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命の現場で揺れる決断。見えない敵と葛藤する人間たち|映画「フロントライン」感想

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けんいち
けんいち
初めまして。けんいちと言います。
このブログは【ただの映画好き】が
好き勝手に鑑賞した作品を
紹介する映画ブログです。

【あらすじ】【キャスト】
【主題歌】【舞台挨拶】
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【感想や評価レビュー】
【おすすめポイント】などを
つぶやき感覚で更新します!
良かったら気軽に読んでください!

 

聞いて‼️聞いて‼️

今日の鑑賞作品はこちら🍿

 

🎬 フロントライン

 

 

   

 

あらすじ

 

フロントライン

2020年2月、新型コロナウイルスの感染が拡大した豪華客船に災害派遣医療チーム・DMATが出動する。
船外から全体を指揮するDMATの結城と厚労省の立松、船内に乗り込んだ医師・仙道と真田、船内スタッフ・羽鳥らは、過熱報道のなか未知のウイルスに立ち向かう。
(U-NEXTより)

予告

けんいち
けんいち
はじめてポスタービジュアルと予告編観た時、好きな俳優さんばかりだし、池松さんにマスクのゴム跡がくっきりついてて、なんか説得力あって楽しみだった。

キャスト

結城英晴役  小栗旬
立松信貴役  松坂桃李
仙道行義役  窪塚洋介
真田春人役  池松壮亮
羽鳥寛子役  森七菜
上野舞衣役  桜井ユキ
河村さくら役 美村里江
六合承太郎役   吹越満
轟役     光石研
宮田役    滝藤賢一
高野大貴役  三浦獠太

利重剛
前田亜季

初日舞台挨拶

キックオフイベント

感想

\台詞等一部ネタバレあり/

今日は映画「フロントライン」を観ました。
これまで、コロナを題材にした映画って
いくつか観てきたけど…
きっとこの作品は【映画でコロナを語る】意味で
さけては通れない映画だと思う。

コロナ関連シーンあり映画

・フロントライン
・あんのこと
・緊急事態宣言
・サンセットサンライズ
・もしも徳川家康が総理大臣になったら
・夜明けまでバス停で
・Ribbon
・真・鮫島事件
・メイヘムガールズ
・散歩時間~その時間を待ちながら~
・茜色に焼かれる
・ちっと思い出しただけ
・この夏の星を見る(2025/10/02時点未鑑賞)
etc…

あの2020年1月20日に横浜を
出発した、クルーズ船
「ダイヤモンド・プリンセス」で
起きた出来事を映画化。

あれからもう5年が経ったんですね。
ほんと振り返ってみると、自分にとっても
ほんとにドタバタしたコロナ期間だったな。
(日本だけでトータル死者10万人越え。
今じゃメディアではほとんど取り上げられないけど
まだ今日もどこかで感染者がいるんだよね。)

で、この機会に改めてこのニュースを調べてみると
あのとき、3711人の乗客のうち、
最終的に712人がコロナに感染。
(13人とオーストラリアに帰国後1人、計14人が
亡くなったんですよね。)
改めて、この場をかりてご冥福をお祈り申し上げます。

で、この映画は、前例がない、
その目には見えない危険な
新型肺炎コロナウイルスと第一線で戦い続けた
DMAT(Disaster Medical Assistance Team)の
方々の姿を描いたお話となっています。

【DMATとは】
災害発生時に、要請に応じて自らの意思で現場にかけつける
医師・看護師・業務調整員からなる組織。
隊員の多くは、普段全国の病院に勤務している。
(2020年当時、ウイルス災害は活動対象に想定されていなかった。)
——
2022年2月8日DMATの活動要領に「新興感染症の蔓延時に傷病者の声明を守るため厚生労働省が認めた災害派遣医療チームが日本DMATである」という一文が加えられた。

で物語の主な流れは
下記の6つの側面から成り立ってました。

①医療従事者・・・(乗客の命を最優先に考え・助けたい。)
②国(厚労省)・・・(国内にウイルスを持ち込ませないこと。)
③クルーズ船員・・・(できるだけお客様の要望を叶えたい。)
④乗客
⑤メディアの報道員
⑥それぞれの家族

それぞれが、それぞれの仕事を。。。

鑑賞していく中で、、
メディア側の「面白くなりそう。」って
都合のいいとこを切り取った
報道体制等により救助活動に
支障が出たことにイライラしつつ…

この映画で描かれていることが
勿論すべてではないけど、、
本当にあの時、危険と隣り合わせの中
言葉の壁やいろんな障がいがある中で
最前線で頑張ってくれていた人達、
またそれを見守る家族がたくさんいたって事
忘れちゃいけないな。

またSNSを利用する者として、
現場の苦労も知らないのに、
あれこれ野次馬のように騒いだり、、
差別したりしちゃダメだね。

本当にDMATの方々には感謝でしかないし、
自分たちはいかなる時も
節度ある行動をとらないと
いけないなって改めて思った。

実世界では、この後。
日本中にコロナが蔓延して
いよいよマスク生活が
始まっていくわけだけど、、


あの時ホテルマンとして、
色んな地域からお客様をお迎えして、
咳ひとつに敏感に反応したり、
対面のチェックイン対応
ほんと怖かったな。

近隣の店舗では
ホテル運営を一定期間停止して
まるまる病棟として貸出!って
とこもあったし、

自分も濃厚接触者や陽性者に食事を運んで
隔離生活のサポートをしたり、
客室の消毒対応で防護服着たりしてたな。。
(無症状かもだけど、よく自分感染しなかったよ。)

だからかな、今作は、森七菜さん演じる羽鳥の
どんな状況でも笑顔で、お客様に不安を与えず
できるだけ乗客の要望を叶えてあげたい気持ちで
動くあの仕事ぶりに、ちょっと共感した。
(あとあの流暢な英語力に驚いた…)

いつまた世界?日本で
何が起きるか分からないけど…
あんな経験二度とごめんだな。

印象に残った台詞

物語中、、グサグサささる台詞が沢山ありました!

このダイヤモンドプリンセス号の災害は感染症災害ですから
本来我々DMAT出動案件ではありません。
でも私は出動することに決めました。
なぜか分かりますか?それは人道的に正しいと思ったからです。
今回の件も同じです。
何を考えてるんだと尋ねられるのは
私は人道的に正しい選択肢はどちらかと考えていました。(結城英晴)

出典: 映画.com

ぼくだって人の役人に立ちたくて役人になったんですよ。これでも。
立松信貴)

出典:映画.com

結城先生 隊員の家族のことは誰が考えてくれるんですか?
さっき改めて妻にはきつく口止めしました。
友達はもちろん実家の両親にも言うなって。
自分がコロナにかかるの怖いです。
だけどそんなのはたいしたことありません。
それよりも自分の家族が差別にあうことがなにより怖いです。
自分の子どもが学校でばい菌みたいに扱われてるかもしれない
そう思うとたえがたいです。(真田春人)



出典: 映画.com

 

真田先生には小学4年生のお子さんがいます。
あっちの看護師のナガイさんは先月娘さんが3歳になりました。
ボクは気楽な独り身ですが、他のみんなはかなりの覚悟でこの船に乗りこんでます

いたらない点がいっぱいあるのは分かってます。
それでも僕たちはけして手をぬいたりはしていません。(高野大貴)

出典:映画.com

轟の報道をネタとして楽しんでいるように
感じた上野の「
今度はなんで”隔離”させないんだ。」
「隔離してた時はなんで”下船”させないんだってやるんですか?」
に対して

「それがマスコミだからな。
今日政府がしっかり働いてます。世の中そこそこ平和です。
ってやったら誰もニュースなんて見やしないよ。」(轟)

出典:映画.com

 

①「俺たちは厚労省に満足してもらう為に船に乗ったんじゃないでしょ?」

②「船の外から大丈夫か?って聞かれても分からない。
正直感染は怖いよ。どれだけ防御したってすぐそばで
患者咳込んだ飛沫を浴びてんだから。
そこ行ってこい。って指示だしてんのは俺たちだろ。」

③「これは専門外だからとかこれは責任とれないからとか
言ってたら災害かでは何もできませんよ。

(結城の「テレビじゃ俺たちはボロカスだ。」って言葉に対して…)
④「そんなこと知らんよ。
俺たちはこんな時の為に医者になったんじゃないの?看護師も。
今働かなくていつ働くの?
結城ちゃんはそんなことよりも自分の仕事早くやる。」(仙道行義)

出典: 映画.com

 

船からおろせないことは分かりました。
せめて搬送先の病院に様子を聞いて頂けませんか?(羽鳥寛子

出典:映画.com

「正しいだけでは組織は動きません。
とくに危機管理の最中にあっては、
信頼されることがなにより大切です。」
 
 
ほんとそうだな…。

俳優陣の説得力のある演技力に圧倒され
決して、自分がこの出来事に
直接関わったわけではなのに、
気付けば、当事者のように思えるぐらい
映画の世界観にのめり込んでた、、、。

なんか色々考えさせられる映画だったな。

1日感想を寝かせたけど、、
結局まとまんないや。

けど、まず言えることは
風化させないためにも
作品として残してくれてありがとう。

 

 
おわり
 
【映画評価表】
✅【ストーリー】    8/10点 
✅【演   技】    8/10点 
✅【映   像】    8/10点 
✅【音   楽】    7/10点 
✅【構   成】    8/10点 
✅【おすすめ度】    8/10点 
✅【ひ と こ と!】   
あのとき、船内では何が起きていた
のか知りたくて、鑑賞。結果、
思った以上に胸を抉られる結果に。
旦那の無事の帰宅を願っていた
前田亜季さん演じる真田家に、一体
何があったのか、すごく気になった。

 

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けんいち
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