「震災」を題材にしたおすすめ映画7選|風化させない為に!感動と教訓を得る

\この記事は10分くらいで読めます/

【はじめに】
風の電話(2020年)
【あらすじ】
17歳の高校生ハル(モトーラ世理奈)は、東日本大震災で家族を失い、広島に住む伯母、広子(渡辺真起子)の家に身を寄せている。
心に深い傷を抱えながらも、常に寄り添ってくれる広子のおかげで、日常を過ごすことができたハルだったが、ある日、学校から帰ると広子が部屋で倒れていた。
自分の周りの人が全ていなくなる不安に駆られたハルは、あの日以来、一度も帰っていない故郷の大槌町へ向かう。
広島から岩手までの長い旅の途中、彼女の目にはどんな景色が映っていくのだろうか―。
憔悴して道端に倒れていたところを助けてくれた公平(三浦友和)、今も福島に暮らし被災した時の話を聞かせてくれた今田(西田敏行)。
様々な人と出会い、食事をふるまわれ、抱きしめられ、「生きろ」と励まされるハル。
道中で出会った福島の元原発作業員の森尾(西島秀俊)と共に旅は続いていき…。
そして、ハルは導かれるように、故郷にある<風の電話>へと歩みを進める。
家族と「もう一度、話したい」その想いを胸に―。(Filmarksより)
【予告】
【詳細データ】
| Filmarks評価 | 3.6 |
|---|---|
| 作品データ | 2020年 139分 |
| 監督 | 諏訪敦彦 |
| 出演 | モトーラ世理奈/西島秀俊/三浦友和/西田敏行/渡辺真起子/山本未來/占部房子/他 |
映画『風の電話』は、震災で家族を失った少女・ハルの再生の旅を描いた感動作です。
広島から岩手へ向かうロードムービー形式で、旅の途中で出会う人々の温かさや美しい自然が、深い悲しみと心にしみる優しさを伝えてくれます。モトーラ世理奈さんの繊細な演技と、西島秀俊さんら豪華キャストの抑えた表現が光る心に残る1本です。
岩手県大槌町の「風の電話」を題材にした本作。観終わったあと、私は劇場の席をなかなか立ち上がることができませんでした。
主人公ハルを演じたモトーラさんのラストの電話シーンは、なんとすべてアドリブ。西田敏行さんや三浦友和さんらも絶賛したモトーラさんの圧倒的な存在感が光る、まさに代表作と言える作品です。

#ハンド全力(2020年)

【あらすじ】
熊本在住の高校生・清田マサオは夢中になれるものもなく、幼馴染の岡本とスマホをいじるだけの無気力 な日々を送っていた。
ある日、震災で離ればなれになってしまった親友タイチと 3 年前に仮設住宅前で一緒にハンドボールをしていた写真をアップすると、その投稿に思わぬ熱いコメントが続々と集まりだす。
それに気をよくし「#ハンド全力」とハッシュタグを付けたところ、全国からさらに“善意”が寄せられ、大きな反響を呼ぶ。
マサオと岡本の二人はSNSを盛り上げるためだけに、廃部寸前の男子ハンドボール部部長・島田と再建に向け奔走するのだがーーー。(Filmarksより)
【予告】
【詳細データ】
| Filmarks評価 | 3.3 |
|---|---|
| 作品データ | 2020年 108分 |
| 監督 | 松居大悟 |
| 出演 | 加藤清史郎/醍醐虎汰朗/蒔田彩珠/芋生悠/佐藤緋美/坂東龍汰/鈴木福/他 |
映画『#ハンド全力』のおすすめポイントは、熊本地震後の復興を背景に、SNSとハンドボールを通じて成長する高校生たちを描いたリアルな青春像です。
加藤清史郎さんら若手キャストの熱演と、松居大悟監督の繊細な演出が光る1本です!
熊本地震をきっかけに、ハンドボールから遠ざかっていた高校生たちが再び情熱を燃やす物語。廃部寸前の部を救うのはSNSの力なのか……?
加藤清史郎さんをはじめ、醍醐虎汰朗さん、鈴木福さん、そして浅野忠信さんとCHARAさんのお子さんである佐藤緋美さんなど、個性豊かな若手俳優陣の競演が見どころです。
SNSの光と影を描きつつ、「何かを本気で頑張ることの大切さ」を教えてくれる作品。特に、抜群の存在感を放つ佐藤緋美さんの演技にはぐっと引き込まれました!
マリと子犬の物語(2007年)
【あらすじ】
新潟県中越地震発生時の実話を基に、被災地に取り残されながらも、産んだばかりの子犬たちを必死で守り抜こうとする母犬の奮闘を描いた感動作。新潟県山古志村で暮らす石川家に、新しい家族がやって来る。
小学生の亮太と妹の彩が子犬を拾ってきたのだ。
“マリ”と名付けられたその子犬はすくすくと成長し、やがて3匹の子を産む。
しかし、新しい命の誕生に喜んだのもつかの間、村をマグニチュード6.8の大地震が襲い……。(映画.comより)
【予告】
【詳細データ】
| Filmarks評価 | 3.7 |
|---|---|
| 作品データ | 2007年 124分 |
| 監督 | 猪股隆一 |
| 出演 | 船越英一郎/松本明子/広田亮平/佐々木麻緒/徳井優/梨本謙次郎/重田千穂子/他 |
映画『マリと子犬の物語』のおすすめポイントは、新潟県中越地震の実話に基づく感動的なストーリーです。母犬マリの健気な姿と家族の強い絆が心を打ち、涙なしには観られません。柴犬・マリの神がかり的な名演技や、子役たちの素晴らしい演技が光る、家族で観たい感動作です。
2004年の新潟県中越地震を背景に、少女・彩が拾った捨て犬のマリと家族の温かい日常から物語は始まります。しかし、地震という悲劇によって家族とマリは離れ離れに……。果たして、再び一つになれるのでしょうか。
本作の見どころは何といっても、マリを演じた犬(イチ)の喜怒哀楽豊かな表情です。動物の演技の域を超えたその姿には圧倒されます。
また、佐々木麻緒さんや広田亮平さんら子役たちの名演も大きな魅力。彩を演じた佐々木さんの感情豊かな演技や、兄・亮平役を演じた広田さんの成長した姿を思い返すと、時が経つことの感慨深さも感じさせられる、心に深く残る1本です。

浅田家!(2020年)
【あらすじ】
幼いころ、写真好きの父からカメラを譲ってもらった政志(二宮和也)は、昔から写真を撮るのが大好きだった。
そんな彼が、家族全員を巻き込んで、消防士、レーサー、ヒーロー、大食い選手権……。
それぞれが“なりたかった職業”“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、その姿を撮影したユニークすぎる《家族写真》が、なんと写真界の芥川賞・木村伊兵衛写真賞を受賞!
受賞をきっかけに日本中の家族から撮影依頼を受け、写真家としてようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こる――。
かつて撮影した家族の安否を確かめるために向かった被災地で、政志が目にしたのは、家族や家を失った人々の姿だった。
「家族ってなんだろう?」 「写真家の自分にできることは何だろう?」 シャッターを切ることができず、自問自答をくり返す政志だったが、ある時、津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗って、家族の元に返すボランティア活動に励む人々と出会う。
彼らと共に《写真洗浄》を続け、そこで写真を見つけ嬉しそうに帰っていく人々の笑顔に触れることで、次第に《写真の持つチカラ》を信じられるようになる。
そんな時、一人の少女が現れる。
「私も家族写真を撮って欲しい!」 それは、津波で父親を失った少女の願いだった――。(Filmarksより)
【予告】
【詳細データ】
| Filmarks評価 | 4.0 |
|---|---|
| 作品データ | 2020年 127分 |
| 監督 | 中野量太 |
| 出演 | 二宮和也/黒木華/菅田将暉/風吹ジュン/平田満/渡辺真起子/北村有起哉/他 |
映画『浅田家!』は、写真家・浅田政志さんのユニークな家族写真を題材にした感動の実話ドラマです。家族の絆と写真の力を描き、笑いと涙が絶妙に交錯する中野量太監督の温かな演出が光る、127分の名作です。
予告を見ずに劇場で鑑賞したのですが、最初は「コメディなのかな?」と思うほど前半は笑えるシーンが多くて楽しい印象でした。しかし、主人公・政志(二宮和也さん)が「一生にあと一枚しか写真を撮れないとしたら?」という問いに向き合い、一風変わったコスプレ家族写真を撮り続ける中で東日本大震災が起きます。後半は涙涙で言葉になりませんでした……。
二宮さんの素晴らしい演技はもちろん、完全に一般青年に染まっている菅田将暉さんの佇まいや、『風の電話』にも出演している渡辺真起子さんの味のある演技も大好きです。
ぜひハンカチをご用意してご覧ください。きっと、「写真っていいな!」と心から思えるはずです。
Fukushima50(2019年)

【あらすじ】
本作は、2011年3月11日午後2時46分に発生し、マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災時の福島第一原発事故を描く物語。
想像を超える被害をもたらした原発事故の現場:福島第一原子力発電所に残った地元福島出身の名もなき作業員たちは、世界のメディアから “Fukushima 50”(フクシマ フィフティ)と呼ばれました。
世界中が注目した現場では何が起きていたのか?何が真実なのか?
浮き彫りになる人間の強さと弱さ。
東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った職員たちの知られざる“真実”が、今、遂に明らかになります。
(Filmarksより)
【予告】
【詳細データ】
| Filmarks評価 | 3.8 |
|---|---|
| 作品データ | 2019年 122分 |
| 監督 | 若松節朗 |
| 出演 | 佐藤浩市/渡辺謙/吉岡秀隆/安田成美/緒形直人/火野正平/平田満/他 |
映画『Fukushima 50』は、2011年の福島第一原発事故を題材に、現場の作業員たちの決死の闘いを描いた感動のヒューマンドラマです。
佐藤浩市さんや渡辺謙さんら豪華キャストの迫真の演技と緊迫感あふれる演出で、実話に基づく人間の勇気と絆がリアルに描写されています。
2011年3月11日の東日本大震災。連日ニュースで目撃した「福島第一原発」の知られざる危機的状況を、日本映画最大級のスケールで描いた超大作です。原発内に残り事故の収拾にあたった地元・福島出身の作業員たちは、海外メディアから「Fukushima 50」と呼ばれました。あの中で本当は何が起きていたのか、その真実に少し触れることができます。
さまざまな意見がある作品かもしれませんが、映画は所詮作り物と言われてしまえばそれまででも、こうした形として後世に残る作品が出来て本当に良かったと私は思っています。

弥生、三月-君を愛した30年-(2020年)

【あらすじ】
高校時代に親友(杉咲花)を病気で亡くした弥生(波瑠)と太郎(成田凌)。
その後、お互いの想いを秘めたまま別々の人生を歩んで行く弥生と太郎。子供の頃に描いた夢に挑み、結婚相手を見付け子供が産まれ…。
しかし人生は順風満帆では無く、離婚を経験し、災害に巻き込まれ、配偶者を無くし、子供の頃に抱いていた夢は断たれてしまう。
そんな人生の起伏にいつも傍に居てくれて手を差し伸べてくれたのは“あなた”だった。
激動の30年。 「3月の31日間」だけを切り取った誰も観たことのないラブストーリー。
物語のラスト(3月31日)、人生の意味に涙する-。(Filmarksより)
【予告】
【詳細データ】
| Filmarks評価 | 3.2 |
|---|---|
| 作品データ | 2020年 109分 |
| 監督 | 遊川和彦 |
| 出演 | 波瑠/成田凌/杉咲花/水上恒司/小澤征悦/黒木瞳/他 |
映画『弥生、三月-君を愛した30年-』のおすすめポイントは、波瑠さんと成田凌さんの繊細な演技が織りなす、30年にわたる切ないラブストーリーです。時代を背景にすれ違いながらも変わらない愛が心を揺さぶる、涙なしには観られない作品です。
運命で結ばれた弥生と太郎の30年を、すべて「3月」のワンシーンだけで紡ぐという脚本がとても斬新ですよね。洋画の『ワン・デイ 23年のラブストーリー』に近い雰囲気も感じられます。
昭和生まれの自分にとってもどこか懐かしく、2人が昭和、平成、令和と時代を跨ぎ、運命に翻弄されながらも悩み歩いていく姿にグッときます。
主題歌である、波瑠さんと成田凌さんが歌う坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」を聴くと、震災の時テレビCMでも流れていたことを思い出して胸が熱くなります。コロナウイルスの緊急事態宣言がなければ、ぜひ劇場で聴きたかったなと思う1本です。
糸(2020年)

【あらすじ】
めぐり逢う、ふたつの物語。
13歳、初恋。二人は遠く引き離された。
21歳、再会。過ぎた時間は取り戻せなかった。
31歳、現在。もし、もう一度だけ、あなたとめぐり逢えたなら…。
人は奇跡のような確率で、誰かと出逢っているー 平成元年に生まれた漣と葵。
すれ違い、遠く離れ、それぞれの人生を歩んできた二人が、平成の終わりに再会を果たす…。
これは、運命に引き離された男女が再びめぐり逢うまでを、 平成という時代の変遷とともに描く、壮大な愛の物語。
平成元年生まれの高橋漣と園田葵。
北海道で育った二人は13歳の時に出会い、初めての恋をする。そんなある日、葵が突然姿を消した。
養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出したのだった。
真相を知った漣は、必死の思いで葵を探し出し、駆け落ちを決行する。
しかし幼い二人の逃避行は行く当てもなく、すぐに警察に保護されてしまう。
その直後、葵は、母親に連れられて北海道を去ることになった。
そのことを知らなかった漣は見送ることすらできないまま、二人は遠く引き離された…。
それから8年後。
地元のチーズ工房で働いていた漣は、友人の結婚式に訪れた東京で、葵との再会を果たす。
北海道で生きていくことを決意した漣と、世界中を飛び回って自分を試したい葵。
もうすでに二人は、それぞれ別の人生を歩み始めていたのだった。
そして10年後、平成最後の年となる2019年。
運命は、もう一度だけ、二人をめぐり逢わせようとしていた…。
(Filmarksより)
【予告】
【詳細データ】
| Filmarks評価 | 3.7 |
|---|---|
| 作品データ | 2020年 130分 |
| 監督 | 瀬々敬久 |
| 出演 | 菅田将暉/小松菜奈/山本美月/高杉真宙/馬場ふみか/倍賞美津子/永島敏行/他 |
映画『糸』のおすすめポイントは、中島みゆきさんの名曲「糸」を基にした感動的なラブストーリーです。菅田将暉さんと小松菜奈さんのリアルな演技が心を打ち、平成の歴史を背景に18年間の愛の軌跡を描き出します。豪華キャストと美しいロケ地(北海道・沖縄・シンガポール)が織りなす人間ドラマは涙なしには観られません。見事な伏線回収や榮倉奈々さんの熱演も大きな見どころです。
珠玉の名曲「糸」というだけで名作の予感がしますが、『弥生、三月-君を愛した30年-』と同様に、2人の歩みが平成の歴史とともに丁寧に描かれています。菅田将暉さんと小松菜奈さんのW主演に加え、榮倉奈々さん、斎藤工さんほか豪華共演陣が集結しています。
劇中では「糸」や「ファイト」といった名曲がベストなタイミングで流れてくるため、それだけで映画館でグッときてしまい、余韻に浸りながら帰宅したことを覚えています。
この中で、病気と闘う榮倉奈々さんが役作りのために7〜8キロも減量されたのには驚かされました。また、登場するカット数自体は多くないものの、震災から7年が過ぎても津波のトラウマに悩まされている利子(二階堂ふみさん)の演技が今でも忘れられません。物語全体を味わいつつ、ぜひそうした細部の表現にも注目してほしい作品です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
震災をテーマにした映画を通じて、当時の現実や人々の絆に触れることは、
未来へ記憶を繋ぐ大切な一歩です。
二度と悲劇が起きないことを願うとともに、
いざという時の為にしっかり備えましょう。
この記事が作品と出会うきっかけになれば嬉しいです。
それでは今日もありがとうございました!

【映画】に関する他の記事は👉こちら
🎬 U-NEXTで
震災の記憶と人間の絆を描く名作を観る
(31日間無料) 🎧 Audibleで
防災や命の物語を耳から学ぶ
🔍 懐かしい映画のパンフレットや関連書籍を
メルカリで探す





















































引用:映画「かもめ食堂」より












































