【1930年代】・【1940年代】北海道を舞台にした映画集めてみました！

蟹缶詰製作所を経営する恒太郎と鉄次郎の兄弟は、
例年にない不漁に悩まされ、取引先との契約も危ぶまれている。
口論しながらも打開策に力を合わせる二人だが……。

戦前当時の検閲に、労使問題を十分掘り下げられなかったとはいえ、
ある種ドキュメンタリー的な力強さも感じさせる一編。
（映画ナタリーより）

姉妹のように仲良く女学校を卒業した加代と邦子。
邦子の婚約者・水上は、加代にも心の奥で
惹かれるものを感じていた。

一方、加代は親友の幸福を祈り、
自分はごく平凡な男と結婚。
ところがある時、この平凡だが次第に凶暴になっていた夫が事故死して……。
愛とモラルの狭間で揺れる女心を描いた三角関係悲恋物語。
（映画ナタリーより）

石坂洋次郎の同名原作を、
八田尚之が脚色し豊田四郎が監督した文芸映画。
1952年には市川崑監督、1962年には西河克監督、
1977年には河崎義祐が、それぞれ再映画化している。

あらすじ不明

あらすじ不明
【スタッフ＆キャスト】
原作：村上元三　脚本：伊藤大輔／大曽根辰夫　監督：大曽根辰夫　
撮影：服部幹夫／行山孝吉　
出演：市川光男／酒井猛／海江田譲二
（KINENOTEより）

あらすじ不明

【スタッフ＆キャスト】
脚本：山形雄策　監督：佐伯清　
撮影：中井朝一　
出演：原節子／高峰秀子／山根寿子／佐分利信／藤田進　
（キネマ旬報WEBより)

妻や息子、そして娘という愛すべき家族を捨て、
事業一筋に歩んできた男・韮崎伝右衛門。
離婚後、母に育てられた息子の敏政はやがて新聞記者になり、
北海道で悪どい開拓を展開する韮崎北海道開拓会社、
つまり父の会社を非難するという皮肉なめぐりあわせになって……。

家族の愛と憎しみを、重厚な人物描写の中に描ききった人間ドラマ。
（映画ナタリーより）

長い伝統を物語る木造の古い校舎、
北国のある高等学校である。
学校も現実社会から遊離した存在では有り得なかった。

応援団長の酒井は家庭の事情から退寮した。
蹴球部の南は外地から帰還して来た。
人の出入りは激しく、
学生や教授の様子も戦争中とはまるで変ってしまった。

変らないのは賄いのおばさんだけだ。
その中で、小野の変り方は一段とひどいようだった。
戦争前、小野、南、佐山は兄弟のように親しかったが
佐山は戦死し、妹の文代だけが残り、
いま彼女は酒場で働いている。・・・
(MOVIEWALKより)

北島邦彦が北海道の北島牧場を訪れたのは全く久し振りだ。
何でも邦彦が一高へ入学した当時来て以来というから
もう十年近い年月がはさまっている。

牧夫頭の厚作も今では美事な白ひげを蓄えているし、
その娘はるえももはや乙女の名にふさわしく成長していた。・・・
(映画.comより）

まだ帰還しない夫、それも生死さえ不明の夫を待つ野中千恵は、
湘南療養所の看護婦として自活の途をたてていた。
美しい上に親切な彼女は若い看護婦達にしたわれていた。
医師の清水は何かと心をくばり、沈み勝な千恵を励ましていたが、
周囲の眼は何時しか二人の間の愛情の芽生えを感じていた。
それは好意ともしっとともつかないもので、
青年医師清水に愛される千恵へのせん望だったかも知れない。・・・
(MOVIEWALKより)

北海道のニシン漁場に片目の無法者ジャコ万が流れてきて、
無法の限りをつくすが、網元は弱味を握られていて手が出せない。

そこへ正義感の強い網元の息子、鉄が帰ってきて、
ジャコ万と対決する。
「銀嶺の果て」「暁の脱走」と並ぶ谷口千吉監督の代表作。
当時、新人だった三船敏郎が鉄を好演。
（映画ナタリーより）