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【はじめに】
世界が静まり返り、マスク越しの笑顔が日常になったあの頃。映画もまた、コロナ禍という未曾有の時間を逃さずに切り取り、私たちの“変わってしまった日常”を映し出してきました。孤独、再会、希望、そして人との距離――。制約の中で生まれた作品たちは、リアルな痛みと温もりを併せ持ちながら、新しい人間ドラマを描いています。この記事では、そんな「コロナ禍をどう撮ったか」に焦点を当てた映画13本を紹介します。スクリーンの中に刻まれた“あの時間”を、もう一度、心で感じてみませんか。
🔑コロナ禍をどう撮った?映画が描く「変わってしまった日常」😷~13選~
🦠「あの時代をスクリーンで」──
コロナ禍を描いた映画たちが問いかける“人と距離”の意味✨
【back number – 水平線『in your humor tour 2023 at 東京ドーム』】
フロントライン(2025年)
【作品詳細】
映画『フロントライン』は、コロナ禍の最前線で闘う医療従事者たちの現実を描いた社会派ドラマ。感染拡大の混乱の中で、人命と使命の間で揺れる彼らの葛藤と希望をリアルに映し出す。
【予告】
Filmarks評価 | 4.1 |
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作品データ | 2025年 129分 |
監督 | |
出演 |
あの頃、自分はこのニュースをどう見ていたか…。
マスコミに踊らされたり、どこか他人事というか物事の表面しか見てなかった自分の愚かさを痛感した。
役者陣それぞれに、グッとくる台詞があって目に見えない危険なウイルスと隣り合せの中、目の前の命を救うことを1番に考えて行動するDMATの姿がカッコよく、胸熱でした。
医療従事者、厚労省、乗員、クルーズ船員、メディア、そして帰りを待つ家族…と、ぎゅっと上手くまとまった感じだけど、、前篇・後篇とかで、もっとじっくり長くても良かもったかも!

あんのこと(2003年)
【作品詳細】
映画『あんのこと』は、実在の事件をもとに、貧困と孤独の中で懸命に生きた少女・杏の姿を描く。現代社会の冷たさと、わずかな優しさの光を繊細に映し出した衝撃の人間ドラマ。
【予告】
Filmarks評価 | 4.0 |
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作品データ | 2004年 分 |
監督 | |
出演 |
ある新聞記事から着想を得て誕生したこの映画、コロナ禍で感じた生きづらさを思い出した。
暴力、毒親、薬物、売春、コロナ…。
ようやく光がさし、掴み始めた日々がまるで砂浜で行う棒倒しの様に抉られていき、ただただ辛かった。
河合優実 さんの目が印象的。 入江悠監督作品で1番好きな作品。

緊急事態宣言(2020年)
【作品詳細】
コロナ禍における「緊急事態」をテーマに、5組の監督が全く違ったアプローチで制作した短編『孤独な19時』『デリバリー2020』『DEEPMURO』『MAYDAY』『ボトルメール』で構成されたオムニバス。
【予告】
Filmarks評価 | 3.0 |
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作品データ | 2020年 185分 |
監督 | |
出演 |
映画『緊急事態宣言』は、混乱と不安に包まれたコロナ禍という現実を、恐怖と皮肉?を交えて描いた異色作でした。
5人の監督それぞれのアプローチが個性的で、制約の中だからこそ生まれた表現の自由を感じます。
特に、閉塞感の中にある人間の弱さや優しさをリアルに映した点が印象的。
観ていると、あの時代の息苦しさや希望を思い出し、ただのドキュメントではない“人間の記録”として深く刺さる作品でした。
サンセット・サンライズ(2025年)
【作品詳細】
監督 岸善幸×脚本 宮藤官九郎×主演 菅田将暉 奇跡の豪華タッグで贈る、泣き笑い移住エンターテインメント!東京のサラリーマンが4LDK・家賃6万円の神物件に“お試し移住”してみたら、まさかの人生が待っていた!自分の“好き”を諦めない— その先で見つけた新しい幸せのカタチ。
【予告】
Filmarks評価 | 3.9 |
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作品データ | 2025年 139分 |
監督 | |
出演 | 他 |
映画『サンセット・サンライズ』は、コロナ禍や過疎地の現実を背景に、主人公と地元住民たちの交流をユーモアと温かさで描いた作品でした。
都会の喧騒から離れ、自然や人々との距離感を見つめ直す物語は、笑いあり涙ありで心に残ります。(車の中で流れる「想い出のアルバム」は反則😢)
過去の震災や日常の変化を繊細に映しながらも、希望や再生のメッセージをそっと届ける。
観る人に、他者とのつながりや小さな日常の尊さを思い出させてくれる一作でした。
もしも徳川家康が総理大臣になったら(2024年)
【作品詳細】
映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は、歴史上の偉人たちが現代日本の政治に蘇り、徳川家康を総理に据えたユニークな設定で笑いと驚きを描くコメディ作品。
【予告】
Filmarks評価 | 3.4 |
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作品データ | 2024年 110分 |
監督 | |
出演 | 他 |
コロナウィルスが猛威を振るい 絶体絶命の日本に…偉人内閣爆誕‼︎
SNSを駆使する北条政子 記者の質問に神対応する聖徳太子など 日本史ネタを織り交ぜた、えげつない実行力とクセの強い豪華俳優陣の演技合戦に爆笑。
まさかの国会議員いじりまで コメディ作品だけど…
本当に伝えたい事は、内閣総理大臣 徳川家康役、野村萬斎さんの長台詞!
背筋が伸びたし、胸に響いた 痛いとこつかれたな。

夜明けまでバス停で(2022年)
【作品詳細】
映画『夜明けまでバス停で』は、コロナ禍で仕事と住まいを失った女性が、深夜のバス停で孤独と困難に直面する姿を描き、現代社会の影の部分を鋭く映し出す人間ドラマです。
【予告】
Filmarks評価 | 3.4 |
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作品データ | 2022年 91分 |
監督 | |
出演 | 他 |
不運と不幸が重なって仕事も家も失ってホームレスとなった女性の話。
大小あれど少なからず何かしらみんな影響を受けたコロナ。
自分だったらどうするだろう?と思いながら、社会的孤立の厳しさを描くとともに、人と繋がることの大切さ、政治批判等、様々なメッセージが心に刺さる映画でした!
Ribbon(2021年)
【作品詳細】
映画『いつか、晴れた日に』は、コロナ禍で卒展が中止となった美大生・いつかが、家族や友人との葛藤を経て再び絵に向き合い、未来への一歩を踏み出す青春物語。
【予告】
Filmarks評価 | 3.6 |
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作品データ | 2022年 115分 |
監督 | |
出演 | 他 |
真・鮫島事件(2020年)
【作品詳細】
映画『鮫島事件』は、高校時代の都市伝説「鮫島事件」の真相に触れた者に降りかかる呪いを描くホラー。リモート飲み会で再び恐怖が甦り、菜奈たちを想像を絶する恐怖が襲う。
【予告】
Filmarks評価 | 2.4 |
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作品データ | 2020年 80分 |
監督 | |
出演 | 他 |
映画「きさらぎ駅」、「リゾートバイト」を鑑賞して、
永江二朗監督の過去作品を掘ってみた。
ネット都市伝説×リモート飲み会withコロナ…
若者達が怖い話してたらどんどん闇に引きずりこまれちゃったお話。
リモートの荒々しさと閉鎖空間に恐怖感があって、音にビクってなって炭酸水溢しちゃった笑
メイヘムガールズ(2022年)
【作品詳細】
映画『メイヘムガールズ』は、コロナ禍の高校生活で念動力を得た女子高生・瑞穂が仲間と友情を育みつつ、超能力を巡る東京でのサイキックバトルに挑む青春サスペンス
【予告】
Filmarks評価 | 3.0 |
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作品データ | 2022年 98分 |
監督 | |
出演 | 他 |
コロナによって失った日常
そんな女子高生達が超能力を手に入れ暴走する日本版クロニクル!?笑
率直に制服で空を飛ぶもんだから、スカート…心配した。笑
その中でケイ役の子の演技が気になった。
10年後彼女たちがどうなってるか楽しみ…
そして 木戸大聖 さん爽やかすぎた!
散歩時間~その時間を待ちながら~(2022年)
【作品詳細】
映画『散歩時間~その時間を待ちながら~』は、コロナ禍で外出が制限される日々の中、小さな日常を通して人々の心の変化や孤独、希望を繊細に描いたヒューマンドラマ。
【予告】
Filmarks評価 | 3.0 |
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作品データ | 2022年 95分 |
監督 | |
出演 | 他 |
登場人物それぞれがコロナによって
想い描く理想の日常が送れず足踏み状態。
それを散歩時間って表すのいいな…
静かな話だけど何気ない台詞が沁みたし、
そんな少し遠回りした時間も愛おしく思えて、
まるでホットコーヒーを一杯飲み終えた様な温かさに包まれた☕
茜色に焼かれる(2021年)
【作品詳細】
映画『茜色に焼かれる』は、コロナ禍や困難な現実に立ち向かう母・良子と息子・純平の姿を描き、家族の絆や希望を最後まで手放さない強さを映し出すヒューマンドラマ。
【予告】
Filmarks評価 | 3.7 |
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作品データ | 2021年 144分 |
監督 | |
出演 | 他 |
映画って創作物だけど年に数本…
生きた映画っていうか、画面から桁外れにビシビシ熱量を
感じる作品があって。
それは個人のメンタルや好みにもよるし、終着点が読めなくて…
ダメージも受けるんだけど素直に出逢えて良かった。
いつかこんな時代もあったね..って観直す時が来る予感。
尾野真千子 さんだけでなく、 片山友希 さん 和田庵(いろり)君等演技力と存在感が凄かった!!
今後の活躍に期待✨
ちょっと思い出しただけ(2022年)
【作品詳細】
ある一日だけで綴られる6年間
“二度と戻れない なんでもない 愛おしい日々”
二人だけの時間を映し出した映画。
【予告】
Filmarks評価 | 3.9 |
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作品データ | 2022年 115分 |
監督 | |
出演 | 他 |
「花束みたいな恋をした」とはちょっと別の角度から描いた様な恋愛映画。
生きていると、ふとした瞬間にいろんなことをちょっとだけ思い出す。
もう戻ることは出来ないし、前に進むしかないわけで…
あーこんな時もあったな。って
ほんの少しあったかい気持ちになった。

この夏の星を(2025年)
【作品詳細】
世界がコロナ禍に覆われた2020年。部活動を制限された中高生たちが挑んだのは、オンラインを駆使して日本各地で同時に天体観測を行う競技「スターキャッチコンテスト」。茨城、東京、長崎・五島の学生が始めたこの活動はやがて全国に広がって ――。
【予告】
Filmarks評価 | 4.2 |
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作品データ | 2025年 126分 |
監督 | |
出演 | 他 |

まだ、未鑑賞だけどXでのフォロワーさんの感想がみんな高評価✨
予告を観ただけでも、自分も好きそうな感じ。
主演・桜田ひよりさんを筆頭に…
水沢林太郎さん、黒川想矢さん、早瀬憩さん、和田庵さん、
萩原護さん、工藤遥さん、小林涼子さん、朝倉あきさんが
1つの作品に集約しているなんてキャスティング最高すぎる。(俺得)
早く観たい!!

【まとめ】
あの頃、世界が止まったような日々の中でも、
映画はちゃんと私たちのそばにありました。
制限だらけの現実を、それでも美しく、
力強く描こうとした人たちがいた。
コロナ禍をテーマにした作品を観ると、
あの頃の静けさや不安、そして小さな希望まで思い出します。
変わってしまった日常の中で、
変わらなかったのは“人を想う気持ち”かもしれません。
スクリーンの向こうの物語が、またそっと背中を押してくれる。
そんな映画の力を、改めて感じました。
気になる作品があったら是非観てみてね!!

是非気になる作品があったら観てください!
それでは、素敵な映画タイムをお過ごしください☕