こんにちは
今日は好きな映画について書いていきます!
「好きな映画を10本あげてください。」
と言われたら…..
映画体験を含めて絶対あげるのが
新海誠監督の「言の葉の庭」

公開から約10年。

いまだに、サイン会で
お話したことが
信じられない!
そして、、
いつかいつかと思いながら…
やっと 新宿御苑 へ行ってきました!!
公開の時から
社会人の雪乃さんに
共感するところが多いので
千駄ヶ谷駅からスタート。


入場するなら、
人っけが少ない
千駄ヶ谷門がおすすめ!!
連日の雨で
どうなるかと思ったけど、
この日は快晴。
聖地巡礼的には
願ったり叶ったりでは
ないけど…?笑
日光浴や観光ピクニック…
本当に沢山の人達で溢れていました。
(予想以上に人がいて、
あんまりゆっくりできなかった。爆)
そんな中、
物語そのままの風景が広がり、
東屋を見つけた時は
ひとりで興奮してました。笑

ちょっと東屋に座り黄昏・・・。笑
記念に撮りました。

10年経った今もファンらしき方が結構いて、
中国の方の写真も何枚か撮影しました。

結構人がいたんですが、
あちこちで
新海誠監督の話をしてる人がいました。
男子二人組みは
「ここを聖地で訪れてる人っているのかな?」
なんて言葉も。。
東京にこんな緑豊かな所があるなんて…
自分も上手く歩けるようになりたいな…
また行こう!!
ちなみに・・・・
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この言の葉の庭という作品に出会った流れ。
「映画館へ行くきっかけ」
この予告は、実は
仕事の休憩中にYouTubeで
たまたま
“あなたにおすすめ”に出てきて
見てまず、
これ実写?と見えるほどの
映像美に惹かれて、
劇場に足を運んだんですよね。
僕自身、アニメーション映画って、
スタジオジブリとか
幼少期当時のポケモンとか
ドラえもんとか
クレヨンしんちゃんぐらいしか
観てない人間で、
この当時はまだ
「新海誠監督」と聞いても
正直「???」でした。
(熱烈なファンの方すみません。)

けど、日本にこんな
綺麗な絵が描ける人が
いるんだって驚いて、
自分結構ビビりで
少し不安だったけど
少し遅めの、
一人映画デビューを
この作品で果たしたんですよね。
またこの作品の音楽や
声優さんの声も魅力的で
何度も見て、まるで
小説の朗読みたいに
聞き入ってたのを覚えています。
このキレイなピアノの音は、
KASHIWA Daisuke さんの
音楽なんですが、
デモテープを新海誠監督に
事前に「よかったら聞いてください」と
送られていた曲らしく、
監督自身が、
絵コンテを書いていた時に
よく聴いていたらしいです。
「上品」で、他の作品と
違うと感じるならそれは
この音楽の力とも
パンフレット等で
新海監督は語っております。
(そもそもこの作品と
出逢うきっかけをくれた
YouTubeありがとう。)

そこから過去作品を遡ってみると、
「秒速5センチメートル」は
一度見ていたことに気づき、
我が故郷の栃木県が物語に出てきて、
普段利用する駅などが作品に登場して
妙にテンションが上がったことを
思い出しました。笑
「秒速5センチメートル」予告編 HD版 (5 Centimeters per Second)
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僕は「緑」と「雨」が好き。
小さい頃、好きな色は?と聞かれると
いつも緑って答えてました。
今思えばそれって
なんでだっただろう?と
思うけど、
田舎住んでいるせいか
一歩外に出ると、
その季節ごとのミドリが
外には広がってて、
自然に吹く風に乗って
微かに香るミドリの匂いに
安心感があるから
なのかなって思います。
また、戦隊モノ
「○○○○レンジャー」とかだと
決して、赤や青みたいに1
番手2番手ではないけど、
メンバーに必要不可欠みたいな?
みんなをまとめる
調和役的なポジションの人って
かっこいいなと
ずっと思っていました。
(まーそんな話はおいておいて)
また雨って、憂鬱な気分になるから
嫌っていう人もいるけど、
雨の音を聴きながら、
毛布に包まって
遅く起きる朝とか、
読む小説とか、
飲むコーヒーとかって
なんか好きで、
外を歩く時、
ビニール傘に当たる
雨音も好きだったりします。
(まー洗濯とか梅雨の時期は
困ったりもしますが(苦笑)
だから好きなものが
つめ込まれた
この作品に
まんまと
“一目惚れ”
したんだと思います。


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感想
この作品。
簡単に言うと
孝雄と雪野さんの恋
(昔だと孤悲と記すらしい)のお話。
そこに作品の90%以上のシーンを
“第3の主人公”とも言える「雨」が
加わりとても幻想的で
切ない中に小さな希望を感じる
作品となっております。
この作品の中だけでも
「夕立」「天気雨」「雷雨」
「土砂降り」「霧雨」と
色んな表情をした『雨』が登場しますが、
東京の街並みを含め
僕らが何気なく観ている景色は
監督からだとこんなにキラキラ✨した
世界に見えているのかと驚かされます。


この作品を鑑賞したのは
もう当時10年前。
当時僕は25歳でした。
だからなのか、
感情移入という面では、
高校生の孝雄よりも
歳の近い女性の雪野さんの方に
傾いていました。

*物語中のシーンで
ファンデーションが割れる
=女性の身近なショックな出来事。
と表現するところがありますが、
自分男だから気持ち的に分からないけど、
そういった表現を描けるのって、
すごいと思うし、
女性ファンでは
結構好きなシーンにあげる人
結構いるみたいです!
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予告にもある通り
「27歳の私は、15歳の頃の私より、少しも賢くない」
っていうモノローグが
ありますが、
まさにそうだなって。
学生頃思い描いていた
27歳像ってもっと大人で。
(何を基準にって思いますが)
家庭をもって、結婚もして。子供もいて。
仕事だったり人間関係でもそ
んな小さなことに戸惑ったり、
悩んだりしないくらい強い人に
成長していると思っていたけど、
実際はそんなんじゃなくて
少しも根本的な根っこのところ
は変わらなくて、
だから雪野さんの言葉に
「素直にそうだな。」って
納得しちゃう自分がいて
そしてその対照的に、
孝雄は夢がしっかりあって、
(のちに小説で知る背景を経験しているからか)
考えていることが大人で、
自分の世界がしっかりあって
それこそ雪野さんに
「君は違う世界ばっかりを見ていたのね」
と言われるところがありますが、
大半の15歳の思春期って
きっと色んなことに
首を突っ込んで
盛り上がったりすると思うんですが、
人とは違う視点で
物事を見ている彼が眩しかったり、
尊敬的な目で見ていました。
(まー学校の屋上で
テニスボールでキャッチボールを
しちゃうあたりはま
だまだ15歳らしいかなとも
思いましたが!笑)
そして靴職人を目指す
孝雄は本来学校にいくべきところ
雨の午前中は公園へ
上手く(人生を)
歩けなくなってしまった
雪野は仕事にいけず公園へ
と理由は違えど、
本来の人生のルートをは
ずれている2人。
(今いる場所は
本来2人がいる場所ではないと
頭ではわかっているはず。)
まさに、「歩く」ことを忘れ
“人生の雨宿り中。”
そんな中、公園の東屋で出逢い、
交流を深めていきます。

「歩」て漢字。
昔金八先生で
「少し」「止まる」と書く。
って生徒に別れの言葉だったか
伝えるシーンが印象に残ってて
まさに2人にとって
必要な時間だったんじゃないかって思う。
僕自身も、人生で初めて
雨宿りしてた時期が
やっぱあったし。
誰しも生きていると
いい時と悪い時が
バランスってよくあって、
まさにそういう時が
重なったんじゃないかなと。。

そしてさらに物語の
キーポイントとなるのが、
風情のある万葉集の中から
互いの想いを詠んで
送り合う相聞歌となっていて、
女性の問いかけに
男性が答えるという
二首の登場が
更に世界観を輝かしています✨
『雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ』
現代語訳 雷が鳴って 雲が広がり 雨が降ってくれたら 貴方をここに留められるのに
『雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも われは留らむ 妹し留めば』
現代語訳 雷が鳴って 雨が降らなくても 私はここに留まるよ 貴女が引き留めるなら
なんて素敵な
言葉なんでしょか?
(この二人両想いですよね!)
こういった素敵な
言葉たちが昔からあったんだと思うと、
昔も今も恋愛に通じる男女の
共通点がやっぱあって、
なんとも言えない気持ちになったり、
もっと他の作品を知りたくなったり、
もっと学生時代真剣に
国語の授業を受けていたらとか思ったり、
のちにヒットする
百人一首を題材にした
高校生のカルタ部の
「ちはやふる」も見方が
変わってきます。笑
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さて話を本題に戻して、
*主演の声優二人は
すでに15歳で芸能の
お仕事をされていましたが、
監督自身はSFが好きな
どこにでもいる普通の青年で
“何もしなかった時期”と語っています。
*そして雪野さんと
同じ27歳の頃の監督は、
仕事をしながら睡眠時間を削って、
明け方まで自分のアニメーションの
作品を作りだしていたとのことで
“一番苦しい時期”だったと語っています。
しかし、今の“アニメーション監督”
という仕事に繋がる
方向性が定まる時期でもあります。
*僕自身も、
今も続けているホテルマンの仕事を
「何よりも仕事第一」で
バリバリこなしていた時期で
役職業務や不規則な生活リズムで
苦労したりして、
自分を追い込んで一番辛かった時期でした。
だからこそこの映画の
雪野さんの気持ちが
ほんの少し分かったり、
前から好きだった「映画」という
存在にいつも励まされ、
より一層、映画に
のめりこんで
いったのかもしれません。
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ここで「言の葉の庭」の裏話
①「言の葉の庭」作品中にジブリ作品の「耳をませば」!?
これ、オーディオコメンタリーで知ったんですが、
作品25分頃学校のクラスの中で
「ほんと月島らしいよな」
という男子学生の台詞が登場しますが、
実はこれ監督が
好きなスタジオジブリ作品の
「耳をすませば」の
月島雫のことらしく
リスペクトしたそうです。
監督曰く
「これから頑張ればいい
(これから才能を磨けばいい)」と
地球屋のおじいさんに
励まされる雫のシーンが
特に好きだそうです。
僕もかなり大好きな作品なので、
こうやって好きな作品が
繋がるとなんだか
こっちが嬉しくなります。

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②声優の役への挑戦

まず雪野役の花澤香菜さん。
(上記の写真左)
物語中、心のバランスを崩した
雪野を表現する為、
実際の靴を左右逆に履いて
足元からバランスを変えて、
アフレコに臨んたとのことです。
ちなみに、監督も
ギリギリまで知らなかったらしい。。。
また初日のアフレコには
緑の服を着てきたり、
実際の舞台を歩いたりもしたそう。
(この発想そのものが凄い感性ですごい。)
次にタカオ役の入野自由さん(上記写真右)
物語中2人が思いをぶつけ合うシーン。
本来台本を片手に持って
アフレコを行いますが、
入野さんは芝居に集中したいということで、
譜面台に台本のコピーを置き
手放しで芝居をするという
録音方法に挑戦しました。
最終的には、ほとんど
譜面台に目もやらず、
身体全体で熱演を見せたとの事。
(これはもう作品を観れば
わかる通り画面上
ヒシヒシと入野さんの凄さが
ダダ漏れしてます)
そして花澤さんも
いい緊張感で臨めたと
語っております。

僕もこのシーンがとても大好きです。
海の底のような、プールの中のような
水紋がアパートの階段等に
映し出されているんですが
それがまた綺麗で、
お互いの心の叫びがグッときます!

他にも孝雄の家は
実は新海誠監督の
当時住んでいた
アパートがイメージだったり、
本編では聞こえない
雪野さんの家でのシーンの
台詞が聞けるなど
貴重な裏話は
オーディオコメンタリーに
収録されているので
ぜひ聞いてみてください!
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そして、主題歌である
大江千里さんのカバーの
「Rain」も
もちろん好きですが
映画にはないシーンを含めた
秦基博さんの「言ノ葉」のMVを
載せておきます。
これがまた最高に感動的。
色彩美は勿論、
映像編集の力が光っってます!
秦 基博 – 「言ノ葉」 Music Video-Makoto Shinkai / Director’s Cut
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↓↓サイン会へ参加した話はこちら↓↓
https://ken-1g01a.com/4572/
もう出逢うことはない
雲の更に上の上に
行ってしまった新海誠監督。

けどあの数分だけでも
一緒にお話しできたことは
一生の思い出✨で
僕がこの世に生まれてきて
よかったと思えた瞬間でした。
今まで仕事を頑張ってきた
自分へのご褒美というべきか
ほんと忘れることのできない
特別な記念日です。
色々うまくまとめられず
書き記しましたが、
是非お時間がある方
雨の日にでも
コーヒーやビール
そしてチョコレートと
お供にご覧ください。笑
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。