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2025年 流行語大賞候補30選!
これが今年の日本を揺るがすキーワードだ!
はじめに
2025年も、テレビやSNSをにぎわせた「ことば」が続々登場!
ニュースの見出しからドラマの名台詞、Z世代発のネットスラングまで——
今年も流行語には、時代の空気がぎゅっと詰まっています。
コロナ後の“新しい日常”が定着し、
政治も経済もエンタメも大きく揺れ動いた2025年。
そんな激動の1年を映す鏡こそが「流行語」です。
そして11月5日、
「現代用語の基礎知識 選 2025ユーキャン新語・流行語大賞」の
ノミネート語が発表されました!
この記事では、その候補の中から特にSNSでバズったワードや、
私たちの暮らしを変えたトレンドを中心にピックアップ。
ニュースの裏側や、みんなが共感した理由もあわせて紹介します。
大賞発表は12月1日。
あなたの今年の“推しワード”は入っているでしょうか?

①エッホエッホ
「エッホエッホ」は、2025年のTikTokを中心に広まった
“擬音系流行語”のひとつです。
自然・野生動物専門の写真家ハニー・ヘーレが捉えた
メンフクロウのヒナが草むらを懸命に走る写真が話題に。
その姿に「エッホエッホ」という擬音を添えた動画が、
かわいいと….SNSで拡散された。
@ujitama0 話題のエッホエッホフクロウが豆知識教えにくるうた作ってみた。#エッホエッホ ♬ エッホエッホのうた – うじたまい

②オールドメディア
新聞・テレビは「オールドメディア」認定!
(不要論まで飛び出す風潮に。)
若者はXとYouTubeだけ。
記者会見よりライブ配信が真実の場に。
伝統メディアの涙と叫びが聞こえる2025年、
情報は「古いか新しいか」で決まる時代へ突入!
ごく短時間で見られるキャッチーなTikTokや
切り抜き動画が拡散され、
世論を動かす力を持つようになってきています。

③おてつたび
「手伝い(短期アルバイト)」と
「旅」をかけあわせた造語。
深刻な人手不足に陥り、働き手を求める
地方の宿泊施設や農家と旅先で
働きたい人をつなぐサービスのことを指す。

④オンカジ
オンラインカジノ=「オンカジ」が、今や社会問題に。
一晩で100万円を溶かした大学生、借金1億円のサラリーマン…。
さらに芸能人やスポーツ選手の利用も発覚し、世間を騒がせました。
罪の意識なく手軽に始められる一方で、依存症に陥る危険も。
ついに国会も動き出すほどの深刻な問題となっています。

⑤企業風土
「企業風土」とは、その会社に根付く価値観や雰囲気を指す言葉。
2025年には、元タレント中居正広氏の性加害問題への対応をめぐり、
フジテレビの社内体質が注目されました。
多くの社員が問題を感じながら声を上げにくい“企業風土”が批判され、
相次ぐCM休止など社会的影響も広がりました。

⑥教皇選挙
フランシスコ教皇の死去をきっかけに行われた教皇選挙で、
米国人のロバート・プレボスト枢機卿が新教皇レオ14世に選出。
そのタイミングで映画『教皇選挙』が公開され、
現実と映画がシンクロした“偶然の一致”がSNSで話題に。
ニュースとエンタメの両面で注目を集めた。

⑦緊急銃猟(クマ被害)
クマやイノシシが人の生活圏に出没した際、
市町村長の判断で市街地での銃猟を可能にする
「緊急銃猟」制度が9月1日から導入。
生活圏に出る“アーバンベア”が急増し、
岩手県や秋田県などで人身被害が
相次いだことから注目を集めた。
人間 vs 野生の生存競争の深刻化が止まらない。。

⑧国宝(観た)
任侠の家に生まれた喜久雄が、歌舞伎の名門に引き取られ、
芸に人生を捧げた50年を描く映画『国宝』が興行収入200億円を突破。
3時間の長尺にもかかわらず異例の大ヒットとなり、
「国宝、観た?」が流行語に。
主演俳優は“国宝級”と称され、本物の文化勲章受章者に。
美術館より映画館がアートを感じる場となり、
2025年、エンタメが文化を喰らった。

⑨古古古米
コメ価格の高騰で、10年前の米が1kg5000円で飛ぶように売れた2025年。
“令和の米騒動”で政府が備蓄米を放出し、安価なコメを求める行列が各地に。
給食でも古米が使われ、「ご飯がカタイ…」と子どもたちの声が話題に。
1年ごとに「古米」「古古米」「古古古米」と“古”が増える呼び名が流行し、
食糧危機の中で「古さ」が価値になる逆転劇を象徴した。

⑩7月5日
漫画の予知夢をきっかけに
「7月5日午前4時18分に巨大津波が起こる」との噂が拡散。
香港では便の欠航が相次ぎ、
日本でも『私が見た未来』の“7月5日大災難”が再注目された。
当日は全国で避難訓練が行われ、Xには「#7月5日」がトレンド入り。
何も起きなかったが、「来年こそ」と
信じる声も絶えず、都市伝説は今も生き続けている。

⑪戦後80年(昭和100年)
2025年は、日本が終戦を迎えてから「戦後80年」、
そして「昭和100年」という二つの節目が重なる年。
各メディアでは、戦争を知る世代の証言や
貴重な映像を振り返る特集番組が相次ぎ、
書店には昭和史や平和をテーマにした新刊が並んだ。
戦後の復興や高度経済成長、
そして現代へと続く日本の歩みを見つめ直す動きが広がり、
世代を超えて“平和の意味”を考える一年となった。
⑫卒業証書19.2秒
学歴詐称疑惑で注目を集めた静岡県伊東市の田久保真紀市長が、
市議会の正副議長から求められた卒業証書を
「19.2秒だけチラ見せした」と報じられ、大きな話題となった。
証書の真偽をめぐって説明責任を果たさないまま
混乱が続き、市政への不信感が拡大。
最終的に市議会は2度目の不信任決議を可決し、
田久保市長は失職する事態となった。
この一連の経緯は、地方政治における信頼と説明責任のあり方を問う
象徴的な出来事となった。

⑬チャッピー
米オープンAI社が開発した人工知能(AI)「ChatGPT」は、
質問に答えたり文章を作成したりできる対話型AIとして世界中で利用が広がっている。
日本でも仕事の相談や学習サポートにとどまらず、日常の愚痴や恋愛相談、
悩みごとを語りかける人が増えており、まるで“話を聞いてくれる友達”のような存在として親しまれている。
こうした親近感から、SNSなどでは「チャッピー」という愛称で呼ばれるようになり、
AIとの新しい付き合い方を象徴する存在になっている。

⑭チョコミントよりもあ・な・た
「チョコミントよりもあ・な・た」は、
人気アニメ『ラブライブ!』シリーズの関連ラジオ番組から誕生した
期間限定の声優ユニット・AiScReam(アイスクリーム)によるデビュー曲
「愛♡スクリ~ム!」内のセリフとして話題になったフレーズ。
メンバーは女子高生アイドルとして活動するキャラクターを演じる声優たちで、
甘くてちょっぴりツンデレな“チョコミントよりもあなたが好き”
という告白セリフが、TikTokなどのSNSでバズを巻き起こした。
ファンの間では「破壊力がすごい」「尊すぎる」と評判となり、
リップシンク動画やファンアートが多数投稿されるなど、
キャラクターと現実がリンクする
“二次元×現実アイドル”の新しい人気の形を見せた。

⑮長袖をください
TBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』の人気企画「名探偵津田」で、
お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんが寒さに震えながら発した一言。
「事件どころじゃない」と言わんばかりの切実な叫びが、視聴者の笑いを誘った。
放送後、SNSでは「#長袖をください」がトレンド入りし、津田さんの名言として定着。
番組ファンの間では、困ったときの合言葉のように使われるまでに広がった。
(個人的に、「ごいごいすー」じゃないのウケるww)

ごいごいすーではないんかい!
— ダイアン津田 (@daiantsuda) November 5, 2025
⑯ぬい活
「ぬい活」とは、好きなキャラクターの“ぬい(ぬいぐるみ)”を持ち歩き、
一緒にカフェに行ったり、外出先で写真を撮ったりする活動のこと。
いわゆる“推し活”と“ぬい撮り”が融合した新しい文化として、ここ数年で一気に定着した。
SNSでは、ぬいを肩に乗せたり、専用の小物やスイーツと一緒に撮影したりする投稿が急増。
中には「ぬい専用メニュー」を用意するカフェも登場している。
2025年、孤独を癒やすのは人ではなく、“ぬい”かもしれない。

ぬいぐるみが題材の映画といえば…
#ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい🧸
ぬいぐるみってふいに表情を変えないし、よそ見もしない。否定も肯定もしなければ、微妙な距離感で寄り添ってくれるからいいのかな予定調和にいかない世界で芽生えた感情にフタをしてしまうと壊れそうで繊細で不器用な子達の行き場のない零れ落ちる言葉がささる pic.twitter.com/0Nokq38Qog
— けんいち〜映画好き〜 (@1g01a) October 27, 2023
⑰ビジュイイじゃん
男性ボーカルダンスユニット M!LK(ミルク) の楽曲「イイじゃん」は、
2025年にTikTokを中心に大ブレイクしたポップチューン。
軽快なビートとキャッチーな振り付けに加え、
楽曲中のセリフ 「今日ビジュイイじゃん」 がSNSで爆発的に広まり、
日常の褒め言葉としても使われるようになった。
ファッションやメイクが“盛れた日”に自分自身へ向けて言う
セルフ肯定フレーズとしても人気を集め、
「#今日ビジュイイじゃん」タグをつけた投稿が続出。
Z世代を中心に、“自分を褒めてテンションを上げる”新しいトレンドワードとなった。

⑱ひょうろく
フリーのピン芸人として活動しながら、俳優としても注目を集めている人物。
中やトーク番組で見せる「素なのか演技なのか分からない独特の表情」や、
どこか不思議な間の取り方が話題となり、テレビ業界でも“唯一無二の存在”と評されている。
最近ではNHK大河ドラマ『べらぼう』や、フジテレビ系ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』など話題作に立て続けに出演。
芸人としての個性をそのまま生かした自然体の演技が高く評価されており、
今後の活躍が最も期待される異色のタレントの一人といわれている。
(え、同い年だったww)

お声がけ下さりありがとうございました🙇🙇!凄く楽しい撮影でした🙇🙇!雨宮監督があの絵を描いてらっしゃたのを知った時驚愕しました🙇🙇またご一緒させてください🙇🙇🙇 https://t.co/Z7yRZl9rdu
— ひょうろく (@HYOUROX) October 20, 2025
⑲ほいたらね
⑳平成女児
「平成女児」とは、1990年代後半〜2000年代初頭に
小学生だった女子(現在20〜30代)が当時のキッズ文化を懐かしむムーブメント。
プリクラ、たまごっち、ミニスカ、リボンやハートなど
“平成っぽい”モチーフが再注目され、「これが平成!」と胸を張る姿が話題に。
平成レトロの中でも特にノスタルジックで可愛い世界観として人気を集めている。
(エモすぎるww)

㉑ミャクミャク
大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」。
登場当初は「不気味」「怖い」と話題になったが、
その独特の姿が逆に人気を呼び大ブレイク。
ぬいぐるみやキーホルダーなどのグッズは即完売し、
今や子どもから大人まで愛される“異形のスター”となった。
いよいよ今月開幕!
万博グッズの新ムービー公開です!#EXPO2025 #大阪・関西万博 #ミャクミャク pic.twitter.com/9CHAlVCsi0— 2025大阪・関西万博公式ライセンス商品【公式】 (@expo2025product) April 1, 2025

㉒ラブブ
「ラブブ(Labubu)」は、香港出身のデザイナー カシン・ローン(Kasing Lung) が生み出した、ウサギのような長い耳とギザギザの歯が特徴の人気キャラクター。
どこか不気味でありながらも愛嬌のある表情が魅力で、アートトイブランド「POP MART(ポップマート)」からフィギュアシリーズとして展開されている。
2024年ごろ、K-POPアイドル BLACKPINKのリサ が自身のSNSでラブブを紹介したことをきっかけに世界的ブームに火がつき、特にアジアの若者を中心にコレクター熱が急上昇。
限定デザインの“ラブブ”は即完売が続出し、転売市場でも高値がつくほどの人気を誇る。
かわいさと毒っ気が同居する、令和の新・カルトキャラとして注目を集めている。

㉓リカバリーウェア

㉔麻辣湯
中国・四川省発祥のスープ料理「麻辣湯(マーラータン)」は、
花椒と唐辛子を組み合わせた「シビカラ」な刺激が特徴。
野菜や肉、春雨を煮込むヘルシー鍋として人気が広がり、
2024年後半から一気に認知度が上昇。
2025年にはコンビニでも手軽に味わえるカップ麻辣湯が登場し、
辛うま中毒者が続出。日本の胃袋を“シビカラ”が席巻している。

㉕二季
地球温暖化の影響で、日本の四季が崩れつつある。
春や秋が短くなり、まるで「夏」と「冬」だけの“二季”のような気候に。
桜が咲くのは3月ではなく2月、紅葉も11月ではなく10月に――。
季節の移ろいが急速に変化する中、環境省は「二季対応」の生活様式を提唱。
酷暑と寒冬をどう生き抜くか、2025年、日本は“二季の国”へと突入している。

㉖働いて働いて働いて働いて働いてまいります(女性首相)
日本初の女性首相・高市早苗さんが誕生!
就任演説で「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」と宣言し、
“働きすぎ首相”として話題に。
ワークライフバランスを捨てて挑む姿勢には賛否両論もあるが、
「女性の時代が来た!」と全国の女性たちは歓喜。
2025年、日本の政治はついにジェンダーフリーの新時代へ突入した。

㉗物価高
物価高が止まらない!卵1個200円、牛肉1kg1万円の時代に突入。
主婦たちは「もう米と水で生きる」と嘆き、家計はまるでサバイバル。
エネルギーや原材料の高止まり、コメ不足、さらにはトランプ関税まで重なり、
食料品・日用品の値上げラッシュが続く。
政府は「物価高対策」を連呼するも効果は薄く、実質賃金はマイナス。
2025年、日本の食卓に“節約力”が試されている。

㉘フリーランス保護法

㉙薬膳
NHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』で注目を集めた
「薬膳」は、食材の持つ力で体のバランスを整える“食べる養生”。
病気になりにくい体をつくるための中国伝統の考え方で、
最近ではスーパーやコンビニでも薬膳風メニューが登場。
高麗人参入りおにぎりや生姜スープが人気を呼び、
「医者より薬膳コーディネーターが信頼される」時代に。
2025年、健康のカギは“食べて整える”が合言葉。

㉚トランプ関税
「トランプ関税」とは、アメリカのドナルド・トランプ前大統領が掲げた高関税政策のこと。2025年の再登場で再び注目を集めました。
輸入品に高い関税を課すことで国内産業を守る狙いがありますが、国際的な摩擦や物価上昇への懸念も。
ニュースやSNSでは「トランプ関税くるぞ!」と話題になり、
経済だけでなく政治・生活への影響まで語られる流行語となりました。

おわりに
2025年の流行語は、まさに“激動の1年”を映す鏡でした。
物価高やクマ出没といった社会問題から、
「トランプ関税」「生成AI」など世界を揺るがすワード、
さらに「エッホエッホ」「ビジュいいじゃん」など
SNS発の軽やかなミームまで、多様な言葉が勢ぞろい。
今年は「笑い」と「皮肉」と「希望」が同居する一年で、
言葉の力を改めて感じさせられました。
12月1日に発表される年間大賞では、
どの言葉が時代の代表になるのか注目です。
あなたの“推し語”はランクインしてましたでしょうか?
大賞の発表…楽しみです♪

おわり
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引用:映画「かもめ食堂」より




