🎥映画

やっと気づいた。僕は机に向かう人が好き。 映画「ルックバック」感想

\この記事は5分くらいで読めます/

 

聞いて‼️聞いて‼️

今日の鑑賞作品はこちら🍿

 

🎬 ルックバック

 

   

 

 

あらすじ

学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。
クラスメートからは絶賛を受けていたが、
ある日、不登校の同級生・京本の4コマを載せたいと先生から告げられる…。
二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思い。
しかしある日、すべてを打ち砕く出来事が…。
胸を突き刺す、圧巻の青春物語が始まる。
(YouTubeより)

予告

キャスト

 
藤野:河合優実  
京本:吉田美月喜
 

ルックバック 舞台挨拶

ルックバック 主演2名インタビュー

感想

 

なんでだろう?この作品を観て率直に思ったのが

とにかく時間を忘れて春夏秋冬机にかじりつく主人公藤野の後ろ姿が好き。

ってこと。

 

で、

まだ自分が小学生の頃、自分専用の勉強机を持てた時の喜びをふと思い出して

なんでかな?
一畳分もない小さいなスペースだったけど、なんか妙に嬉しかったな。

本読んだり、宿題したり、絵を書いたり、、ゲームボーイしたり、、

今ブログを書いてるのもそうだけど、机に向かって何かに没頭してる時間

自分は好きなのかな。

 

    

好きな事って、時間を忘れるほどずっとしてても苦じゃなくて

それが褒められたり、何か達成感を得られた時の喜びは何よりも幸福感に包まれるし、

 

 

だから、ちょっと脱線するけど、、、

スタジオジブリ作品の「耳をすませば」も好きなのかも。

物語を書いたり、バイオリンを作ったり何かモノづくりに熱中してる人が

魅力に感じるのかも。

 

最新作「君たちはどう生きるか」もそうだし、、、

 

さて、ルックバックの話に戻して

物語は学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野さんが主人公。

幼少期に、なにげないことがきっかけで好きなことを見つけて

それが、家族やクラスメートから褒められた記憶って案外ずっと記憶に残ってって、

自分も小さな田舎町に住んでたから、

子供の頃は何か人より、ちょっと出来たり、褒められたりすると

ちょっと得意げに自慢したりしていたこともあって、、照

だけど・・・世界は広くて、上には上がいて、

自分の凡人さにがっかりして挫折してなんてことあったな~なんて

藤野さんと自分を重ねてみたりしてました。笑

 

 

ほとんどの人は、そこで諦めておわるんだろうけど、、、

とにかく書いて、書いて、書きまくって・・・

努力して、腕を磨いて。

藤野さんは不登校の京本さんと出逢って

「絵を描くこと」という共通の趣味を通して、交流を深めて

相手の能力を認めて、、2人に連載に挑戦する。

 

挑戦するのって年齢に早いも遅いもなくて、、、

あの学生時代の2人のやりとりは、まさにキラキラした

青春でいきいきと描かれて良かったし、

田舎道をズンズン歩いていくところとか、、

同じ景色でも、仲間ができたり、目標ができると

何げない日常が色づく

その感じが描かれていて良かった。

不登校だった京本さんにとっては、

藤野はスーパーマンみたいな光の存在で

外に出るきっかけにもなったわけで、一生の宝物のような日々だったろうな。

とも思うし、

もし同じような境遇な人にとっては

「学校がすべてじゃない」

好きなものを突き詰めていけば道が開けるなんて

メッセージを受け取ったりしました。

 

でも、、、今作は

アニメーションのきれいなファンタジー話で終わるのではなく

人生そう甘いものではなくて、

なんていうか「好きなこと」ってやっぱ仕事にしていくと

嫌な面も見えてきて、最悪嫌いになりそうだから

趣味にとどめておく方がいいのかな?って個人的思ったりもしてて。。

 

だから、、漫画を描くことを仕事にするってことは

やっぱり、面白いものを書いて、数字として売り上げを伸ばして

残結果をださないといけないわけで・・・

おまけに、、京本さんにあんなことが起きるなんて衝撃だったし

そこを描くのが驚きだった。。。

 

 

この映画の

 キャッチコピーにある通り、どんなことが起きても、生きる為に

自分ができる事。

「描き続ける。」しかないという押山清高監督の

覚悟や決意なんかも感じて

58分という中編映画なのに、すごい満足感を得られて

観終わった後の余韻がやばかった。

 

 

 

京本さんに起きたことって、、

おそらくあの事件のことだと思うし、、

風化させないこと。

犠牲にあった方とご家族への深い追悼の意とか

が込められてるのかなって思って、、

 

だから主題歌

「Light song」 by haruka nakamura うた : urara」

が讃美歌のような響きを持ち

祝福と贖罪、そして赦しに満ちた感じなのかも。。。

なんて感じた。

 

とにかくAmazonプライムで観れるので

色んな人に見てほしいな。。。

Amazonプライムで観る!

 

あ、作品中に魔女の宅急便のキキの実家っぽい

絵画が出てきたような気がしたけど・・・

見間違いかな?笑

“魔女の宅急便”の好きな台詞もう何回観るんだよ!スタジオジブリの魔女の宅急便の好きな台詞について書きました。...

おわり

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