🎥映画

福島智さんの生き方と吉野弘さんの「生命は」にグッときた映画

こんにちは。

この前この映画を見ました!

桜色の風が咲く

あらすじ

教師の夫、三人の息子とともに関西の町で暮らす令子。
末っ子の智は幼少時に視力を失いながらも、
家族の愛に包まれて天真爛漫に育つ。
やがて令子の心配をよそに東京の盲学校で高校生活を謳歌。
だが18歳のときに聴力も失う・・・。
暗闇と無音の宇宙空間に放り出されたような孤独にある息子に立ち上がるきっかけを与えたのは、令子が彼との日常から見出した、
“指点字”という新たなコミュニケーションの“手段”だった。
勇気をもって困難を乗り越えていく母子の行く手には、
希望に満ちた未来が広がっていく・・・。
(公式HPより)

予告

 

Twitterに書いた感想

 

作品に登場する「ベートーヴェンの悲愴」

 

 

目が見えなくなって、
耳が聴こえなくなって、

いろんなことが出来なくなっていく…

 

自分だったら、病気を受け入れて
福島智さんみたく
強く生きることができるだろうか。

 

僕はありがたいことに
五体満足で生まれてこれた。

せっかくの命。

一度きりの人生

五感を働かせて

やりたいことに挑戦して

大切にしようって思う。

 

けんいち
けんいち
それにしてもいい曲!

 

 

そして、思わずペンを取りメモった吉野弘さんの詞

 

生命(いのち)は

生命は

自分自身だけでは完結できないように

つくられているらしい

花も

めしべとおしべが揃っているだけでは

不充分で

虫や風が訪れて

めしべとおしべを仲立ちする

生命は

その中に欠如(けつじょ)を抱いだき

それを他者から満たしてもらうのだ

 

世界は多分

他者の総和(そうわ)

しかし

互いに

欠如(けつじょ)を満たすなどとは

知りもせず

知らされもせず

ばらまかれている者同士

無関心でいられる間柄

ときに

うとましく思うことさえも許されている間柄

そのように

世界がゆるやかに構成されているのは

なぜ?

 

花が咲いている

すぐ近くまで

虻(あぶ)の姿をした他者が

光をまとって飛んできている

 

私も あるとき

誰かのための虻(あぶ)だったろう

 

あなたも あるとき

私のための風だったかもしれない

吉野弘  詩集『風が吹くと』1977年より

 

なんていうか。

ヒトは1人では生きていけないというか。

 

案外気づいていないだけで

自分を必要としてくれるヒトが

どこかにいるのかな。って

思ったり、

なんかちょっとホッとするというか

勇気出た。

 

 

この詩。

声に出して読みたい日本語って感じ。笑

 

 

この発信が誰かに

届くといいな。。。

 

 

   

 

 

 

⏳僕が100歳になるまで⏳

 

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