「4月4日」は僕にとって原点。
4月4日。
それは
僕にとって
特別な日。
原点。
平成から令和に
時代が変わっても
なんていうか
子ども時代に戻れる
あの頃の
ワクワクした気持ちを
思い出す?
取り戻す!
そんな記念日?
っていうのかな?
小学生の時は
まだ
DVDやBlu-rayなんて
なかったから
ビデオテープで
近所の駄菓子屋で買った
駄菓子を食べながら
夢中に
これでもかって
ほどこの作品を観て
大人になっても
1年に1回は
見直してたりします。笑
趣味=「映画観賞」
僕の趣味は
「映画を観ること」
なんだけど。
映画って観ると
知らない世界を
知ることができる
じゃないですか。
知らない時代や
知らない国、
知らない街へ
タイムスリップ?
っていったら
大げさかもだけど
追体験できるというか…
で、
子どもの時って
「学校に通う」のが
やっぱりルーティンで
そんな身近な場所が
舞台になった作品
それが この
「学校の怪談2」
なんです。
この作品は
4つあるシリーズもの
なんだけど
特に
この2つ目の
作品のお話が好きで
また、
テーマが
「4月4日の4時44分何かが起こる!」
ってことで
より日時が明確にされてる
からこそ
身近に感じられるのかも。
ざっくりとしたあらすじ(笑)
あおば塾の講師と生徒達が
春休みの集中合宿のために
講師の故郷にやってくる。
その合宿の寺の隣にある
学校には奇妙な噂があって
怯えながら肝試しの準備を
していたんだけど・・・
的な(笑)
で、
そこから
あることがきっかけに
おもちゃ箱を
ひっくり返したように
おばけ達があばれ出す!
っていう感じです。
この映画の面白さ。
この映画って
大きなジャンルでいえば
ホラー映画?になると思うんだけど。
(僕はホラー映画が苦手!焦)
ホラー映画って
怖がらせる事が
1番のテーマ?だと
思ってて
けど
このシリーズに
登場するおばけ達は
子ども達を
やっぱり
驚かすんだけど
決して
攻撃しようとか
怖がらせようとは
してなくて
で、
不思議と
チャーミングさ?
というか
愛らしいところが
あって
怖い存在じゃない。
ところが魅力の1つだと思います。
喋る人面犬。
図書室に本を返す二宮金次郎。
とあの手この手で
驚かす
おばけ達…
ほんと
クスッと笑えちゃいます。
そして物語の展開にも
喜怒哀楽の要素が
つままってて
子どもだけでなく
大人にもささるところが
あるというか
色んな気持ちに
させてくれるので
好きです。
ちょっと昔で言えば
「夏の庭」
「鉄塔武蔵野線」
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
「ジュブナイル」
2022年。
最近の映画だと
「サバカン」や
「サマーウォーズ」も
そうだけど
演じている子ども達が
ほんとイキイキしてるんですね。
その中でも
前田亜季さん。
彼女。
映画とほぼ同じ時期
「天才てれびくん」っていう
NHKの子ども番組に出演されてて
結構人気あったんですよね。
現在も活躍し続けてる
生田斗真さんや
ウエンツ瑛士さん
なんかもいて
僕たちの世代的には、
黄金期だったりします。笑
子ども達は
やらせなしの
オーディションで役が
決まったらしいけど
ホントキャラが濃くて
可愛いんですよね。
で、
もって
大人達がみんな
頼りないところも
面白い(笑)
好きなシーンは色々あって
選べません。笑
カレー?を作りあう所とか
ラストも最高なんだけど
前田亜季さん演じる
なな子の言う
冒頭18分ごろ
「ケチ つれてってくれないと 木に登っちゃうぞ!」
「かつらかぶっちゃうぞ。」
(省略)
「嫌いになっちゃうぞ!」
のあの意味不明な一連の流れ(笑)
あの台詞回し
現場でもちょこちょこ
変更したところ
あるみたいだけど
ああ言うセリフを考えられる
脚本家の
奥寺佐渡子さん。
まじサイコー。(笑)
噓っぽくない感じ?
というか
リアルさがあって
好きです。
そして
なんといってもこの方!!
作品の冒頭。
夕方の校長室。
時計の音、
きしむ廊下、
上階からピアノの音がして
歩き出す
岸田今日子さん…
もうそれだけで怖い(笑)
(岸田さんごめんなさい。)
岸田今日子さんといえば
長くつ下のピッピの声優さん!
ってぐらいしか
小学生の頃は思ってなくて、
声が好きなんだけど
はじめオファーがあった時は
一度事務所的にはNG
だったみたいで・・・
でも
脚本を読んだ岸田さんが
これは面白い。
とOKを出したようです。
楽しんで撮影にも
参加していたようで
そう思うと、
どの映画作品も
そうなんだけど
演者さんと作品の
巡り合わせって
やっぱあって
あの校長先生を
別の女優さんが
演じてたのかも?
とか思うと。
岸田さんでよかったな。
ってホント思う。
何年経っても
それが
俳優人生に
幕を下ろしても
誰かの記憶に
残り続けてるわけだし。。
物語中には
「小さな喫茶店」
って曲も
流れるんだけど
20年以上経っても
口ずさむことができるし、、
すごいよね。
幼少期の記憶って。
誰しも一度は通る「おばけブーム」
この作品が流行ったのは
当時「トイレの花子さん」とか
怪談ブームがあったから。
それは世代を超えて
今も
「妖怪ウォッチ」や
「おばけずかん」となって
続いているから
面白いですよね。
僕たちの学校でも
・音楽室のベートーベンの目が光る
・昔、理科室の塩酸で溶けた女性がいる
とかそんなんあったもんなー。笑
今回改めて見返して…
「夜の学校」ってさ。
忍び込んだことはないけど
やっぱ怖いよね。
暗闇の中
非常ベルだけ
明るかったりさ。
それが古い
木造校舎ならなおさら。
小学生にとって
やっぱり身近な存在である
「学校」が舞台
だったからこそ
共感性というか
よりスッと
馴染めたのかも。
僕が通っていた
小学校も
数年前に少子化で
統合することになり
廃校になったんだけど
訪れた時の
独特なあの匂いは
やっぱり懐かしくて。
で、何か
起こりそうで。
ワクワクしたもんな。
2に関していえば、
都会の子ども達と
田舎の子ども達が
はじめ
あまり仲が良くないんだけど、
いろんな形で
夜の学校にすい寄せられて
閉じ込められ
また学校で
知らない子?とも
出逢って
行動を共にするんだけど
合流したり、
離れたり、
夜を共にすることで
友情を深めて
限られた「学校」という空間で
各教室ごとの
特性を生かして
次々続々登場するお化け。
そして繰り広げられる
話のテンポ感。
がいいんですよね〜
カメラワークも絶妙だし
セットが凄い細かくて・・
大人になってみると
あのお化けの動きは
どう撮影しているのか?
とか
そっちの方に目が
いったりしちゃいます。(笑)
シリーズ全体を通して
もちろんセットだけど
「学校を破壊する」とか
凄い。笑
あ〜あ
自分も子どもの頃
あんな風に大声を出しながら
廊下を駈けずりまわりたかったな。
なんて今でも思っちゃいます。笑
そして
もう叶うことはできないけど
舞台となった学校。
今はもう取り壊されてて・・・
一度でいいから
生の学校観たかったな。
そろそろ長くなってきたので
最後に。
時代が変わっても
絶対
死ぬまで忘れないし
僕の映画好き人生の
始まりであり宝物。
これからも毎年
お世話になります。
そして、欲を言えば
今でも続編期待しています。笑
まだ観たことない人が
いましたら、ぜひ一度
観てみてください‼︎
とにかく
この作品に携わってくれた人
ありがとう。
そして
今年も4月4日
おめでとう!