一語一会

春になると思い出す1本のペンの話。

 

こんにちは。

今日は「命」のことについて書こうと思います。

35年間生きてると、

たくさんの出逢いもありますが

その分

突然の別れもありました。

春になると聴きたくなるこの曲。

ぜひ、聴きながらでも読んでくれたら

嬉しいです。

AKB48/ 桜の木になろう

 

人には寿命というものがあるけど

これまで私は友人を3人失っています。

1人は事故で 2人は病気で。

その中で今日は1人。

中学時代の同級生の話をします。

その子は、20歳の成人式を迎える前に

拒食症で亡くなりました。

全然スタイルもいい子だったのに

食べると、吐いてしまう日々が続いていたそうです。

成人式の約1ヶ月前。

大学の授業中。

携帯のバイブがなって、

成人式の二次会の話かな〜

なんて思いながら携帯を開くと、

彼女が亡くなった報告と

お葬式に日程が載っていました。

はじめ

「え?」

って感じで状況がのみ込めず

そこからの授業は

上の空でした。

 

全然実感がなくて、、

 

千葉から地元に帰って

母の車で地元に入った時。

その子のお葬式の会場前を

通った時、

彼女の名前が見えて

あ、本当なんだと…

と強く実感したのを覚えています。

みんなで成人式

笑顔で集まろうね!

 

なんて言ってたのに。。

 

お葬式前夜にも

何人かの同級生と

久しぶりに電話で話たんだけど

みんな高校、大学と

進路がバラバラになってて

全然連絡取り合ってなかったから

もっとお互い近況報告しろよ!

っていうメッセージなのかな。

なんて話して。

 

で、その子に最後何か

できることはないかって考えて、、

出棺の時に、クラスの思い出の曲だった

Kiroroさんの Best Friendを

流してもらいました。

 

Kiroro /Best Friend

 

 

お葬式当日。

中学時代の友達が

みんな集まって

成人式に

笑顔で集まるはずだったのに

本当に悲しかった。

成人式で着るはずだった

着物姿の彼女の写真が

(前撮りだったかな。)

笑顔でまた切なかった。

 

なんの許可もなく

色紙を用意して、

みんなにメッセージを

書いてもらって

棺に入れさせてもらったんだけど。。

 

 

その後

家に帰ってきたら

10以上あったペンの中で

1本だけペンが無くなってて。。

 

それもまたなんか

ずっと忘れないでね。

っていうその子の

メッセージのようにも感じて

春になるとふと。

そんなことを思い出します。

 

 

社会人になって

多忙な毎日が続いて

ついつい

『あ〜疲れた。死ぬかも』

なんて口癖をしちゃうこともあるけど

 

 

あなたが虚しく過ごしたきょうは、

昨日死んでいったものが

あれほど生きたかったと

願ったあした。

 

『今日』という日は迎えたくても

それを迎えることができなかった人たちにとっての

『今日である』

我々はその『今日』を生かしていただいてる。

 

こう思うと。

なんか

頑張ろうって素直に思う。

 

生きているということは誰かに借りをつくること

生きてゆくということはその借りを返してゆくこと

一永六輔

 

なんていうか

自分含め、いつ死ぬかなんて

誰もわからないけど

とりあえず、命を大切に

悔いのない人生を送ろうね。

 

なんて思った3月30日でした。

 

それでは

また〜

モーニング娘。 歩いてる

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