季節さんがイケメンすぎる(笑)

クラスに馴染めない詩織。
中井友望さんの演技はたぶん初めて見たけど、
とても繊細さが伝わって良かった。

彼女にとって図書館がほんとの私でいられる
秘密の居場所で、大切な場所だったんだなって思って。

先生との帰り道。
あえて先生との全体の絵でなく
少女の目線で「先生の手元だけを映す」のが良かったな。
先生の生活感がヒシヒシと伝わるもんな~。
それから魔法の本のエピソードも良かった!

卒業生代表の答辞を担当するまなみ

まず彼氏役の窪塚愛流さんの演技初めて観た!
父ゆずりで華があって、めっちゃ存在感あるし
爽やかだし、これからますます楽しみな俳優さん。

調理室で仲良くお弁当を食べる
2人が微笑ましくて、
予告にもあるあの校庭
むしろ外の世界を見つめる

「ずっと俺たちこのままがいいよな。」

あのワイシャツの後ろ姿が妙にエモかった。

ちょっとフェアリー感がある謎は
そういうことか、、と
納得できて役にぴったりだった!

答辞を読むまなみ役は河合優実さん。
彼女の演技は圧巻だったな。
どう役づくりしたんだろう。。

彼女私生活でも答辞を読んだことがあるそうで・・・
なかなかできることじゃないけど
気持ちの入り具合が凄かった。

なんか監督との信頼関係があるからこそ
できる演技って感じ!?笑

役的にちょっと気だるそうというか、
何か元気がなく、引きずってる感じの理由が
物語で明らかになっていくんだけど

作品名「少女は卒業しない」っていう意味が

ほんの少し分かった気がする。

 

「しない」というか、、「したくない」し
そんな自分だったら「出来ないよ。」って思う。。

さいごに

確かに自分自身もあの頃は。

学校=それがすべて。だったな。

社会の縮図というか

いろんなタイプの人で構成されるクラス。

ごく数人とはすごく話すけど

ほとんどの人とは話さなかったし。。

風のうわさだったり、話してみると、

意外な趣味があったことに驚いた経験もあったから

作品を通して、

自分ももっといろんな人と話せば良かったなって思った。。

それに、やっぱもう戻れないわけだから、

どんなかたちであれ

やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいい

区切りをつけるというか答えを出すことの大切さ

なんていうかそれが大人になるために必要なこと。

みたいな?メッセージを受け取りました。

自分自身。
勉強面は資格とか取得出来て良かったけど
恋愛面は全然だったから
当たって砕けろ!っていうか
今更だけど。。。
ちょっと後悔(笑)~(;´Д`)

でもなんかそれもいい想い出。

なんだか、、、もうまとまらないから
久しぶりに高校の卒業アルバム
見返してみようと思う(笑)

おわり

 

あぁ!作品中に
卒業式練習あるあるが登場するんだけど、
あれ実体験で失敗したことある(笑)
めっちゃ恥かしかった。

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