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映画『ドールハウス』感想|「ヒッ!」って声出た…長澤まさみが魅せる“正統派Jホラー”

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けんいち
けんいち
初めまして。けんいちと言います。
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今日の鑑賞作品はこちら🍿

 

🎬 ドールハウス

 

 

 

   

 

あらすじ

 

ドールハウス

5歳の娘・芽衣を亡くした鈴木佳恵と夫・忠彦。
悲しみに暮れる佳恵は、骨とう市で見つけた、芽衣によく似た愛らしい人形をかわいがり、元気を取り戻していく。
だが、佳恵と忠彦の間に新たな娘・真衣が生まれると、2人は人形に心を向けなくなり…(U-NEXTより)

 

予告

キャスト

鈴木佳恵役   長澤まさみ
鈴木忠彦役   瀬戸康史
鈴木真衣役   池村碧彩
鈴木芽依役   本田都々花
神田役     田中哲司
山本役     安田顕
鈴木敏子役   風吹ジュン
寺嶋役     今野浩喜
竹内良子役   西田尚美
池谷宗治役   品川徹
安本浩吉役   星野卓誠
ゴミ清掃員役  けーすけ
ゴミ清掃員役 島袋(エスポワールトライブ)

初日舞台あいさつ

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ジャパンプレミア

主題歌 ずっと真夜中でいいのに。『形』MV (ZUTOMAYO – Pain Give Form)

 

感想

\台詞等一部ネタバレあり/

今日は久しぶりにJホラー作品を見ました。
「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」以来かな??

いや~日本人形不気味過ぎたわ💦💦
今日はこの作品を書いていこうと思います。

映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」の感想はこちら

① 冒頭の5分で一気に心を掴まれる衝撃展開

まず、この映画で良かったのが
幸せな家族に起きた最悪な不幸…。
冒頭の5分で一気に心を掴まれる衝撃展開だと思う。

包丁を隠し、ガスの元栓を止めて、
お風呂の水がないことも確認して…

と最善の注意を払って
ただ子どもたちを置いて、
お菓子を買いに出かけただけなのに、

主人公・長澤まさみさん演じる佳恵が
最悪な形で長女を失い、それをまさか発見…  


そして、人が変わったようにどん底の心中…
風に飛ばされたチラシを追っていった瞬間から
(何かに吸い寄せられる感じ)
不穏さが加速して、1体の日本人形と出逢う。

この人形との出逢い方…
映画『学校の怪談』のサッカーボールを追った
生徒が旧校舎へ閉じ込められる..。みたいな
王道ホラーの香りがしつつも、現代らしいテーマや
生活感がしっかり融合されているのが良い。

それと人形に対して…
ご飯を作り、顔を拭き、
髪を切り、抱きしめたりと…。
亡き我が子への喪失と、人形に向けられる
歪んだ愛情が怖さと切なさの
両方を生んでて…辛い。

(つか、次女が生まれたら…
人形への愛情が全くなくなるの辛い💧
どこか人形も表情が寂しげ…)




だけど、洗濯機、暗がりの部屋、防犯カメラ、
ベビーカメラ—、窓に打ち付ける雨など
“日常”に潜む恐怖の演出が
とにかく巧みで最高だったと思います。

けんいち
けんいち
ビー玉のシーンとか…
「そこはアカン!」と思わせる場面の
連続で、「もう辞めて~~」
「ヒィ!」」思わず声が出るほどだった。
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② 長澤まさみさんの圧倒的な演技力

本作の核は、間違いなく長澤まさみさん。
冒頭の絶叫は過去イチレベルで震えるし、
子どもを亡くした母の心の空洞、精神の揺らぎ、
人形へ向けてしまう愛情の歪みを、
目線、呼吸、声の震えだけで表現している。

けんいち
けんいち
妙に上機嫌で鼻歌を歌いながら、
日本人形の髪を整え、つめを切り、
顔を拭いて、外へも連れ出す..
その異様な光景も、彼女の演技力があるから
“この人ヤバい”・”なんかリアル”って
世界観に引き込まれた。

出典:映画.com

 

感情の振り幅が大きく、
母としての喪失・狂気・優しさが
すべて詰まっていて、まさに圧巻でした✨

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③Jホラーとしての魅力✨

『ドールハウス』は、なんか失速していた?
Jホラーの“復活”を感じさせる一作かなって思った。


日本人形という古典的モチーフを使いながら、
現代の生活環境(カメラ、マンションの構造、
家電、監視映像)を巧く絡め、
ただ、そこにドールが座っているだけなのに、
恐怖心をエグってきて、その存在感ハンパなかった💦💦

けんいち
けんいち
あのおもちゃに埋もれている日本人形(アヤちゃん)の目….
めっちゃち怖すぎるんだが…

出典: 映画.com

後は..

・見せすぎないことで想像させる怖さ

・静けさの“貯め”からの不意打ちの”恐怖演出”

・罪悪感や愛情の歪みといったメンタルホラー

・『リング』を思わせる湿度のある恐怖

・増えていく家族写真をなめるようなカメラワーク

とジャパニーズホラーの美点を
ぜんぶ正しく使いながら、
脚本も人物心理も納得度が高く、
ホラー初心者からコアファンまで
しっかり満足できる作品なんじゃ
ないかなって思った。


後半は展開が不条理ホラー寄りになり、
一周回って笑ってしまう瞬間もあったけど…
古典的な“人形が何度手放しても
戻ってきちゃう”恐怖の反復、
家族や周りの人がどんどん
巻き込まれていく構成は無駄がなくて、
でなんか終わると思わせて終わらない
“たたみかけ”のラストがただただお見事。

久しぶりに「ちゃんと怖かった!」と
言える邦画ホラーだった。

けんいち
けんいち
風吹ジュンさんが所詮人形と雑に扱って
「ドン」って床に落とすとこ。「ヤバっ」思ったし、
呪禁師・田中哲司さんの存在感もすごかった‼
つか警官・安田顕さんのその後が心配です💧

出典: 映画.com

でもなんだかんだ…
この路線で続編『ドールハウス2』
ぜひ観たいdesu

おわり

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【映画評価表】
✅【ストーリー】     7/10点 
✅【演   技】     7/10点 
✅【映   像】     7/10点 
✅【音   楽】     7/10点 
✅【構   成】     7/10点 
✅【おすすめ度】     7/10点 
✅【ひ と こ と!】   
ハラハラ・ドキドキ日本人形って
やっぱ怖い。後半の展開には「???」
って正直思っちゃったけど、撮影の技法
とか不吉なことがどんどん起きる展開は 
飽きなかったし、なんだかんだ楽しめた。
 

 

おわり

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けんいち
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