【約100選】雪の名前(種類)一覧|粉雪・なごり雪・風花…四季と情景を彩る日本の「雪の言葉」コレクション
けんいち

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目次
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はじめに
先日カラオケでレミオロメンの『粉雪』やイルカの『なごり雪』を聴いていて、「粉雪となごり雪って、具体的にどんな降り方の違いがあるんだろう?」とふと気になりました。
気になって調べてみると、日本語には雪の結晶の形や降り方、
降る時期によって100種類以上もの雪の名前が存在します!
本記事では、歌でおなじみの身近な雪から、情景が目に浮かぶような美しい古語や雑学まで、日本の「雪の名前」を分かりやすく一覧でご紹介します。
【全120選】雪の名前(種類)一覧
降り方・状態・質感による雪(29選)
1. 降り方・状態・質感による雪(29選)
| 雪の名前(読み) | 状態と特徴・情景 |
|---|---|
| 細雪 (ささめゆき) | まばらに、細かくパラパラと舞い落ちる儚い雪。谷崎潤一郎の小説でも有名。 |
| 粉雪 (こなゆき) | サラサラとした粉末状の雪。サラサラで湿気が少なく、ウインタースポーツでも好まれる。 |
| 小米雪 (こごめゆき) | 砕けたお米の粒のように、サラリとしつつも粉雪より少し粒感のある降雪。 |
| 粒雪 (つぶゆき) | 丸みのある小さな粒になって降る雪。地に落ちると比較的しっかり積もりやすい。 |
| 灰雪 (はいゆき) | 火山の灰が舞うようにひらひらと漂い落ちる様子。日常的な降雪の静かな情景。 |
| 牡丹雪 (ぼたんゆき) | 大粒の雪の結晶が絡み合い、牡丹の花弁のように大きな塊となって降り注ぐ雪。 |
| 花弁雪 (はなびらゆき) | 風に乗ってまるで白い花びらが舞い散るかのように、大輪で優雅に落ちてくる雪。 |
| 綿雪 (わたゆき) | ちぎった綿のようにふんわりとした雪。温暖で湿度の高い地域でよく見られる。 |
| 餅雪 (もちゆき) | つきたてのお餅のように、程よい水分を含んでぽてっと柔らかく丸みを帯びた雪。 |
| 泡雪・淡雪 (あわゆき) | 手に載せたり地面に着いた瞬間にすっと溶けて消えてしまう、極めて消えやすい雪。 |
| 玉雪 (たまゆき) | 小さな玉状に丸まって落ちてくる固めの降雪。 |
| 回雪 (かいせつ) | 風の悪戯によって、空中をくるくると円を描いて舞い踊るような雪。 |
| 驟雪 (しゅうせつ) | 青空から一転、雲の発達によって突然激しく降り出してはサッと止む雪。 |
| 氷雪 (こおりゆき) | 雪と氷の中間のような、凍りついた冷たい質感を伴う降雪。 |
| べた雪 (べたゆき) | ずっしりと水分を含んだ重い雪。雪かきでスコップにまとわりつくのが特徴。 |
| 濡れ雪 (ぬれゆき) | 雨混じりのような非常に湿った質感の雪。衣類に付くとすぐ濡れてしまう。 |
| 湿雪 (しっせつ) | 適度な湿り気を持つ気象用語上の雪。雪だるまや雪合戦の玉が作りやすい。 |
| 水雪 (みずゆき) | ほとんど雨に近い状態で落ちてくる、非常に水分の多いベチャついた雪。 |
| 乾雪 (かんせつ) | 氷点下の厳しい寒さの中で降り積もる、水分を含まないサラサラの雪。 |
| にわか雪 (にわかゆき) | 急に降り始めてすぐに止む、一時的な降雪のこと。 |
| 大雪 (おおゆき) | 激しい勢いで長時間降り続き、交通や生活に大きな影響を及ぼす強い降雪。 |
| 豪雪 (ごうせつ) | 広範囲にわたって凄まじい量が積み重なる大雪。気象災害の要因となる。 |
| 吹雪 (ふぶき) | 激しい強風を伴い、視界一面を真っ白に遮る暴風雪。 |
| 斑雪 (まだらゆき) | 一面覆うのではなく、あちこちにポツポツと斑点状に降ったり残ったりする雪。 |
| 霧雪 (きりゆき) | 霧のように微細な氷粒が空中を漂うように降る非常に細かい降雪。 |
| 風花 (かざばな) | 山に降った雪が風に乗って舞い上がり、青空の広がる平野部にちらちら舞い落ちる現象。 |
| 霙 (みぞれ) | 冷たい雨と雪が混ざり合って降ってくる降水現象。観測上は初雪とされることもある。 |
| 霰 (あられ) | 直径5mm未満の丸い氷の粒。パラパラと音を立てて降ってくる。 |
| 雹 (ひょう) | 積乱雲から降る直径5mm以上の大きな氷の塊。激しく叩きつけるように落ちる。 |

積もり方・景色を表す雪(17選)
2. 積もり方・景色を表す雪(17選)
| 雪の名前(読み) | 状態と特徴・情景 |
|---|---|
| 新雪 (しんせつ) | 舞い降りたばかりの真っ白な雪。まだ結晶の構造が崩れておらずふかふか。 |
| こしまり雪 (こしまりゆき) | 積もってから数日経ち、重みで結晶が少し潰れてぎゅっと固まり始めた状態。 |
| 薄雪 (うすゆき) | うっすらと地面や屋根を覆う程度のわずかな積雪。 |
| 深雪 (しんせつ) | 街や山を深く埋め尽くすほどの大量の積雪のこと。 |
| 締雪 (しまりゆき) | こしまり雪がさらに踏み固められ、スコップが通りにくくなった固い雪質。 |
| 粗目雪 (ざらめゆき) | 昼に溶けた雪が夜の冷え込みで凍るのを繰り返し、大粒のザラメ状になった雪。 |
| 霜粗目雪 (しもざらめゆき) | ザラメ雪の中に細かい霜が結晶化して混ざり合った独特な雪質。 |
| 堅雪 (かたゆき) | 表面が一度溶けてカチカチに凍りついた雪。大人が上を歩けるほどの硬さになる。 |
| 冠雪 (かんせつ) | 山頂や建物のてっぺんに帽子のように雪が被さっている美しい状態。 |
| 宿雪 (しゅくせつ) | 春になっても溶けきらず、長期間同じ場所にとどまり続けている雪。 |
| どか雪 (どかゆき) | 一晩や短時間で一気にドカンと大量に降り積もる、勢いのある積雪。 |
| 衾雪 (ふすまゆき) | 「衾(かけふとん)」のように、景色全体を真っ白にやさしく覆い尽くした雪。 |
| 雪持 (ゆきもち) | 樹木の枝や葉っぱの上に、雪が落とされずに重なって乗っている風情ある姿。 |
| 綿帽子雪 (わたぼうしゆき) | 花壇や木の梢に積もった雪が、まるで和装の綿帽子をかぶっているように見える様子。 |
| 撓雪 (しおりゆき) | 重たい雪が枝にどっさりと積もり、その重みで枝をしならせている状態。 |
| 友待つ雪 (ともまつゆき) | 次の新しい雪が降ってくるまで消えずに残り、まるで仲間を待っているような雪。 |
| 垂り雪 (しずりゆき) | 屋根の端や木々の枝から、重みでドサッと滑り落ちる雪のこと。 |

時期・季節を表す雪(21選)
3. 時期・季節を表す雪(21選)
| 雪の名前(読み) | 状態と特徴・情景 |
|---|---|
| 初雪 (はつゆき) | 秋が過ぎ、その冬に初めて降る雪。季節の訪れを告げる象徴。 |
| 早雪 (そうせつ) | 例年の初雪よりもかなり早い時期に舞い降りる雪。 |
| 初冠雪 (はつかんせつ) | 山頂付近がそのシーズンで初めてうっすらと白く染まる現象。富士山などで有名。 |
| 終雪 (しゅうせつ) | 春を迎えて、そのシーズン最後に降る雪のこと。別名「雪の果て」。 |
| 涅槃雪 (ねはんゆき) | 陰暦2月15日の「涅槃会(お釈迦様の命日)」前後に降る、春の兆しを含む雪。 |
| 名残雪 (なごりゆき) | 春が近づくなか、冬を名残惜しむかのように静かに舞う雪。名曲のタイトルとしても親しまれる。 |
| 残雪 (ざんせつ) | 春になっても日陰や山肌に溶けずに残っている雪。 |
| 去年の雪 (こぞのゆき) | 年をまたいで春まで溶け残っている雪。「こぞ」は前年を指す古語。 |
| 根雪 (ねゆき) | 雪国で春の雪解け期までずっと地面を覆い続ける、積もり重なった雪。 |
| 万年雪 (まんねんゆき) | 標高の高い高山などで、夏でも溶けきらず1年中消えない雪。 |
| 太平雪 (たびらゆき) | 春風に乗ってひらひらと降る、大ぶりで薄い形状の雪。 |
| 春の雪 (はるのゆき) | 3月〜4月の春本番になってから気まぐれに降る、水分を含んだ雪。 |
| 秋雪 (しゅうせつ) | 本格的な冬を迎える前、山間部などで秋のうちに降る雪。 |
| 雪消し雪 (ゆきけしゆき) | 春先に降る、すでにある積雪を溶かすように促す雨交じりの雪。 |
| 雪の果て (ゆきのはて) | その季節の最後に降り収まる雪。冬の終わりを告げる風情ある言葉。 |
| 忘れ雪 (わすれゆき) | すっかり春めいた頃に、忘れ物でもしたかのようにポツリと降り出す雪。 |
| 八朔の雪 (はっさくのゆき) | 旧暦8月1日に吉原の芸者・花魁たちが白無垢を着て練り歩いた光景を雪に見立てた語。 |
| 八日吹き (ようかぶき) | 12月8日の事納め(または2月8日の事始め)の日にあわせて荒れる雪。 |
| 三白 (さんぱく) | 正月三が日に降る雪。その年は豊作になるとされ、縁起が良いとされる。 |
| 臘雪 (ろうせつ) | 旧暦12月(臘月)の寒さが最も深まる時期に降る雪。 |
| 雲雀殺 (ひばりころし) | 春になりヒバリがさえずり始めてから急に襲ってくる季節外れの大雪。 |

美称・雅称・文学表現の雪(21選)
4. 美称・雅称・文学表現の雪(21選)
| 雪の名前(読み) | 状態と特徴・情景 |
|---|---|
| 瑞雪 (ずいせつ) | 吉兆とされるめでたい雪。翌年の五穀豊穣を予感させる瑞々しい響き。 |
| 暮雪 (ぼせつ) | 夕暮れどきの薄暗い景色の中でしっとりと降り積もる雪。 |
| 白雪 (しらゆき) | 穢れがなく美しく澄み渡った真っ白な雪のこと。 |
| 銀雪 (ぎんせつ) | 冬の陽光を受けてチラチラと銀色に煌めく結晶や降雪。 |
| 銀世界 (ぎんせかい) | 視界の隅々まで雪で覆われ、あたり一面が真っ白に輝く景観。 |
| 雪化粧 (ゆきげしょう) | 山肌や街並みが雪を被り、まるで白いおしろいを塗ったように変貌する情景。 |
| 深雪 (みゆき) | 高く美しく降り積もった雪を敬って呼ぶ上品な表現。 |
| 雪明かり (ゆきあかり) | 一面の積雪が月明かりや街灯を反射し、夜空の下でも周囲がほんのり明るい様子。 |
| 雪花・雪華 (せっか) | 雪の結晶の美しさを、白い花に見立てて表現した雅な言葉。 |
| 青女 (せいじょ) | 古代中国神話で霜や雪を司る女神。転じて雪そのものの異称。 |
| 不香の花 (ふきょうのはな) | 「香りのない花」という意味を持つ雪の風流な別名。 |
| 六出 (むつで・りくしゅ) | 雪の結晶が正六角形で6本の角(出)を持つことから生まれた表現。 |
| 六花 ・六華(りっか) | 結晶が六角形の花のように見えることから付けられた、雪を代表する美称。 |
| 銀花 (ぎんか) | 銀色に煌めく美しい花に見立てた雪の呼び名。 |
| 晴雪 (せいせつ) | 大雪が上がった後の晴れ渡る爽やかな空模様。 |
| 雪曇 (ゆきぐもり) | 今にも雪が降り放たれそうな、冬独特の重たく低い灰色の空。 |
| 吹き溜まり (ふきだまり) | 地吹雪など風の影響で、塀の隅や道路の脇などに集中的に押し寄せた雪の山。 |
| 雪崩 (なだれ・たいせつ) | 斜面に溜まった巨大な雪塊が崩れ、一気に滑り落ちてくる危険な自然現象。 |
| 白魔 (はくま) | 人々の生活を脅かし交通を麻痺させる大豪雪を「白い魔物」と称した恐称。 |
| 雪鍋 (ゆきなべ) | 大根おろしをたっぷり乗せた温かい鍋。見た目が積雪に似ていることから命名。 |
| 海雪 (うみゆき) | 広い海原の上へ静かに舞い降りては波間に消えていく雪の情景。 |

情景・時期を彩る雪(22選)
7. 情景・時期を彩る雪(22選)
| 雪の名前(読み) | 状態と特徴・情景 |
|---|---|
| たそがれ雪 (たそがれゆき) | 夕暮れ時の薄暗い空からしっとりと降り始める風情ある雪。 |
| 夜立ちの雪 (よだちのゆき) | 辺りが暗くなった夜になってから急に降り出す雪。 |
| 風まぜ雪 (かぜまぜゆき) | 強い風に煽られ、雨やチリと混ざり合いながら複雑に降る雪。 |
| 横なぐりの雪 (よこなぐりのゆき) | 強風によって視界を遮るように横から吹き付けてくる激しい雪。 |
| 片雪 (かたゆき) | 特定の地域や山肌の片側にだけ偏って降り積もる雪。 |
| 垂れ雪 (たれゆき) | 樹木の枝や屋根の端から垂れ下がるように積もっている雪。 |
| つらら雪 (つららゆき) | 軒下の氷柱(つらら)の周囲や隙間に付着して凍りついた雪。 |
| 雪の華 (ゆきのはな) | 木々の枝に雪が降り積もり、まるで白い花が満開に咲いたように見える情景。 |
| 雪のまゆ (ゆきのまゆ) | 電線や細い枝に丸く繭(まゆ)のような形で巻きついて積もった雪。 |
| 雪庇 (せっぴ) | 山の尾根や屋根の端から、風下に向かってひさし状に突き出して張り出した雪塊。 |
| 冠雪山 (かんせつざん) | 山頂付近が真っ白な雪で覆われた状態の山のこと。 |
| 春隣の雪 (はるとなりのゆき) | 春の気配がすぐそこまで来ている時期に降る、どことなく柔らかさを持つ雪。 |
| 名残の雪 (なごりのゆき) | 「なごり雪」の別表記。去りゆく冬を惜しむかのように舞う雪。 |
| 彼岸雪 (ひがんゆき) | 春のお彼岸(3月中旬頃)の時期に気まぐれに降る季節外れの雪。 |
| 四月雪 (しがつゆき) | すっかり暖かくなった4月に入ってから稀に降る珍しい雪。 |
| 戻り雪 (もどりゆき) | 春の陽気になったあとに、再び寒波が戻ってきたかのように降る雪。 |
| 寒の雪 (かんのゆき) | 一年で最も寒さが厳しい「寒中(小寒〜大寒)」に降る厳しい雪。 |
| 初みぞれ (はつみぞれ) | そのシーズンで初めて観測される雨交じりの雪(みぞれ)。 |
| 玉あられ (たまあられ) | きれいな真珠状の丸い粒になってパラパラと降るあられ。 |
| 白妙の雪 (しろたえのゆき) | 和歌などで使われる、真っ白な布のように美しい雪の美称。 |
| 天の花 (てんのはな) | 空(天)から舞い降りてくる花に見立てた、雪の風流な別名。 |
| 寒花 (かんか) | 凍てつくような厳しい寒さの中で咲く花に例えた雪の雅称。 |

降り方を彩るオノマトペ・擬態語(10選)
5. 降り方を彩るオノマトペ・擬態語(10選)
| 表現(オノマトペ) | 降り方・ニュアンス |
|---|---|
| こんこんと | 大きな雪片が絶え間なく次から次へと降り重なっていく力強い様子。 |
| しんしんと | 静寂に包まれた夜の中、音がすべて吸い込まれるように静かに降る様子。 |
| さらさらと | 湿気のない乾いた粉雪が、風に流され滑るように降る様子。 |
| ちらちらと | 小さな雪の粒が舞いながら、控えめに降り落ちる様子。 |
| ちらほらと | 降り始めや降り終わりなど、数粒ずつパラパラと見え隠れする様子。 |
| はらはらと | 風になびきながら、儚げにゆっくりと舞い落ちてくる様子。 |
| ふわりふわりと | 綿雪や淡雪が、空中で浮遊するように軽やかに漂う様子。 |
| 綿々(めんめん)と | 途切れることなく幾重にも長く降り続いていく様子。 |
| 蕭蕭(しょうしょう)と | 冷たい風とともに、どこか寂しげで物悲しく降る様子。 |
| 霏霏(ひひ)と | 雪が空一面に盛んに舞い乱れ、しきりに降り注ぐ様子。 |

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まとめ
今回は、降り方や季節、性質ごとに異なる100種類以上の雪の名前や呼び方をまとめてご紹介しました。
『粉雪』や『なごり雪』といった名曲のタイトルをきっかけに探ってみましたが、雪の湿り気や大きさ、降る時期によってこんなにも細かく言葉が使い分けられているなんて、日本語の表現力には驚かされますよね。
冬の日に雪が舞っているのを見かけたら、ぜひこの記事を開いて「今はどんな雪が降っているのかな?」と、言葉と季節の情景を楽しんでみてくださいね。
☔:【約400選】種類別日本の雨の名前まとめ
🌀:【全120超】風の名前(種類)一覧
👉【平 成】 に関する記事は→こちら
👉【音 楽】 に関する記事は→こちら
👉【テレビ】に関する記事は→こちら
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引用:映画「かもめ食堂」より












































