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🎬 少年と犬
あらすじ
震災から半年後の宮城県仙台。
職を失った青年・和正(高橋文哉)は、 同じく震災で飼い主を亡くした一匹の犬・多聞(たもん)と出会う。
聡明な多聞は、和正とその家族に瞬く間に懐き、 一家にとって無くてはならない存在となるが、多聞は常に<西の方角>を気にしていた。
そんな中、家族を助けるため、危険な仕事に手を染めてしまった和正は、 やがて事件に巻き込まれ、その混乱の最中に多聞は姿を消してしまう――。
時は流れ、多聞は滋賀で悲しい秘密を抱えた女性・美羽(西野七瀬)の下で過ごしていた。
多聞と過ごすことで、徐々に平和な日常を取り戻してく美羽の前に、 多聞の後を追ってきた和正が現われる。
こうして2人と1頭の新たな生活が始まるが、 痩せ細った身体で傷ついた人々に寄り添いながらも、 たった一匹で<西の方角>に向かって歩いていく多聞には、 一人の少年と誓った約束があった――。(Filmarksより)
予告
キャスト
完成披露舞台挨拶
初日舞台挨拶
主題歌 SEKAI NO OWARI「琥珀」
感想
\ちょっとネタバレあり/
今日は映画『少年と犬』観ました。
監督は瀬々敬久さん、
主演は高橋文哉くんと西野七瀬さん。
原作は馳星周さんの同名小説となっています。
正直、最初は「犬モノ=泣かせにくる系かな?」
って思ってたけど、それだけじゃ違った💦
これは“人が生きること”そのものを描いた映画だった。
「泣ける。」だけじゃなく、静かで、優しくて、
でもちゃんと刺さる”再生”を描くみたいなやつ。
物語の舞台は2011.3.11東日本大震災のあと。
飼い主と離れ離れになった犬・多聞(たもん)が、
「少年」を探して旅をする。
北から南へ、いろんな人と出会いながら
歩き続ける姿が、もうね…沁みる。
ってか、手塚理美さんの演技力?存在感もすごい
( ノД`)シクシク…
で、多聞に出会う人たちは、
みんな何かを抱えていて…。
罪悪感とか、喪失感とか、
誰にも言えない痛みとか。
でも多聞は何も言わずに、
ただその人のそばに
ずっといるだけ。
それが、めちゃくちゃ効くんだよ。

高橋文哉くん演じる青年・和正は、
過去の罪と向き合いながら生きる男。
西野七瀬さん演じる美羽は、
心に傷を抱えてるけど、
人を信じたい気持ちをまだ捨てられない感じ。

で、あと感じたのは
海岸とかの映像がめっちゃ綺麗✨
カメラの動きも控えめだし、
光と影の使い方がすごく詩的だった。

震災シーンも直接描くわけじゃないけど、
風景の奥にちゃんと“記憶”が流れてる感じ。。。
音楽も控えめで、静けさの中に切なさがあるみたいな。
派手な演出より、“余韻で泣かせるタイプ”の映画でした。
とはいえ、ちょっと気になる部分もあって。。。
役者陣の不器用な登場人物達に心は動くんだけど、、
犯罪とか、ファンタジー?的要素もあって
西の方角へ向かう5年間が予想より
サラッとしていて、
感動が薄れてしまうというか…
少し感情が追い付かず、、
散漫に感じる瞬間も…。
(本音言うと、さくら(犬)ちゃんをもっと見たかったかも。
ごめんなさい。)
とにかく、
どこへ行っても、誰かの心を癒して、
そして去っていく。
多聞の背中が、静かで、でも力強い。
「生きることは、別れながら進むこと」
「生きていれば、なんとかなる。やり直せる」
って言われてる気がした。
悲しいけど、ちゃんと前を向いてる映画。
色々あったけど、多聞は
きっと幸せな人生だったんじゃないかな??
う~ん。最後に
この映画は泣ける映画って言うより、
「じんわりくる映画」。
丁度一年前に愛犬を亡くしている
自分にとっては、目を背けたくなる
シーンも正直、ありました。
でも観終わったあと、心の奥にポッと
灯りがつくような感じでした。
たぶん、誰かを大切に思ってる人なら、
どこかで絶対に共鳴する。
鑑賞後、ふと空を見上げて、
「多聞、今も歩いてるのかな」
なんて思った。
きっと描かれていない
エピソードもあるよね。
原作がさらに気になりました。
おわり
おわり
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