🎞️【第21回‐第40回】ブルーリボン賞 受賞作品一覧

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【第21回〜第30回】社会派作品とニューシネマの息吹

「深作欣二監督のバイオレンスや山田洋次監督の叙情作など、
邦画の多様性が一気に広がった時期ですね。」

第21回(1978年度)『サード』


出典: Filmarks映画

ATG映画の傑作『サード』が作品賞。緒形拳が野村芳太郎監督の『鬼畜』で圧倒的な演技を見せ、主演男優賞を受賞しました。

第21回(1978年度)受賞一覧
作品賞『サード』
監督賞野村芳太郎『鬼畜』『事件』
主演男優賞緒形拳『鬼畜』
主演女優賞梶芽衣子『曽根崎心中』
助演男優賞渡瀬恒彦『事件』『赤穂城断絶』
助演女優賞宮下順子『ダイナマイトどんどん』『雲霧仁左衛門』
新人賞永島敏行『サード』
外国作品賞『家族の肖像』(イタリア/フランス)

第22回(1979年度)『復讐するは我にあり』


出典: Filmarks映画

今村昌平監督の衝撃作『復讐するは我にあり』が作品賞。千葉真一とJACにスタッフ賞が贈られるなど、アクションへの注目も高まった年です。

第22回(1979年度)受賞一覧
作品賞『復讐するは我にあり』
監督賞今村昌平『復讐するは我にあり』
主演男優賞若山富三郎『衝動殺人 息子よ』
主演女優賞桃井かおり『もう頬づえはつかない』『神様のくれた赤ん坊』『男はつらいよ 翔んでる寅次郎』
助演男優賞三國連太郎『復讐するは我にあり』
助演女優賞倍賞美津子『復讐するは我にあり』
新人賞金田賢一『正午なり』
スタッフ賞千葉真一とジャパンアクションクラブ
特別賞高野悦子と岩波ホール
外国作品賞『ディア・ハンター』(アメリカ)

第23回(1980年度)『影武者』


出典: Filmarks映画

黒澤明監督の『影武者』が作品賞。一方で鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』が監督賞や特別賞に輝くなど、邦画の多様性が際立ちました。

第23回(1980年度)受賞一覧
作品賞『影武者』
監督賞鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』
主演男優賞仲代達矢『影武者』『二百三高地』
主演女優賞十朱幸代『震える舌』
助演男優賞丹波哲郎『二百三高地』
助演女優賞加賀まりこ 『夕暮まで』
新人賞隆大介『影武者』
スタッフ賞石井聰亙と『狂い咲きサンダーロード』のスタッフ
特別賞『ツィゴイネルワイゼン』とシネマ・プラセット
外国作品賞『クレイマー、クレイマー』(アメリカ)

第24回(1981年度)『泥の河』


出典:Filmarks映画

小栗康平監督のデビュー作『泥の河』が作品賞。佐藤浩市が新人賞を受賞し、日本映画界に新たな才能が加わった年です。

第24回(1981年度)受賞一覧
作品賞『泥の河』
監督賞根岸吉太郎『遠雷』『狂った果実』
主演男優賞永島敏行『遠雷』
主演女優賞松坂慶子『青春の門』『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』
助演男優賞津川雅彦『マノン』
助演女優賞田中裕子『北斎漫画』『ええじゃないか』
新人賞佐藤浩市『青春の門』『マノン』
スタッフ賞安藤庄平『泥の河』『遠雷』
特別賞日活ロマンポルノ
外国作品賞ブリキの太鼓』(西ドイツ/フランス)

第25回(1982年度)『蒲田行進曲』


出典:Filmarks映画

深作欣二監督の『蒲田行進曲』が作品賞。夏目雅子が『鬼龍院花子の生涯』で主演女優賞を受賞し、その美しさと演技が絶賛されました。

第25回(1982年度)受賞一覧
作品賞『蒲田行進曲』
監督賞深作欣二『蒲田行進曲』
主演男優賞渥美清『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』
主演女優賞夏目雅子『鬼龍院花子の生涯』
助演男優賞柄本明『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』『道頓堀川』
助演女優賞山口美也子『さらば愛しき大地』
新人賞美保純『ピンクのカーテン』ほか
外国作品賞『E.T.』(アメリカ)

第26回(1983年度)『東京裁判』


出典: Filmarks映画

4時間を超えるドキュメンタリー『東京裁判』が作品賞。新人賞には『時をかける少女』の原田知世が選出され、大きな話題となりました。

第26回(1983年度)受賞一覧
作品賞『東京裁判』
監督賞森田芳光『家族ゲーム』
主演男優賞緒形拳『楢山節考』『陽暉楼』『魚影の群れ』『OKINAWAN BOYS オキナワの少年』
主演女優賞田中裕子『天城越え』
助演男優賞田中邦衛『逃れの街』『居酒屋兆治』
助演女優賞永島暎子『竜二』
新人賞原田知世『時をかける少女』
金子正次『竜二』

第27回(1984年度)『瀬戸内少年野球団』


出典: Filmarks映画

篠田正浩監督の『瀬戸内少年野球団』が作品賞。伊丹十三が『お葬式』で監督賞を受賞し、伊丹旋風の幕開けとなりました。

第27回(1984年度)受賞一覧
作品賞『瀬戸内少年野球団』
監督賞伊丹十三『お葬式』
主演男優賞山﨑努『お葬式』『さらば箱舟』
主演女優賞薬師丸ひろ子『Wの悲劇』
助演男優賞高品格『麻雀放浪記』
助演女優賞三田佳子『Wの悲劇』『序の舞』
新人賞吉川晃司『すかんぴんウォーク』
外国作品賞『ライトスタッフ』(アメリカ)

第28回(1985年度)『乱』


出典: Filmarks映画

黒澤明監督の壮大な歴史劇『乱』が作品賞と監督賞。助演男優賞にビートたけしが選ばれるなど、時代を象徴する顔ぶれです。

第28回(1985年度)受賞一覧
作品賞『乱』
監督賞黒澤明『乱』
主演男優賞千秋実『花いちもんめ』
主演女優賞十朱幸代『花いちもんめ』『櫂』
助演男優賞ビートたけし『夜叉』
助演女優賞藤真利子『薄化粧』『危険な女たち』
新人賞斉藤由貴『雪の断章 – 情熱 -』
外国作品賞『刑事ジョン・ブック 目撃者』(アメリカ)

第29回(1986年度)『ウホッホ探険隊』


出典: Filmarks映画

田中邦衛が主演男優賞を受賞。熊井啓監督の『海と毒薬』が監督賞に輝き、日本映画の良心が示されました。

第29回(1986年度)受賞一覧
作品賞『ウホッホ探険隊』
監督賞熊井啓『海と毒薬』
主演男優賞田中邦衛『ウホッホ探険隊』
主演女優賞いしだあゆみ『火宅の人』『時計 Adieu l’Hiver』
助演男優賞すまけい『キネマの天地』
助演女優賞大竹しのぶ『波光きらめく果て』
新人賞有森也実『キネマの天地』
外国作品賞『カラーパープル』(アメリカ)

第30回(1987年度)『マルサの女』


出典:Filmarks映画

伊丹十三監督の『マルサの女』が作品賞。ドキュメンタリーの原一男監督が監督賞を受賞するなど、エポックメイキングな年となりました。

第30回(1987年度)受賞一覧
作品賞『マルサの女』
監督賞原一男『ゆきゆきて、神軍』
主演男優賞陣内孝則『ちょうちん』
主演女優賞三田佳子『別れぬ理由』
助演男優賞三船敏郎『男はつらいよ 知床慕情』
助演女優賞秋吉久美子『夜汽車』
新人賞髙嶋政宏『トットチャンネル』『BU・SU』
外国作品賞『アンタッチャブル』(アメリカ)
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【第31回〜第40回】巨匠の帰還と新しい才能

「黒澤明監督の復活劇から、伊丹十三監督のような新しいスタイルのヒットメーカーが登場したエキサイティングな年代!」

第31回(1988年度)『敦煌』


出典: Filmarks映画

佐藤純彌監督の超大作『敦煌』が作品賞。特別賞には『となりのトトロ』『火垂るの墓』が選ばれ、アニメーションの存在感も際立った年です。

第31回(1988年度)受賞一覧
作品賞『敦煌』
監督賞和田誠『快盗ルビイ』
主演男優賞ハナ肇『会社物語 MEMORIES OF YOU』
主演女優賞桃井かおり『木村家の人びと』『噛む女』『TOMORROW 明日』
助演男優賞片岡鶴太郎『異人たちとの夏』
助演女優賞秋吉久美子『異人たちとの夏』
新人賞緒形直人『優駿 ORACION』
特別賞『となりのトトロ』
『火垂るの墓』
外国作品賞『ベルリン・天使の詩』(西ドイツ/フランス)

第32回(1989年度)『どついたるねん』


出典: Filmarks映画

阪本順治監督のデビュー作『どついたるねん』が作品賞。田中好子が『黒い雨』で主演女優賞を受賞し、元アイドルの枠を超えた演技力が絶賛されました。

第32回(1989年度)受賞一覧
作品賞『どついたるねん』
監督賞舛田利雄『社葬』
主演男優賞三國連太郎『利休』
主演女優賞田中好子『黒い雨』
助演男優賞板東英二『あ・うん』
助演女優賞南果歩『夢見通りの人々』『せんせい』『螢』『226』
新人賞川原亜矢子『キッチン』
外国作品賞『ダイ・ハード』(アメリカ)

第33回(1990年度)『少年時代』


出典: Filmarks映画

篠田正浩監督の『少年時代』が作品賞。桑田佳祐が『稲村ジェーン』で音楽スタッフとともにスタッフ賞を受賞したことも話題になりました。

第33回(1990年度)受賞一覧
作品賞『少年時代』
監督賞篠田正浩『少年時代』
主演男優賞原田芳雄『浪人街』『われに撃つ用意あり』
主演女優賞松坂慶子『死の棘』
助演男優賞柳葉敏郎『さらば愛しのやくざ』
助演女優賞中嶋朋子『つぐみ』
新人賞牧瀬里穂『東京上空いらっしゃいませ』『つぐみ』
松岡錠司『バタアシ金魚』
スタッフ賞桑田佳祐と音楽スタッフ『稲村ジェーン』
外国作品賞『フィールド・オブ・ドリームス』(アメリカ)

第34回(1991年度)『あの夏、いちばん静かな海。』


出典: Filmarks映画

北野武監督が『あの夏、いちばん静かな海。』で作品賞・監督賞を受賞。竹中直人も『無能の人』で監督・主演し、主演男優賞を受賞しました。

第34回(1991年度)受賞一覧
作品賞『あの夏、いちばん静かな海。』
監督賞北野武『あの夏、いちばん静かな海。』
主演男優賞竹中直人『無能の人』
主演女優賞工藤夕貴『戦争と青春』
助演男優賞永瀬正敏『息子』
助演女優賞風吹ジュン『無能の人』
新人賞石田ひかり『ふたり』『咬みつきたい』『あいつ』
外国作品賞『羊たちの沈黙』(アメリカ)

第35回(1992年度)『シコふんじゃった。』


出典:Filmarks映画

周防正行監督の『シコふんじゃった。』が作品・監督・主演男優賞を受賞。コメディの中に熱い青春を描いた名作が評価されました。

第35回(1992年度)受賞一覧
作品賞『シコふんじゃった。』
監督賞周防正行『シコふんじゃった。』
主演男優賞本木雅弘『シコふんじゃった。』
主演女優賞三田佳子『遠き落日』
助演男優賞室田日出男『修羅の伝説』『死んでもいい』
助演女優賞藤谷美和子『女殺油地獄』『寝盗られ宗介』
新人賞墨田ユキ『墨東綺譚』
外国作品賞『JFK』(アメリカ)

第36回(1993年度)『月はどっちに出ている』


出典: Filmarks映画

崔洋一監督の『月はどっちに出ている』が作品賞。真田広之やルビー・モレノ、新人賞の岸谷五朗など、エネルギッシュな顔ぶれが並びます。

第36回(1993年度)受賞一覧
作品賞『月はどっちに出ている』
監督賞滝田洋二郎『僕らはみんな生きている』
主演男優賞真田広之『僕らはみんな生きている』
主演女優賞ルビー・モレノ『月はどっちに出ている』
助演男優賞所ジョージ『まあだだよ』
助演女優賞香川京子『まあだだよ』
新人賞岸谷五朗『月はどっちに出ている』
遠山景織子『高校教師』
特別賞萩本欽一『欽ちゃんのシネマジャック』
外国作品賞『ジュラシックパーク』(アメリカ)

第37回(1994年度)『棒の哀しみ』


出典:Filmarks映画

神代辰巳監督の遺作的作品となった『棒の哀しみ』が主要部門を独占。奥田瑛二の熱演が光った年でした。

第37回(1994年度)受賞一覧
作品賞『棒の哀しみ』
監督賞神代辰巳『棒の哀しみ』
主演男優賞奥田瑛二『棒の哀しみ』
主演女優賞高岡早紀『忠臣蔵外伝 四谷怪談』
助演男優賞中村敦夫『集団左遷』
助演女優賞室井滋『居酒屋ゆうれい』
新人賞鈴木砂羽『愛の新世界』
外国作品賞『パルプ・フィクション』(アメリカ)

第38回(1995年度)『午後の遺言状』


出典: Filmarks映画

新藤兼人監督の『午後の遺言状』が作品賞。金子修介監督の『ガメラ 大怪獣空中決戦』が監督賞を受賞し、特撮映画の地位を押し上げました。

第38回(1995年度)受賞一覧
作品賞『午後の遺言状』
監督賞金子修介『ガメラ 大怪獣空中決戦』
主演男優賞真田広之『写楽』『EAST MEETS WEST』『緊急呼出し エマージェンシー・コール』
主演女優賞中山美穂『Love Letter』
助演男優賞萩原聖人『マークスの山』
助演女優賞中山忍『ガメラ 大怪獣空中決戦』
新人賞江角マキコ『幻の光』
特別賞渥美清
外国作品賞『マディソン郡の橋』(アメリカ)

第39回(1996年度)『岸和田少年愚連隊』


出典: Filmarks映画

作品賞に井筒和幸監督の『岸和田少年愚連隊』。役所広司が主演男優賞を受賞し、名実ともに邦画界を牽引する存在となりました。

第39回(1996年度)受賞一覧
作品賞『岸和田少年愚連隊』
監督賞北野武『キッズ・リターン』
主演男優賞役所広司『Shall we ダンス?』『眠る男』『シャブ極道』
主演女優賞該当者なし
助演男優賞渡哲也『わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語』
助演女優賞岸田今日子『学校の怪談2』『八つ墓村』
新人賞ナインティナイン(岡村隆史・矢部浩之)『岸和田少年愚連隊』
特別賞渥美清、群馬県『眠る男』
外国作品賞『セブン』(アメリカ)

第40回(1997年度)『バウンス ko GALS』


出典: Filmarks映画

第40回の節目は『バウンス ko GALS』が作品賞。役所広司が2年連続の主演男優賞、三谷幸喜が『ラヂオの時間』で新人賞を受賞しました。

第40回(1997年度)受賞一覧
作品賞『バウンス ko GALS』
監督賞原田眞人『バウンス ko GALS』
主演男優賞役所広司『うなぎ』『失楽園』『CURE』
主演女優賞桃井かおり『東京夜曲』
助演男優賞西村雅彦『マルタイの女』『ラヂオの時間』
助演女優賞倍賞美津子『うなぎ』『東京夜曲』
新人賞三谷幸喜『ラヂオの時間』
佐藤仁美『バウンス ko GALS』
特別賞『もののけ姫』
外国作品賞『タイタニック』(アメリカ)
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