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忠犬とかそんなレベルじゃない。命かけた絆に心が震えた|映画『少年と犬』感想

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けんいち
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聞いて‼️聞いて‼️

今日の鑑賞作品はこちら🍿

 

🎬 少年と犬

 

 

   

 

あらすじ

 

少年と犬

震災から半年後の宮城県仙台。
職を失った青年・和正(高橋文哉)は、 同じく震災で飼い主を亡くした一匹の犬・多聞(たもん)と出会う。
聡明な多聞は、和正とその家族に瞬く間に懐き、 一家にとって無くてはならない存在となるが、多聞は常に<西の方角>を気にしていた。
そんな中、家族を助けるため、危険な仕事に手を染めてしまった和正は、 やがて事件に巻き込まれ、その混乱の最中に多聞は姿を消してしまう――。
時は流れ、多聞は滋賀で悲しい秘密を抱えた女性・美羽(西野七瀬)の下で過ごしていた。
多聞と過ごすことで、徐々に平和な日常を取り戻してく美羽の前に、 多聞の後を追ってきた和正が現われる。
こうして2人と1頭の新たな生活が始まるが、 痩せ細った身体で傷ついた人々に寄り添いながらも、 たった一匹で<西の方角>に向かって歩いていく多聞には、 一人の少年と誓った約束があった――。(Filmarksより)

予告

 

キャスト

中垣和正役  高橋文哉
須貝美羽役  西野七瀬
沼口正役   伊藤健太郎
中垣麻由美役 伊原六花
内村久子役  宮内ひとみ
片野弥一役  柄本明
内村徹役   斎藤工

嵐莉菜
木村優来
栁俊太郎
一ノ瀬ワタル
江口のりこ
渋川清彦
美保純
眞島秀和
手塚理美
益岡徹

犬・多聞(たもん)役 さくら

 
 

完成披露舞台挨拶

初日舞台挨拶

主題歌 SEKAI NO OWARI「琥珀」

 

感想

\ちょっとネタバレあり/

今日は映画『少年と犬』観ました。

監督は瀬々敬久さん、
主演は高橋文哉くんと西野七瀬さん。
原作は馳星周さんの同名小説となっています。




正直、最初は「犬モノ=泣かせにくる系かな?」
って思ってたけど、それだけじゃ違った💦

これは“人が生きること”そのものを描いた映画だった。
「泣ける。」だけじゃなく、静かで、優しくて、
でもちゃんと刺さる”再生”を描くみたいなやつ。



物語の舞台は2011.3.11東日本大震災のあと。

飼い主と離れ離れになった犬・多聞(たもん)が、
「少年」を探して旅をする。


北から南へ、いろんな人と出会いながら
歩き続ける姿が、もうね…沁みる。
ってか、手塚理美さんの演技力?存在感もすごい
( ノД`)シクシク…

けんいち
けんいち
「少年」って、どっちの少年を指しているのか…なんてどうでもいいくらい多聞役のさくらちゃんの動作や表情が完璧すぎて、こっちまで切なくなった。「犬の演技に泣いた」って言う人、多分他にいると思う。



で、多聞に出会う人たちは、
みんな何かを抱えていて…。


罪悪感とか、喪失感とか、
誰にも言えない痛みとか。



でも多聞は何も言わずに、
ただその人のそばに
ずっといるだけ。

それが、めちゃくちゃ効くんだよ。


高橋文哉くん演じる青年・和正は、
過去の罪と向き合いながら生きる男。


出典:映画.com




西野七瀬さん演じる美羽は、
心に傷を抱えてるけど、
人を信じたい気持ちをまだ捨てられない感じ。



出典:映画.com

けんいち
けんいち
二人の間にある静かな距離感がよかった。恋愛っぽく見える瞬間もあるけど、そこにあるのは「人としての優しさ」って感じだった。♪ヘビーローテーション歌い出した時はちょっと驚いた。

で、あと感じたのは
海岸とかの映像がめっちゃ綺麗✨

カメラの動きも控えめだし、
光と影の使い方がすごく詩的だった。

けんいち
けんいち
瀬々監督の「語らない美しさ」みたいな演出がハマってたなぁ~。



震災シーンも直接描くわけじゃないけど、
風景の奥にちゃんと“記憶”が流れてる感じ。。。


音楽も控えめで、静けさの中に切なさがあるみたいな。

派手な演出より、“余韻で泣かせるタイプ”の映画でした。


とはいえ、ちょっと気になる部分もあって。。。
役者陣の不器用な登場人物達に心は動くんだけど、、

犯罪とか、ファンタジー?的要素もあって
西の方角へ向かう5年間が予想より
サラッとしていて、
感動が薄れてしまうというか…
少し感情が追い付かず、、
散漫に感じる瞬間も…。

出典: 映画.com

(本音言うと、さくら(犬)ちゃんをもっと見たかったかも。
ごめんなさい。)

とにかく、
どこへ行っても、誰かの心を癒して、
そして去っていく。


多聞の背中が、静かで、でも力強い。

出典: 映画.com



「生きることは、別れながら進むこと」
「生きていれば、なんとかなる。やり直せる」
って言われてる気がした。


悲しいけど、ちゃんと前を向いてる映画。

色々あったけど、多聞は
きっと幸せな人生だったんじゃないかな??


う~ん。最後に
この映画は泣ける映画って言うより、

「じんわりくる映画」。



出典:映画.com

丁度一年前に愛犬を亡くしている
自分にとっては、目を背けたくなる
シーンも正直、ありました。


でも観終わったあと、心の奥にポッと
灯りがつくような感じでした。



たぶん、誰かを大切に思ってる人なら、
どこかで絶対に共鳴する。


鑑賞後、ふと空を見上げて、
「多聞、今も歩いてるのかな」

なんて思った。

きっと描かれていない
エピソードもあるよね。

原作がさらに気になりました。

おわり

【映画評価表】
✅【ストーリー】    6/10点 
✅【演   技】    7/10点 
✅【映   像】    7/10点 
✅【音   楽】    6/10点 
✅【構   成】    6/10点 
✅【おすすめ度】    6/10点 
✅【ひ と こ と!】   
さくらちゃん(犬)の演技がとにかく
光ってる映画だった。(西野さんも
だいぶ身体はってた印象)
どのエピソードも感動はするけど、、 
ちょっとあちこち感情が分散しちゃった。
 

 

 

おわり

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けんいち
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